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2025年10月

新日本海フェリーのさらなる進化は、私の「四葉のクローバーを探す旅」をより強力にサポートしてくれる!

私は淡路島の出身で、昔から海、そして船が、大好きだ。 明石大橋がかかっていなかった子どもの頃から、小さな渡船が結構すれば大きなフェリーで淡路島から明石に渡っていた。 子どもの頃に「たこフェリー」のヘビーユーザーだった私が半世紀後ジジイになったいま、それとは桁違いの大きさと性能、長距離移動が可能な船で私の北海道旅をポートしてくれるのが「新日本海フェリー」だ。 上りも下りも、出航は午前0時前。すぐに個 […]

「十津川」→「浦臼」→「月形」→「美唄」→「三笠」→「中小屋」→「ふくろう乃湯」→「うたしないチロルの湯」→「ふとみ銘泉」→「森林公園温泉きよら」等々。旧札沼線沿いの温泉巡り。

私がピンの「経営コンサルタント」だった期間は20年だったが、その最後の仕事はインバウンド100%の宿泊施設を経営する京都の会社の経営支援だった。コロナ禍を持ち堪えるために、経営者の右腕として倒産を回避するために聖域なくあらゆる手を講じた。 客が来ないということは、宿泊業にとっては死を意味する。 私も仕事なのに、資金繰りが回らなくなると私自身の委託料を辞して(無給=つまりボランティア)会社を延命させ […]

夜の北海道を楽しむなら、帯広、旭川。次が札幌だ。大したことないのは函館、ワーストはもちろん、観光地価格が常軌を逸している小樽。

連日、車中泊の旅である。 当然毎日車の中で寝るわけだし、「人生3分の1は布団の中」だから。昔から寝具にはこだわりがあって。そんじょそこらのホテルもびっくりのいい寝具、例えばセミダブルのマットと枕は浅田真央ちゃんのエアウィーブ、最高級羽毛布団に、防寒対策としてマイナス20度までいけるというコールマンの最上級寝具をセットして、就寝環境は抜群の改造車に仕上げてある。寝るだけならこれ以上の環境は望めず(笑 […]

冬じゃなくてもタンチョウに会える「丹頂の里」へ。道の駅「阿寒丹頂の里」から(トイレ○仮眠✖️休憩○景観○食事○設備○立地◎) 

雄大な大自然が広がる北海道には、毎日のように「被害」が報告され何かと話題となっているヒグマをはじめ、野生動物がたくさん生息している。 鳥類ではオジロワシなどもいるが、もっとも有名なのは折り鶴や昔話で古くから日本人に愛されてきた「タンチョウ」だろう。 タンチョウは北海道の道鳥で、本来1年中北海道に生息している「野鳥」。 体長は140cmもあり、羽を広げると約240cmに達することもあるそうで、日本に […]

道の駅つるはげ、もとい「つるぬま」と一体化した髪薄、もとい「浦臼温泉」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備◎立地○) 

浦臼といえば、ワイン用ブドウ畑の作付面積で全国トップクラスを誇る「鶴沼ワイナリー」だろう。 しかし、浦臼には、ハゲがもっとひどくなるのかマシになる効能があるのかは知らないが、とても気になる温泉がある。 それは、鶴沼公園を一望できる道の駅つるはげ、もとい「つるぬま」を兼ねた、髪薄、もとい「浦臼温泉」だ。 札幌を北に向かって国道275号線が走っている。札幌市内中心部から雁来大橋を渡って、当別町、月形町 […]

紅葉の始まりからピークまで、層雲峡にこだわって良かった。道の駅「とうま」から(トイレ○仮眠◎休憩◎景観○食事◎設備○立地◎) 

今回、新日本海フェリーに愛車を積んでもらって北海道の小樽港に上陸したのは9月13日だった。 目的は、秋の北海道を満喫することである。なので、こまめに紅葉情報をアップデートし、いつでもどこにでも自由に駆けつけられるよう、高速道路の周遊割引利用を最大限に活用。途中9月下旬の3日間だけ仕事で北海道を離れざるを得なかったが再び戻り、かなり長期わたって滞在中である。 もっとも楽しみだったのが、層雲峡と旭岳の […]

10月中旬からは入山できなくなる斜里岳へ。道の駅「パパスランドさっつる」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)  

斜里岳は知床半島の付け根にそびえている古い火山で、東北海道の背骨を形作る千島火山帯に属し、知床連山と雄阿寒と雌阿寒に代表される摩周・屈斜路火山列の中間に位置した成層火山である。 知床連山、阿寒・摩周火山群とともにオホーツク総合振興局管内と根室振興局管内を隔てる分水嶺となっていて、冬型の気圧配置になるとオホーツク総合振興局側は北西の季節風を受け止める形となるため雪雲が発達し降雪量が多く、登山道沿いの […]

道南、渡島半島。そのシンボル的存在「北海道駒ヶ岳」へ。道の駅「つどーる・プラザ・さわら」から(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事◎設備◎立地○)

北海道駒ヶ岳は、北海道森町、鹿部町、七飯町にまたがる標高1,131 mの活火山で、渡島(おしま)半島のシンボル的存在と言えるほど存在感がある。 もちろんその山容もそうだが、やはり寛永の大噴火のトラウマ、そして決して油断のならない活火山の脅威は非常に大きなものなのである。 もともとの駒ケ岳は現在のような形ではなく、富士山のような円錐の形をなし、高さ1,700メートル級の成層火山だった。 しかし5万年 […]

「倶多楽湖」と「登別温泉」を股にかけて生き抜いた「おんな黒板五郎」がいた。道の駅「230ルスツ」から(トイレ◎仮眠△休憩◎景観○食事◎設備◎立地○) 

「黒板五郎」の名も存在も、みなさんおそらくご存知だろう。 私自身、何度繰り返し見たことか、もうその回数も数えられなくなった、我が国テレビドラマの金字塔「北の国から」の主人公である。彼はドラマの主人公で実在の人物ではないが、実は「おんな黒板五郎」ともいうべき実在の人物が、同じ北海道にいたことを知って、私は本当に驚いた。 彼女の名は富芽子(1879-1942)。愛称はトメだったらしい。 富芽子は登別( […]

「噴火湾P.A.」→道の駅「とようら」。元世界チャンプ内藤大助がいじめを受けていた街で亀田家との因縁を回想(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○)  

噴火湾。 別名内浦湾というが、今とても穏やかである。10月に入って朝晩かなり寒くなってきた北海道だが、このあたりはまだ暖かい。 このあたり、つまりその直径が約50キロと長大な海岸線をもつ噴火湾(別名内浦湾)に面した沿岸は、渡島半島に西から抱かれて、巨大な、そして実に綺麗な円を描いている。 この大きくてまるい噴火湾には、冬から春には流氷で冷やされて千島列島から南下する千島海流が反時計まわりに入ってく […]

仙台藩建一門が入植して開いた胆振(いぶり)の要地・伊達の街へ。道の駅「だて歴史の杜」から(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事◎設備◎立地○)  

戦国時代の武将にとって、兜や鎧は身を守る武具であり、自分自身を表現するものでもあった。 特に兜。 私が兜のデザインで一番好きなのは、なんといっても独眼竜・伊達政宗の三日月だ。本当にかっこいい。 その政宗の、いとこの子孫が、長かった江戸時代の終わりに戊辰戦争に敗れて奥州から北海道に入植したことをご存知だろうか。「噴火湾」をのぞむ北海道伊達市は彼らによって開かれ、地名の由来が彼ら仙台藩の伊達氏にあると […]

前回湖側からアプローチした有珠山、今度は海側から。そのあと道の駅「あぷた」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事◎設備○立地○)  

有珠山とは、約1~2万年前に洞爺カルデラの南壁上に生じた成層火山と溶岩ドーム群を言う。直径約1.8kmの外輪山を持つ玄武岩-玄武岩質安山岩の成層火山と、その側火山=ドンコロ山スコリア丘および小有珠、大有珠、昭和新山のデイサイト溶岩ドーム3個と西山、金比羅山、西丸山、明治新山、東丸山、オガリ山、有珠新山、2000年隆起域ほか多数の潜在ドームから構成される。 7000~8000年前に山頂部が崩壊して、 […]

道南の活火山、津軽海峡を望む「恵山」は遠目にはとても穏やか。道の駅「なとわ・恵山」から(トイレ△仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地◎)  

恵山(617.6m)は、気象庁による常時観測対象の活火山である。 函館市街地から東へ約40㎞、渡島半島の東南端の太平洋に突き出た位置に、津軽海峡をその眼下に置いて聳え立つ。 二重式火山の火口原「恵山溶岩ドーム」西麓の爆裂火口では現在も盛んに噴気活動が続いているが、標高330mまでの賽の河原駐車場までは車で進入することが可能で、賽の河原と呼ばれる火口原や恵山展望台、岬展望台まで散策はできる。 賽の河 […]

「ディマシオ美術館」から、新婚カップルの記念撮影に遭遇した「かなやま湖」へ。道の駅「樹海ロード日高」から(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備○立地◎)  

北海道旅の途中、京都の友人・丸山典久くんから電話があった。 「今、北海道にいるんでしょ?もし日高の方を通ることがあったら、ディマシオ美術館に寄ってみてはいかがですか?」と。 もちろん他に要件はあって電話をくれたのだが、彼が勧めてくれるのならと、道の駅「樹海ロード日高」から「かなやま湖」に向かう途中、その「ディマシオ美術館」に立ち寄った。 ちなみに冒頭写真は、かなやま湖畔で結婚記念写真を撮影中のカッ […]

「ヨークシャーファーム」→「狩勝ポッポの道」→「新得そば」からの「狩勝峠」越え。道の駅「しほろ温泉」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○)  

北海道空知郡南富良野町と、上川郡新得町の境界にある峠が「狩勝峠」である。 実は、この狩勝峠は、「道央」と「道東」の境界。 峠の西側が石狩川水系、東側が十勝川水系で、この峠が日本海側と太平洋側の中央分水嶺にもなっている。峠の名前「狩勝」だが、「「狩」は石狩川水系の「狩」で、「勝」は十勝川水系の「勝」だとおそらく誰もが思うだろう。ところが実は南富良野側に「狩勝」という地名があって、それが峠名の由来なの […]

「チョウザメ」をやたらアピールしている「びふか温泉へ。道の駅「びふか」から(トイレ△仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)  

「チョウザメ料理が食べられる!!」 この謳い文句に惹かれて訪れる人がどれほどいるのだろうか(笑) びふか温泉の所在地は、中川郡美深町字紋穂内139番地。 旭川からは車で約1時間半ちょっと、美深町は人口4,000人ほどの小さな町だ。 温泉は、国道40号線沿いの「道の駅 びふか」に隣接。 駅舎の背後は川のようになっていて橋が架かっている。 この水路は昔の天塩川。今は川ではなく三日月湖になっていて、この […]

噴火レベルが2に上がった雌阿寒岳の登山口へ。道の駅「足寄」では「長い夜」を(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事○設備◎立地◎)  

なんかモクモクしてる。 噴煙だ! 雌阿寒岳登山口には警察や気象庁の人がいて、「雌阿寒岳山頂には行くな、六合目で規制がかかってそこからは行けないぞ」と。 今回北海道入りした直後の9月15日に噴火レベルが7年ぶりに引き上げられた活火山「雌阿寒岳」に、六合目からポンマチネシリ火口までの範囲に立ち入り規制がかかっている。 雌阿寒岳は、阿寒摩周国立公園にある8つの火山で構成される成層火山群の総称で、標高1, […]

お先真っ暗?1000年先は生態系が破壊されているだろう「十勝千年の森」へ。道の駅「しむかっぷ」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)  

「十勝千年の森」は、東に帯広があって西には占冠村がある、ちょうどその間の、清水町にある。 紙を大量に消費する十勝毎日新聞社が、その贖罪のつもりなのだろうか、植林で二酸化炭素を自然に還元しようと「1000年後の未来へ自然が残るように」という願いが込めて森づくりを始めたことが、この「十勝千年の森」の始まりである。 私もすっかり騙された?が、多くの人に「1000年間手付かずで続いてきた森」という誤解を招 […]

ピップエレキバンの「比布駅」から「剣淵温泉」へ。そして道の駅「絵本の里けんぶち」で仮眠(トイレ○仮眠◎休憩◎景観○食事○設備○立地○)   

北海道第二の都市、旭川市から国道40号線をのどかな田園風景を延々北上していくと、比布(ぴっぷ)町があり、さらに北上していくと、剣淵(けんぶち)町がある。 私は、北海道の中でもこのあたりの田園風景がとても好きで、北海道に来るとやはりこの辺りには来てしまう。 さて まずは比布町へ。 かつて「ピップエレキバン」のCMが撮影された比布駅のある“比布町(ぴっぷちょう)”は、旭川市の北に隣接する人口3,500 […]