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鳥取県

羽柴秀吉が「鳥取城攻め」の際に陣を張った「お城山」、そこにできた模擬天守へ。道の駅「清流茶屋かわはら」から(トイレ○仮眠✖️休憩○景観○食事△設備○立地◎)

南北朝時代以降、因幡地方(現在の鳥取県東部)は山名時氏の支配下にあった。 戦国時代になると子孫・山名豊国が守護となり、その重臣・武田高信 が大振袖山城(おおふりそでやまじょう)を護ったが、その出城砦が「お城山」にあった丸山城だった。織田信長に中国攻めを命じられた羽柴秀吉が、天正8年(1580)に因幡の国を攻略しようと「鳥取城攻め」をした際、この「お城山」に陣を張って鳥取城に出陣したと伝えられる。 […]

いまさら金持ちになりたくてじゃない、人生を決めるために「金持神社」へ。道の駅「にちなん日野川の郷」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地△)

今回の記事は、ほぼ私ごとである。 私のブログは長文だが、読んでいただいた方には参考になることができるだけたくさんあるよう、意識して書いているつもりだ。ただ、この記事に関しては、そうではないかもしれないことを最初にお断りしておく。 さて いきなり私ごとだが、私には「金運」というものがまったくない。家族を路頭に迷わせないだけの稼ぎは得てきたが、それ以上もそれ以下もなく、食えてさえいればあとは適当に遊ん […]

2度にわたる「毛利次郎(毛利貞本)の乱」があった八頭町へ、道の駅「はっとう」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事◎設備◎立地△)

「毛利次郎の乱」は、文明11年(1479)と長享元年(1487)7月の2度にわたって、因幡の国人・毛利貞元(次郎)が守護山名氏に対して起こした反乱である。室町時代の守護大名に対する国人(在地領主)の反乱は、主に守護大名の支配力が弱まった地域で発生したが、「毛利次郎の乱」もその一つである。 反乱を起こした毛利貞元は、戦国時代に謀略の限りを尽くして中国地方を平定した毛利元就の父である毛利興元の弟、つま […]

「山中鹿介」の主君尼子氏再興セカンドチャレンジ拠点「桐山城」と道の駅「きなんせ岩美」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観◎食事◎設備◎立地◎)

鳥取県岩美郡岩美町の桐山は、絶景・浦富海岸を望む標高203mの山で、築城年代は定かではないが、因幡誌によると塩冶周防守(塩冶高貞)によって南北朝期以前に「桐山城」が築かれ、天正年間には尼子氏再興を期すため、私が大好きな山中幸盛(やまなか ゆきもり=鹿介)がここに砦を築いたことで知られる。桐山城下の荒砂神社には鹿介が100本の矢を奉納していたことが神社の記録に残っており、荒砂神社は、尼子再興軍の戦勝 […]

大好きな山中鹿介の追っかけ。鞆の浦の墓、討たれた阿井の渡し場、備中松山城、若桜鬼ヶ城へ。道の駅「若桜」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

兵庫県、岡山県との県境に近い鳥取県の若桜宿。その南東「鶴尾山(452m)」にある「若桜鬼ヶ城」は、正治2年(1200)に駿河国矢部十郎暉種によって開城された。 矢部氏16代の城主が続き、その後尼子、毛利、織田軍らの戦場となって、最後は木下・山崎氏等の居城となった。一国一城令により廃城となったが、現在も当時の石垣が残って典型的な山城の形態をとどめており、平成20年3月に国史跡に指定されている。 山陰 […]

鳥取のプライベートビーチ(笑)からラクダ虐待の「鳥取砂丘」、そして道の駅「神話の里 白うさぎ」へ(トイレ○仮眠△休憩△景観◎食事○設備△立地◎)

旅の途中でひょっとして気が向けば寄るかもしれないが、どうやらそんなに気軽にも簡単にも行けるものではないらしい。なので、多分、大阪・関西万博には行かないだろうと思う。 旅で今いる鳥取県が、その大阪・関西万博に鳥取県は鳥取砂丘の砂を敷き詰めたブースを出展し、砂漠を再現したパビリオンを展示している中東のヨルダンと連携して懸命に「砂」をPRしていることは知っている。 鳥取県の平井知事が「結構、重いっ砂」と […]

足湯めぐり&温泉たまごづくりをしながら東郷温泉へ、道の駅「燕趙園」から(トイレ○仮眠◎休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

東郷温泉は、東郷湖の南岸に湧出す温泉だ。 はわい温泉、東郷温泉それぞれの目の前に広がる東郷池には、上から見ると羽を広げた鶴のような形をしていることから、「鶴の湖」という愛称がある。はわい温泉同様、ここも江戸時代から湖中に温泉が湧き出ることが知られており、地元の人たちが温泉利用を願い出たことがその始まりだと言われている。 山陰八景のひとつに数えられる県立自然公園「東郷湖」の湖畔にある、情緒豊かな湖上 […]

ホワイ、ハワイ温泉?「羽合」と書いて「ハワイ」と読む。日本のハワイの道の駅「はわい」からは遠回り(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事○設備○立地△)

はわい温泉は、鳥取県北部の旧羽合(はわい)町、東郷湖の西岸に湧出する温泉だ。 江戸時代、地元の人が鳥取藩主へ湖中の泉源利用を願い出て以降、地元の人に愛され続けてきた。 旧羽合(はわい)町は、かつて「日本のハワイ」としてマスコミに何度も取り上げられた町で、気候的には本場のハワイとは似ても似つかぬのに、ハワイ州と姉妹都市提携を行ったり、町内にヤシの木並木を作ったり、「日本のハワイ」としての町づくりを懸 […]

我が子二人の成長を確認できた劇場版「名探偵コナン」、作者・青山剛昌さんの故郷「コナンストリート」を歩いて我が子を想う

長女は「とっとこハム太郎」「セーラームーン」「おジャ魔女ドレミ」。 長男は「メジャー」「ドラゴンボール」「ワンピース」。それぞれにハマったアニメはあるが、二人が共通して大好きだったのが「名探偵コナン」だった。単身赴任が多かった私は毎週のテレビのシリーズを一緒に見ることはほぼできなかったが、子育て期間に上映された劇場版は、具体的には2002年から2010年あたりまでだが、この間の作品を劇場で、家族み […]

「もたいまさこ」似の店主は住友生命で15年、故郷三朝温泉に帰って31年。60年前に母親が三朝温泉で始めた店を守り続けていた

1980年代から1990年代初頭にかけて契約された生命保険の中には、現在では考えられない高い予定利率が適用されているものがある。 バブル絶頂期の1985年から1990年にかけて予定利率が5.5%から6.25%と、今ではあり得ない高さで設定されていた終身保険、養老保険、個人年金保険などの積立型保険は、契約時の予定利率が満期まで適用されるため、同じ保険料でも現在の保険商品よりも高い返戻金が期待でき、長 […]

リクルート社員No.000046岡崎坦さん83歳。「自ら畑を作り出し、畑によって自らを鍛える」日々を訪ね、リクルートの「原点」を教えていただいた。

社員No.000046、つまりリクルート46人目の社員、それが「我らが岡崎坦さん」である。 岡崎さんがリクルートに新卒で入社したのは1964年、江副さんと鶴岡さんが会社を創業して3 年半が経った春のことだった。 在学中に東京大学新聞で広告営業を始め、その仕事を発展させる形で1960年に起業した「我らが江副浩正さんだが、奇しくも同じ年、関西私学の雄「同志社大学」に入学した「我らが岡崎坦さん」は、高校 […]

日本の至宝「米子城」を潰したアホを許して米子城跡と道の駅「あらエッサ」へ(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地○) 

米子城は、戦国時代末期の天正19年(1591)頃、毛利一族の吉川広家が築城を開始するも、慶長5年(1600)の関ケ原の戦い後、広家は国替えを命じられ岩国へ。逆に関ヶ原の戦いで軍功が認められた駿河の国の中村一忠がこの地・米子を治める伯耆国18万石の領主に選ばれて赴任。城慶長7年(1602)、湊山の山頂に五重の天守閣と四重の副天守閣(四重櫓)を持ち「山陰随一の名城」と称された壮麗な米子城を完成させまし […]

百名山「大山」の南側を東から西、道の駅「奥大山」へ。現れたのは冠雪大山の壮観(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地○) 

大山は、1936年(昭和11年)に日本で3番目に指定された国立公園です。この後、1963年(昭和38年)には蒜山地域、隠岐島、島根半島、三瓶山地域が追加指定され、現在の「大山隠岐国立公園」となっています。 大山は、中国地方では数少ない火山の一つです。西側から見ると富士山のようにも見えるのですが、富士山のでき方とは根本的に違います。古い火山に、新しい別の火山がかぶさるようにできた火山で、これを「複成 […]