CATEGORY

香川県

「丸亀城」の石垣修復現場、道の駅「恋人の聖地うたづ臨海公園」で、おひとり様。それが何か?(トイレ○仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地○) 

香川県丸亀市にある国の史跡、丸亀城は、本丸の周りを二の丸、その周りを三の丸が囲む輪郭式の平山城です。日本一小さな現存天守を持つ城として知られているほか、高さ日本一という石垣の美しさから「石垣の名城」「石の城」としても有名です。 その丸亀城の石垣が、2018年7月7日の西日本豪雨とその後の台風で、城の南西側の「帯曲輪」と「三の丸」の石垣が2度にわたって大崩落しました。6年以上が経ち、2024年8月か […]

香川氏が逃げ出した「天霧城」から、三豊市が投げ出した道の駅「ふれあいパークみの」へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事△設備◎立地△) 

「天霧(あまぎり)城」は、香川県善通寺市・多度津町・三豊市にまたがる山城です。 14世紀後半に讃岐守護・細川氏の被官として入部した香川氏は、多度津・本台山に常の居館を構え、詰めの城として天霧城を築きました。香川氏は相模国香川荘出身の鎌倉景政の後裔ともいわれ、西讃岐に勢力を広げ、讃岐13郡のうち6郡を支配するまでになりました。 永禄元年(1558)香川之景が当主の時、天霧城は三好長慶の弟・実休により […]

2つの「高松城」から、高松空港近くの道の駅「香南楽湯」へ(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事○設備◎立地○) 

高松城は、天守閣は失われているものの、今なお高松市のシンボルです。 海に面している「海城」であることが高松城の大きな特徴で、愛媛県の今治城、大分県の中津城と並んで「日本三大海城」の一つに数えられています。 現在は海側に道路が通っていますが、かつては城壁が海に直接面していたとされており、実際に城内を散策していると、瀬戸内海との近さがよくわかります。 この辺り一帯は当時、香東川の河口から海に繋がるデル […]

道の駅「しおのえ」から「イクサ酷道」を南下して宍喰温泉へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備△立地◎) 

全国にはおよそ「国道」という名称にそぐわないような、細くて狭い、そして荒れた国道が稀に存在します。このような酷い状態の国道は「酷道」と漢字を当てられ、私のようにそれを好んで走る変わり者も一定数いるのですが、四国の内陸部はその“宝庫”です。 四国の酷道として最も有名なのは、徳島県から四国山地を横断し高知県に至る総延長約350kmの国道439号、通称「ヨサク」。路線が恐ろしく長いのに酷道区間多すぎ、2 […]

「大久保諶之丞」がつくりし道を走って、生誕の地「たからだの里さいた」の露天風呂へ(トイレ△仮眠◎休憩◎景観○食事○設備○立地◎) 

「笑わしゃんすな百年先は 財田の川から川舟出して 月の世界へ行き来する」。 これは、大久保諶之丞が雄大な将来を歌った都々逸です。 道の駅を止まり木に、日本全国を旅していますと、私たちはこの国を縦横無尽に走る道路を当たり前のように利用させていただいているのですが、せめてこれらをつくた先人の尽力を知って感謝することを忘れてはならないと思います。 長い間、狭く険しい山道だけしかなく、そのため経済や文化の […]

「宮武外骨」と「讃岐うどん」を生んだ「滝宮」の新人「冬採れいちご」(トイレ◎仮眠○休憩○景観○食事◎設備◎立地○) 

今年も、偉大な先人が何人もこの世を去りました。あくまで「私的には」断りが必要ですが、「編集工学」を提唱して編集者、著述家として多方面で活躍し、独自の視点で日本文化を論じた松岡正剛さんのご逝去がもっとも残念で、今年もっとも衝撃を受けたことでした。正剛さんについては今さら紹介する必要もないでしょうからごく手短に。 「早稲田大文学部中退。1971年に科学と芸術を融合する雑誌『遊』を創刊、1981年に編集 […]

「富田茶臼山古墳」へ、道の駅「みろく」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事◎設備△立地○) 

富田茶臼山古墳は、香川県の東部、長尾平野の東端に位置する四国地方最大の前方後円墳。南方の讃岐山脈(阿讃山脈)から派生した低丘陵の縁辺部に立地し、丘陵の稜線に直交するように前方部を西方に向けて築造されています。後円部に立つと長尾平野が一望でき、弘法大師ゆかりの五剣山や、高松平野との結節点に聳える白山を遠望することができます。 古墳の北側には津田川が流れ、蛇行しつつ東流して播磨灘に開く津田湾に流入して […]

道の駅「津田の松原」のうどんは最高!幸せ気分で松原からの「雨滝城」へ!(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事◎設備○立地○) 

道の駅 津田の松原」は、高松自動車道の津田東ICから国道11号線を西に3km、 あるいは高松自動車道の津田寒川ICから県道37号線→国道11号線を通って東に3km。香川県北東部の瀬戸内海に面した旧津田町(現さぬき市津田町)にあります。 この駅は、一つの建物の中に物産館とうどん店が同居しています。 入口は別々で、中央付近に物産館の入り口、右端にうどん店の入り口があります。 かつては物産館が8割、うど […]

道の駅「源平の里むれ」からは、「総門跡」からの「屋島」に行くっきゃない!(トイレ○仮眠○休憩○景観◎食事○設備○立地◎)

源平合戦の古戦場として知られる「屋島」は、高松市街から東に進んだところにあります。遠くからみると、島にそびえ立つ山がまっ平らな屋根みたいになっていることから、「屋島」という名前がついたそうです。ここは溶岩台地で、山上からは波穏やかな瀬戸の海と一体となった高松市街や瀬戸内の多島美が一望できます。山上には四国霊場第84番札所の「屋島寺」や世界的にも珍しい山頂の水族館「新屋島水族館」などがあり、屋島スカ […]

道の駅「瀬戸大橋記念公園」にて、二人の「聖通寺城主」の明暗を考える(トイレ○仮眠△休憩○景観◎食事△設備○立地◎)

仕事で大失敗し、惨めな思いをした人はたくさんいるでしょう。私ももちろんその一人です。失敗から学べと人は言いますが、それが「大失態」となると、昔なら改易(かいえき=罪科や不祥事などによって官職や身分、領地などが没収される刑罰)、今なら懲戒解雇や大降格人事みたいな処分を食らうわけですが、こうなると同じ会社で挽回することは難しいということはありますよね。 香川県と岡山県を結ぶ瀬戸大橋の、香川県側の最後の […]

お遍路さんの最後の休憩所?道の駅「ながお」のある「前山の里」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観△食事△設備△立地○) 

国の中心地から遠く離れた四国は、古来より様々な修行の場であり続けてきました。讃岐に生を受けた弘法大師・空海もたびたび四国の地で修行され、八十八ヶ所の寺院などを選んで四国八十八ヶ所霊場を開創されました。「遍路」とは、1200年前に空海が修行したその88の霊場を巡礼することで、お遍路する人のことを「お遍路さん」と呼びます。写真は、四国遍路八十八ケ所の最後の札所となる大窪寺に向かう道に設けられているお遍 […]

道の駅「空の夢もみの木パーク」にて。二宮忠八の空への想いに感動!(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備△立地○) 

飛行機の祖、二宮忠八の記念館を併設 高松自動車道の善通寺ICから国道319号線(途中から国道32号線併用区間)を南に12キロ、 香川県西部のまんのう町に本駅「空の夢もみの木パーク」はある。 この国道32号線は、もみの木の群生から「もみの木峠」と名付けられたその峠沿いにある道の駅なので、「空の夢もみの木パーク」と名付けられたそうです。 でも、なぜロマンチックな「空の夢」という言葉が「もみの木」にくっ […]