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第3話<母校愛が招いた幸せと不幸の両極>

私の「母校愛」の偏り、友人の母校愛の結末は悲しく、後輩たちの「青春の輝き」はあまりにも美しかった。

母校愛が、群馬県を旅している途中、私の足を兵庫県北部・豊岡に向かわせた。母校「明石高校」硬式野球部の、夏の甲子園大会兵庫県予選の初戦の応援だ。 高校への「母校愛」はそれほど強いわけだが、実は大学への「愛」はからっきしない。 なぜなら、大学運営当局が無能すぎて、「京都市立芸術大学」の代名詞「京都芸大」の名前を、歴史も中身も乏しい拝金主義私学に乗っ取られるというあり得ないことをやっちゃったから。 そし […]