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山梨県

八ヶ岳連峰の「三段紅葉」からの、山梨と長野を跨いでの紅葉狩り。道の駅「こぶちざわ」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備◎立地○)   

11月も中旬に入る時期、八ヶ岳の秋はそろそろクライマックスだ。 標高1,000m以下のエリアでもモミジなどは落ち葉の季節になってくると、入れ替わるようにイチョウやカラマツなどが見ごろになる。そして山頂の冠雪が始まればいよいよ有名な八ヶ岳高原大橋からの三段紅葉が見ごろになってくる。 「黄色い橋」の愛称で知られる紅葉の定番スポット、山梨県北杜市の清里・大泉の八ヶ岳高原大橋はまさに今が見ごろ。 落葉も目 […]

甲府盆地の北東方向にそびえる標高1716mの「鶏冠山」、標高2057mの「大菩薩嶺」を迂回する「大菩薩ライン」を走って、秘湯「裂石温泉」へ。

国道411号は、山梨県甲府市から奥多摩を経て東京都八王子市に至る道路だが、このうち山梨側、笛吹市から東京との都県境までの区間は「大菩薩ライン」と呼ばれる。 この愛称は、甲府盆地の北東方向にそびえる標高2057mの大菩薩嶺を迂回するように西麓を駆け上がることに由来するが、大菩薩嶺の北側には標高1716mの鶏冠山も鎮座するため、道はこれも避けるように北麓へとさらに迂回する。この区間はタイトターンの連続 […]

紅葉が見頃を迎えた東京、奥多摩湖へ。道の駅「たばやま」の「のめこい湯」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備○立地○)   

東京西部にある奥多摩には、古里村、氷川町、小河内村の三町村があった(合併して奥多摩と総称されている)。 多摩川を小河内ダムによってせき止めて造られた奥多摩湖は、周囲が45kmあり、貯水量は1億8,540万立方メートルもあって、都民が利用する水の約20%を供給しているという。 冒頭写真は奥多摩湖の水上に浮かぶ、全長220mの「ドラム缶橋」。今はドラム缶状の樹脂を使っているが、昔は本物のドラム缶を利用 […]

「八ヶ岳連峰」の麓に展開する山梨県北杜市が誇る紅葉名所へ。道の駅「きよさと」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備○立地○)   

八ヶ岳南麓を含む北杜市は、標高400mから1,900mの高低差を活かした多彩な紅葉景観が10月中旬から11月上旬にかけて長期間堪能できるが、その紅葉は「渓谷美」「高原の大パノラマ」「湖面への映り込み」という3つの異なる紅葉タイプに大別される。 具体的には八ヶ岳南麓、そして茅ヶ岳、南アルプスの3つに大別され、それぞれ異なる地形的特徴により色づきのタイミングが変化するということだ。 そのすべてを欲張っ […]

富士山に次ぐ、日本第二の標高を持つ「北岳」で紅葉狩り。道の駅「しらね」から(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事ー設備△立地○)   

10月、特に後半は、各地一斉に紅葉シーズンとなる。 特に山梨県には、渓谷が色づく甲府市の昇仙峡や山梨市の西沢渓谷等々、紅葉の名所はそれこそたくさんある。 「南アルプス連峰」だけに絞っても、何日もかけて楽しめるわけで(実際、私はどこを選ぼうが見頃である10月下旬を選んで、山梨は南アルプス連峰の「個人的トップ3」の紅葉狩りへ行ってきたが、ガッツリ登ったりはしない私でも、しっかり3日間かけた)。 それに […]

5日間の悪夢から「一富士」の夢で覚めて人生やり直し。道の駅「みのぶ富士川観光センター」から(トイレ○仮眠◎休憩◎景観○食事ー設備○立地○)   

10月25日の夜には、何か忘れてしまったがとてもいいことがあったようなのだ。それで大酒を喰らったのだが、実はその後、5日間というもの記憶がまるでない。というか、生きていたのか死んでいたのか、どうもわからないのだ。幽体離脱というのはこういうことなのだろうか?夢の中で、片手に大きな手袋をはめた男が玉を投げて、それをヘルメットを被った男が棒でしばいていたような、そんなものを見たような気がしないでもないが […]

家臣の相次ぐ裏切りで武田勝頼が自刃した「天目山」の地、道の駅「 甲斐大和」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観△食事○設備△立地◎) 

天目山の戦いは、1582年(天正10)3月11日に、武田勝頼が織田信長・徳川家康の連合軍に追い詰められ、甲斐国の天目山で自害するに至った合戦である。武田勝頼は、家臣の相次ぐ裏切りの中、わずかな家臣と共に天目山を目指し、その地で最後を迎えた。 1582年、織田信長と徳川家康は、武田勝頼の領国である甲斐国(現在の山梨県)を攻め、滅ぼすことを目指して甲州征伐を開始する。織田軍に追い詰められた武田勝頼は新 […]

道の駅「なるさわ」から、「西湖」「精進湖」「本栖湖」を一気に巡る(トイレ◎仮眠◎休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

道の駅「なるさわ」の北側に位置する「西湖」へ。 北西岸の「根場浜(ねんばはま)」は西湖と樹海越しの富士山を望める絶景地だ。 そこで、まず私が目が奪われたのは、湖面にきらきらとした水紋の輝き、そして湖底まで透けて見えそうな水の美しさだった。ちょうど正面にそびえる富士山から、樹海の森の下を伝って水があふれてきているように見える。 この清らかな湖水の深みで四半世紀前に起きた現代の奇跡は、この西湖から、9 […]

「白糸の滝」そして「産屋ヶ崎の桜」咲く「河口湖」へ、道の駅「かつやま」から(トイレ◎仮眠◎休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

白糸ノ滝は、富士山の雪解け水が、上部の水を通す地層である新富士火山層と下部の水を通さない地層である古富士火山層の境の絶壁から湧き出して形成された。年間を通じて水温は11℃、毎秒1.5トンもの湧水が、高さ20m・幅150mの湾曲した絶壁から大小数百の滝になって流れ落ちてくる。 その姿はまさに「白糸」の名にふさわしく、幾筋もの絹糸をさらしているよう。滝壺近くに立つと、三方が水のアーチとなってとても幻想 […]

富士山にもっとも近い湖「山中湖」へ、道の駅「富士吉田」から(トイレ◎仮眠◎休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

富士山周辺の湖「富士五湖」の中で最も富士山に近く、湖越しに臨む富士山の姿は圧巻だ。 この日の山中湖周辺は生憎天気があまり良くなかったので、景色を楽しむのは程々にして、山中湖情報創造館で読書を楽しむ時間をもった。 山中湖情報創造館は、雄大な富士山を間近に望む自然豊かな山中湖畔にある。山中湖の自然を楽しんだあと、ここに寄ったが、素晴らしい施設だった。 とにかく富士山に関する資料が豊富で、Wi-Fiを完 […]

オウム真理教の痕跡が消えた富士ヶ嶺公園へ、サティアン群跡地にもっとも近い道の駅「朝霧高原」から(トイレ◎仮眠△休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

今から30年前の1995年5月16日、山梨県上九一色村にあったオウム真理教の施設「第6サティアン」に警視庁が踏み込み、中にいた教祖・麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚を、地下鉄サリン事件の実行を指示した疑いで逮捕、連行した。麻原は鉄骨3階建てで2階と3階の間の隠し小部屋に金を持って寝ころんでいた。 オウム真理教は、今はその名称も消えた山梨県の「上九一色村」を中心に、「サティアン」と呼ばれる教団の施設を多 […]