CATEGORY

愛媛県

中四国最大級の末っ子の道の駅がたった数kmの至近距離に。親である観音寺市に見捨てられる道の駅「とよはま」と道の駅「ことびき」

愛媛県観音寺市に今ある道の駅「とよはま」と、道の駅「ことひき」とは、10キロほどしか離れていません。そのちょうど中間点には「ちょうさ会館」という観音寺市の施設があるのですが、観音寺市はこの周辺の場所に、間近にある2つの道の駅に割り込むようにして、しかもなんと中四国最大級となる新しい道の駅「かんおんじ(仮称)」をおっ建てて、3年後の令和10年度中に開業する計画を進めています。 計画によりますと、「観 […]

道の駅「マイントピア別子」にて「別子銅山」の人災に懲りない「住友金属鉱山」の拝金主義を考える(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地◎) 

別子銅山は、関東から九州へと抜ける日本最大級の大断層「中央構造線」のやや南に位置します。中央構造線の北と南の地質は、地質学的にまったく異なり、約一億年前に両者がぶつかる形で中央構造線が形成されました。 そのとき発生したエネルギーが地下で激しい火山活動を促し、マグマの熱で変成してできたのが、「別子鉱床」です。これは、地層の間に薄い層をなす層状含銅硫化鉄鉱床で、世界的にも顕著な形状から「別子型鉱床」と […]

道の駅「今治湯之浦温泉」から「永納山城跡」「世田薬師」へ(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地◎) 

四国初の環境省指定国民保養温泉地である、と聞くと、「湯ノ浦温泉」に行ってみたくなるかもしれません。最初に言っておきますが、温泉としては大したことありません。では何がいいのかと言えば、立地です。 ここは愛媛県の北端、高縄半島の北東部、瀬戸内海国立公園のほぼ中心にあり、前面に白砂青松の桜井海岸、波静かな紺碧の燧灘が広がり、東には遠く石鎚山を臨む優れた景観を有しています。 源泉に、道の駅「今治湯ノ浦温泉 […]

「海賊代将軍」村上武吉の本拠「能島城」から、「村上海賊ミュージアム」へ

瀬戸内海を東西に分断するかのように島々が南北に密集して連なる「芸予諸島」は、一見すると穏やかに見える海況ですが、狭い海峡(瀬戸)にいざ船を進めると、大潮時には高低差3m以上にもなる潮の満ち干きや、最大 10 ノット(時速約 18 ㎞)の潮流が容赦なく襲ってきます。古来より航海者を悩ませてきた海の難所で生きる漁師たちの間では、「船に乗るより潮に乗れ」と言い伝えられてきました。 村上海賊は、このような […]

村上水軍の拠点「因島水軍城」「甘崎城」からの道の駅「多田羅しまなみ公園」「しまなみの駅御島」(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)

南北朝時代から戦国時代にかけて因島を拠点として活躍した村上海賊は、その時代の瀬戸内海の制海権を握っていました。遣明船の警護のほか、水軍を重視した毛利軍について多くの幾つもの合戦に参加してきましたが、1576年、織田信長との大阪木津川口の戦いでは、石山本願寺に兵糧攻めを企てる織田信長の水軍を、毛利勢率いる村上海賊が撃破しています。この戦いでは、村上海賊が自ら考案した「焙烙火矢(ほうろくひや)」を敵船 […]

道の駅「よしうみいきいき館」から、村上水軍の南の拠点「来島城」跡へ(トイレ△仮眠△休憩○景観○食事○設備△立地○)

海上支配のため、来島、能島、因島の三家に分立し、長く瀬戸内を支配した村上氏。来島城(くるしまじょう)は、村上義顕(よしあき)の三男吉房(よしふさ)が分家して来島に入って築いたと云われ、 以降6代160年にわたって続く来島村上水軍の拠点であり続けた、最大潮速時速約20kmの来島海峡のまさに喉元に位置する「海賊の城」です。 村上水軍三家のうち最も四国よりに拠点を構えた来島村上氏は、主家河野氏の内紛に乗 […]

道の駅「伯方S.C.パーク」に車を停めて、村上水軍の拠点「見近城」跡へ(トイレ△仮眠○休憩◎景観○食事○設備△立地○)

和田竜さんの小説「村上海賊の娘」をご存知でしょうか。和田竜さんは、映画化された「のぼうの城」で脚光をあびた人気作家で、「村上海賊の娘」は、2014年に本屋大賞を受賞した作品です。 現在の大阪城がある場所に石山本願寺があった時代に、織田信長が退去を求め、それを拒否する本願寺側との戦(木津川口の戦い)で、本願寺側として戦った村上水軍の娘の活躍と生きざまを描いたもので、芸予諸島をはじめ明石海峡や大阪湾な […]

百名山「石鎚山」へ、道の駅「小松オアシス」から向かう!(トイレ○仮眠○休憩○景観◎食事○設備○立地◎)

愛媛県西条市と久万高原町の境界に位置する標高1,982mの石鎚山は、言わずと知れた日本百名山の一角で、西日本最高峰の山です。より厳密に言いますと、石鎚山は石鎚国定公園に指定されている石鎚山系の一つ。石鎚山系は石鎚山を中心に標高1700m以上の山々が十数座も連なり、東西なんと約50㎞以上に渡って広がっています。もちろん石鎚山こそ山系の中心をなす山なのですが。 石鎚山へのおもな登山コースは、西条市側か […]