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2026年3月

ノンフィクション「かもめのDNA」第10話「R80平尾勇司のDNAが、一体どれだけ多くの弟子たちに受け継がれたのか問題について」

1990年台後半の日本は、金融機関の破綻が続く一方で、ネット企業が登場しはじめ、リクルートでも紙からネットへ、ペーパーレスの情報提供への移行がテーマになっていた。 雇用面では非正規雇用者数が徐々に拡大。 従来と異なるキャリア観を持つ人々も増加しつつあった。 一方、労働人口の減少も目前に迫り、主婦等の労働力も求められるようになっていた。 非正規雇用者ニーズへの対応としては、リクルートグループとしては […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第9話「HRの鬼と、ホットペッパーの神とは同一人物。その平尾勇司がリクルートを変えた。」

私は、死ぬまでに一度でいい、関一郎さんと再会したい。 お聞かせいだだきたいことが三つある。 一つは、「かもめのDNA」に深く関わり続けてきたご自身の人生だ。 自らリクルートの急成長の主役であり、理不尽にも背負った巨額の負の遺産を見事にすべて片付けて、そして恩師江添の判決確定までをも見届けた人物として、リクルートを語っていただきたい。 二つ目は、リクルート最大の危機に際して新しい人事コンセプトによっ […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第8話「選択定年制で水を得た魚のごとく大海に泳ぎ出た中澤さかなの人生は、元リク人生設計のお手本かもしれない」

第8話も、第7話の主人公・リクルートに10年いた絹谷公伸に続いて、リクルートに20年いて外に出て通用する強烈な力を身につけたあと、その後同じ20年をさらに素晴らしい人生として生き、リタイアしてから最もやりたかったことを手に入れた、すばらしき元リクの物語だ。 R80、つまり1980年リクルート入社の中澤さかな(本名:等)は、私の新人時代は東京でいい仕事を連発する憧れの存在だった。 私の倍の20年間リ […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第7話「バブルート崩壊。債務減らし人減らしと、次のステージに飛び出した絹谷公伸の、win-win」

1991年の秋に私がリクルートを辞める時には同じフロアで働いていたR83村井満が、急遽全社の人事部門に異動になったのは、1992年のことだった。 求人分野の広告は不掲載という会社も増え、リクルートに教育トレーナーなんてやってもらいたくないという不買運動に近いようなことも起こって、リクルート事件が長期化の様相を呈してきたことはじわじわとビジネスに影響し始めていたが、何よりバブル崩壊による経済の冷え込 […]