道の駅「富士」から、山部赤人が歌を詠んだ「田子の浦」へうち出てみた(トイレ○仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地○)
「田子の浦ゆ うち出てみれば真白にぞ 不尽(ふじ)の高嶺に雪はふりける」 万葉の歌人、山部赤人が富士を詠んだあまりにも有名な歌で、上記は万葉集の原歌である。 赤人は生没年、経歴ともに不詳だが、奈良時代の下級官人だったことは確かなようで、聖武天皇の紀伊、吉野、播磨などの行幸にお供して歌を詠んでおり、宮廷歌人として活躍。叙景歌に優れ、「万葉集」には彼の歌が長歌十三首、短歌三十六首が入っている。 さて […]