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滋賀県

「石田三成」が生まれ育ち、関ヶ原からも帰ってきた故郷・湖北、道の駅「近江母の郷」にて(トイレ○仮眠○休憩○景観◎食事○設備○立地○)

石田三成は、1560年(永禄3年)坂田郡石田村(現・長浜市石田町)に生まれ、関ヶ原の戦い西軍大将として敗れたあと処刑された1600年(慶長5年)10月1日までを生きた戦国武将です。 三成は、豊臣秀吉のもとで戦乱を治め、世の中の平和を実現しようと太閤検地など多くの政策に携わり、制度を整えていった時代の立役者でした。 そして、最後まで豊臣家に忠義を尽くし、秀吉の死後、天下を狙った徳川家康と対立。天下分 […]

道の駅「草津」にて。「立命館」の大学拡大主義の時代錯誤に物申す(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事◎設備◎立地○)

受験シーズンということで、少子化と大学の在り方について思うところを書きました。最初に結論を申し上げておくと、国力低下と少子化の中、大学は「質的向上」こそ必要であり、立命館大学に代表される時代錯誤の「量的拡大主義」は補助金(税金)の無駄遣いであるとの問題提起です。 立命館大学の2023年度一般選抜の受験者数は88,849名、合格者数は33,404名、競争率は2.7倍でした。2024年度の一般選抜の志 […]

「骨肉の相続争い」なく三兄弟がうまくやっている「岡喜商店」と、すぐそばの道の駅「アグリパーク竜王」へ(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事◎設備◎立地○)

私は、経営コンサルタントの仕事を65歳で「現役引退」しました。元気だし、今も音楽関係とコピーライティングの仕事は少しやっていますが。 経営コンサルタントと言っても中小企業専門。中でも「3代で潰れる」という定説がある「世襲会社」の経営サポートが専門領域でした。世襲会社はだいたい恐ろしくケチ(笑)なので、能書き無用、「結果を出してナンボ」の業務委託契約を結んでの真剣勝負でした。 1つの会社に最低3年間 […]

近江聖人「中江藤樹」にあやかりたいと、「アドベリー」実る道の駅「藤樹の里あどがわ」へ(トイレ◎仮眠△休憩○景観△食事○設備◎立地○)

「私たち人間は、誰もが「愛敬」の心を持って生まれてきます。そのことを忘れず、常に意識して言動に現れるようにしていると、人は人らしく生きられる。そう思いませんか?」「私利私欲や個々のこだわりがあるのも人間です。だからこそ、謙虚に。和やかな顔で、思いやりのある言葉で、やさしく相手を見て、相手の気持ちに耳を傾け、そして思いやることを意識し、誠意をもって人と接することが大切です。そう思いませんか?」 そう […]

西近江路の途中、見るだけの道の駅「しんあさひ風車村」へ(トイレ✖️仮眠✖️休憩✖️景観◎食事✖️設備△立地○)  

西近江路(にしおうみじ)は、近江国(滋賀県)から越前国(福井県)へと通じる旧街道です。 起点は大津の札の辻。そこから琵琶湖岸を北上して海津町へ向かいますが、ここまでの距離は68km程度。そして海津からは七里半越えを経て、敦賀へと通じています。 近世の宿場としては大津宿・札の辻(大津市札の辻)~衣川宿(大津市衣川)~ 和邇宿(大津市和邇中)~木戸宿(大津市木戸)~北小松宿(大津市北小松)~河原市宿( […]

新田義貞の妻・勾当内侍の墓参りから、彼女が身を投げた琵琶湖そばの道の駅「びわ湖大橋米プラザ」へ(トイレ○仮眠△休憩◎景観◎食事○設備◎立地○) 

勾当内侍は、本来宮中で天皇に仕える女官のうち、「掌侍」という律令制における女官の1つである役職名だが、後醍醐天皇に仕え、天皇のはからいで新田義貞の妻となった長橋の局と呼ばれる女性をそう呼んでいます(本名は不明)。 夫の新田義貞はご存知、鎌倉時代末期の混乱の世に立ち上がり、後醍醐天皇方として幕府滅亡から建武新政発足において歴史の表舞台で活躍した武将です。清和源氏の八幡太郎義家を遠祖として興り、上野国 […]

源義経で有名な道の駅「竜王かがみの里」から「観音寺城の戦い」へ(トイレ△仮眠△休憩○景観△食事△設備○立地○) 

「観音寺城の戦い」は、何度もありました。まずは「応仁の乱」のとき。観音寺城をめぐり3度にわたって攻城戦が展開されました。応仁2年(1468)の2度にわたる「第一次・第二次観音寺城の戦い」は、いずれも六角高頼が居城とした観音寺城は京極氏に攻められて開城または落城。近江守護を解任された六角高頼は、翌年には観音寺城を修築して再防備を行い、「第三次観音寺城の戦い」では今度は京極軍を撃退。リベンジに成功して […]

道の駅「塩津海道 あぢかまの里」にて「光る君へ」再放送?(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地◎) 

『光る君へ』は、2024年1月7日から12月15日まで放送されたNHK大河ドラマ第63作。平安時代中期の貴族社会を舞台に、世界最古の女性文学といわれる『源氏物語』を執筆した紫式部の生涯を描きました。主人公の紫式部は、長徳2年(996年)に父・藤原為時が越前武生の国守に赴任することになり父とともに越前に向かいますが、その道のりは「塩津海道」。塩津浜を経由して敦賀を目指しました。 式部は道中のさまざま […]

道の駅「アグリの里 栗東」のすぐ東側「天保義民碑」へ(トイレ△仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地○) 

令和の米騒動とも騒がれた、今年起きた米不足。いまあらゆるモノの価格が上昇していますが、米の値上がりとその根本原因となる米不足は、私にはかなり深刻な事態に思えます。現在の米不足の原因として、海外客による日本食のインバウンド需要の急激な増加といった微少な要因も語られますが、根本原因は「異常気象」です。 米どころの北・東日本では春~秋の季節平均気温が3季連続でかつてなかった高温となり、新潟県や秋田県など […]

てんびんの詩の「五個荘」へ。最寄りの道の駅「あいとうマーガレットステーション」から!(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事◎設備◎立地○) 

滋賀県といえば、琵琶湖。そして、河川や山など豊かな自然を想起する人が多いでしょう。しかし、滋賀県は古くから商人が活躍してきた土地でもあり、滋賀県生まれの商人は「近江商人」と呼ばれ、今も商いの世界で「特別視」される存在です。 令和の時代も営々と続く大企業が生まれたことも「特別視」される理由の一つでしょうし、「平和堂」のしぶとい経営も「特別視」に値します。近江商人が活躍した理由として、「他の土地と行き […]

大好きな「彦根城」へ。最寄りの道の駅「せせらぎの里こうら」から!(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事◎設備○立地○) 

「彦根城」は、国宝に指定された5城のひとつです。1622年(元和8年)に建てられたこの城は、天守閣から琵琶湖を一望でき、城の造形美と高い軍事的機能を併せ持つ名城として名高いのですが、徳川将軍家の威武を示すために豪奢な造りになったとされ、1604年(慶長9年)に着工してから完成までにおよそ20年もの歳月が費やされています。 戦国時代まで近江国(現在の滋賀県)の主要拠点は佐和山城でした。佐和山城は豊臣 […]

道の駅「奥永源寺渓流の里」から「永源寺」、そして「湖東三山」へ!(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備△立地△) 

名神高速道路の八日市ICから国道421号線を通って東に17km、 或いは東海環状自動車道の大安ICから国道421号線を通って西に19km、 滋賀県南東部の旧永源寺町(現東近江市)に道の駅「奥永源寺渓流の里」があります。 本駅までの道中は、どちらのインターからアクセスしても最初の数キロは民家があり、田畑も広がる景色です。ところが、やがて田畑などは一切無くなって、ひたすら山林の中のドライブになります。 […]

道の駅「くつき新本陣」のランチバイキングがあまりにすごい!(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事◎設備△立地△)

京都市下京区から福井県若狭町までを結ぶ国道367号線の、ちょうど中間点付近、滋賀県湖西の山中に、道の駅 「くつき新本陣」があります。 正確には、滋賀県北西部の旧朽木村(現高島市朽木)。 近隣に高速道路は走っていません。しかし高規格道路の琵琶湖西縦貫道路の鴨ランプからは県道23号線を通って北西に17kmの距離なので、特段アクセスが不便という場所ではありません。 とはいえ、相当の田舎です。農作物直売所 […]

道の駅「マキノ追坂峠」からメタセコイア並木へ!(トイレ△仮眠△休憩○景観◎食事○設備△立地○)

追坂峠は北陸自動車道の木之本インターから16km走った標高163mの所にあります。途中、琵琶湖からの高低差がまだ80m程度のところで遮るものがなくなり、わずかの間ではありますが奥琵琶湖を見下ろすことができます。 その倍の高さまで登ると道の駅「マキノ追坂峠」があるのですが、この滋賀県高島市の国道161号が超える追坂峠の高台にある道の駅の展望デッキにはぜひ上がりましょう。 ここからは、木々が生い茂る山 […]

道の駅「湖北みずどりステーション」から琵琶湖に沈む夕日を!(トイレ○仮眠◎休憩○景観◎食事○設備△立地◎) 

道の駅「湖北みずどりステーション」は長浜市の湖岸道路沿いにあり、この湖岸道路沿いは琵琶湖の湖面に映える幻想的な夕日を見ることができる絶景スポットとして有名です。湖岸道路は信号が比較的少なく、概ね快適なドライブを楽しめますが、特に長浜市内を走る湖岸道路や豊公園から見える夕日は、「日本の夕陽百選」に選ばれているほど美しい。 では、なぜこのあたりから見る夕日が美しいのでしょうか。 日本最大の淡水湖・琵琶 […]

「姉川の戦い」があった場所、道の駅「浅井三姉妹の里」へ(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事○設備◎立地○) 

戦国時代。武勇に優れた武将達が天下を目指し、大半が夢破れて散っていった、日本史の中でも激動の時代の一つです。 名将の伝説は数多いですが、その一方で家族を戦場へ送り出す女性達にもドラマがありました。「浅井三姉妹」(あざいさんしまい)と呼ばれる3人の女性達は、戦国時代に生きた女性達のなかでも際立って語り継がれてきた存在です。 「浅井三姉妹」とは、戦国武将・浅井長政と、その正室「市」の間に生まれた3人の […]

懐かしの「比叡山」へ。道の駅「妹子の里」から25年ぶりに向かった(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事○設備◎立地○) 

この写真は、ちょうど25年前(1999年)の秋、父母を誘って、比叡山に家族で紅葉狩りに出かけたときの一枚です。 このとき、鐘をついている私の親父はまだ60代(69歳)で、親父のことを見上げている娘は2歳。そして私は働き盛りの41歳でした。 一言で25年間と言っても、それはそれはいろいろなことがありました。娘は成長して大人になり、今や東京で社会人生活。人生のピークへとまっしぐらです。逆に親父は老い、 […]

百名山「伊吹山」へ、道の駅「伊吹」から向かう!(トイレ○仮眠○休憩◎景観✖️食事○設備○立地△)

伊吹山は日本百名山のひとつで、標高は1377m。言わずと知れた滋賀県最高峰の山です。古くは山頂からの景色は「古事記」及び「日本書紀」にも記されており、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の伝説にも登場します。 そんな伊吹山の紅葉はさぞ美しかろう。調べてみると、標高差の気温の違いによって伊吹山の紅葉の時期はかなり長く、10月中旬頃に山頂から徐々に色づき始めて、11月の中旬頃にかけてゆっくりとふもとまで下 […]