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静岡県

徳川家康も崇敬した遠江国の守護神「小國神社」」からの、道の駅「いっぷく処 横川」(トイレ○仮眠○休憩△景観○食事○設備○立地◎) 

遠江国の守護神「小國神社」は、創建から1470年。徳川家康をはじめ、朝野の崇敬を集め、人々から「遠江国の守護神」として国土開発・諸業繁栄・商売繁昌・家内安全・縁結びなど古くから篤い信仰を集めてきた。祭神は大己貴命、ご存知「大国様」だ。 「大国主命(おおくにぬしのみこと)」とも呼ばれ、神話の中でも「因幡の白うさぎ」はよく知られており、赤裸にされたうさぎを助けられた心のやさしい神様である。大己貴命は「 […]

願い事が“ことのまま”に叶う言霊のお社「事任八幡宮」へ、道の駅「掛川」から(トイレ○仮眠○休憩△景観○食事○設備○立地◎) 

「言霊」とは、「ことだま」と読み、言葉に宿ると信じられている霊力のことだ。 言葉には、発せられた内容通りに現実世界に影響を与える力があると考えられていて、具体的には、良い言葉を発することで良いことが起こり、不吉な言葉を発することで悪いことが起こるのだと。 真偽のほどはともかく、少なくとも言葉にすることで自分の願いが具体化され、叶えるために自分がすべきことを考え、行動を変えるきっかけになることは確か […]

東海有数の名瀑と名高い「宇嶺の滝(別名「お君の滝)」へ、道の駅「玉露の里」から(トイレ△仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地○) 

県道32号線を車で北上することおよそ30分。 藤枝市の北部、高根山のふもとに近づくと蔵田観光駐車場が見えてきて、そこを右折して1㎞ほど走ると「宇嶺(うとうげ)の滝」と書かれた石碑がある。 そこから歩いて遊歩道を下っていくと、滝の轟音が次第に大きくなってくる。 落差が70mあり、水量が豊富で東海の名瀑として知られていて、悲恋の伝説から、別名「お君の滝」とも呼ばれている「宇嶺の滝」の音だ。 「お君の滝 […]

伊豆の最南端「石廊崎」の断崖絶壁「伊豆七不思議」の伝説へ、道の駅「下賀茂温泉 湯の花」から(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事△設備○立地○)

伊豆の最南端「石廊崎」の断崖絶壁に、突如現れる神社が二つある。石室神社と、熊野神社だ。 特に石室神社は、写真のように、切り立った断崖の岩と岩の間にすっぽりと収まっているような不思議な造りで、よくこんなところに建てられたものだと驚くほかない。 今から1300年以上前に建てられた歴史のある神社で、現在の社殿は明治34年(1901年)に再建されたものだ。祀られている神様は「伊波例命(いわれのみこと)」。 […]

10種類以上の桜が五月雨式に咲く花の寺「松月院」へ、道の駅「マリンピア伊東」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地◎)

桃源山松月院は、静岡県伊東市湯川に境内を構えている曹洞宗の寺院である。 道の駅「マリンピア伊東」のすぐ裏(西)、標高700mほどまで駆け上がったところに位置する。 松月院は山の中腹にあるので、伊東市街を一望できるほどの眺望を誇る。珍しい早咲きのヒガンザクラやオオカンザクラ、コヒガンザクラなど10種類以上の桜が庭園に植えられており、通称「桜寺」「花の寺」として有名だ。遅咲きのショウゲツザクラも、花見 […]

道の駅「開国下田港」にて、170年前の「開国」を想う(トイレ○仮眠✖️休憩△景観○食事○設備○立地△)

日本が鎖国政策をとっている間、欧米諸国は近代国家への歩みを急ピッチで進めていた。イギリスにおける18世紀から19世紀前半にかけての産業革命は他のヨーロッパ諸国やアメリカにも及び、列強各国は植民地の獲得競争に乗り出し、その矛先はアジアにも向けられていた。18世紀末から19世紀はじめにかけて、ロシア船やイギリス船が、日本近海に来航し、鎖国の扉を叩こうとしたが、幕府は頑なに鎖国政策を堅持した。 しかし、 […]

♪あな〜たと〜、越え〜たい〜!「天城〜越〜え〜」♪は、道の駅「天城越え」から(トイレ○仮眠△休憩◎景観○食事○設備○立地◎)

私の弾き語りの十八番として愛してやまない、石川さゆりの“天城越え”。 伊豆半島の中心に位置する観光地・天城は、浄蓮の滝を始めとする数々の滝や、ワサビ、いのしし等でお馴染みだ。またこの天城は、伊豆半島の南北を結ぶ難所としても有名。さらに、川端康成の「伊豆の踊り子」でも、主人公の学生と踊り子が出会ったのも天城越えの最中だった。 “天城越え”とは、温泉街・湯ヶ島をスタートし、“浄蓮の滝”を経て、標高70 […]

明治時代の「伊豆三聖人」を訪ねて、「道の駅 花の三聖苑伊豆松崎」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地△)

道の駅「花の三聖苑伊豆松崎」は、伊豆半島の松崎町にあり、明治時代の建物が遺された貴重な場所だ。明治当時の雰囲気が味わえるだけでなく、美しく整えられた花が楽しめるという魅力もある。 地元の人曰く交通の便が悪いところがこの道の駅の最大の特徴らしい。 確かに、一番近い高速道路のインターチェンジ(東名高速道路の沼津IC)から、 どんなルートを使っても下道を70キロ以上走る必要がある。 私は伊豆半島の真ん中 […]

日本一深い湾「駿河湾」の絶景と深海グルメ。深海魚の聖地・道の駅「戸田(へだ)」へ(トイレ◎仮眠△休憩○景観○食事○設備◎立地○)

日本列島のほぼ中心、静岡県の中部に位置する「駿河湾」。 伊豆半島南端の石廊崎と西側の御前崎の端と端を線で結んだ海域が湾口になっていて、開口部は約56キロメートル、奥行きは約60キロメートル、表面積は約2300平方キロメートルにおよぶ。湾内はフィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界「駿河トラフ」に位置していることから、最深部は水深2500メートルにも達し、“日本一深い湾”として知られている。 […]

西伊豆スカイラインの桜、走りながら淡い色で見える富士山。アクセスは道の駅「伊豆月ヶ瀬」から(トイレ◎仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地○)

賑やかな東伊豆に比べ、少し落ち着いた風情のある西伊豆エリア。 蒼く澄んだ海と夕陽が美しい西伊豆の地には、一度は見に行きたい景色が数多くあると言う。 そんな素晴らしい景色が連続して現れるのが西伊豆スカイライン。伊豆市土肥峠から達磨山・伽藍山を通り抜け、戸田峠まで標高800~900メートルの稜線上を走る総延長約10・8キロの山岳観光道路だ。 全長は約10.8km。標高900m前後を走る比較的アップダウ […]