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2025年8月

「広島平和記念日」の式典を遠巻きに心で参加した後、道の駅「西条のん太の酒蔵」でシャワーを浴びてから仕事(トイレ◎仮眠○休憩○景観△食事△設備◎立地○) 

今日8月6日は、世界平和を祈る日として、原爆を落とされた広島市が制定した「広島平和記念日」だ。 「平和記念日」とも呼ばれているが、歴史的な悲劇から目を背けず、犠牲者の霊を慰めるとともに、世界平和を啓発するための特別な日である。 原爆が、アメリカによって広島市に投下された日付は、1945(昭和20)年8月6日の8時15分。 だから当然、「広島平和記念日」の式典は毎年、その時刻に黙祷を捧げるため、朝8 […]

歴史認識がきちんとできない歴史音痴、お世話になった人の恩をすぐ忘れる感性喪失。ただ金儲けと処世がうまいだけでのうのうと生きる自己中の輩とそれを許す社会に物申す。

7月25日のことだった。 そこは投稿された写真を見るだけで、私だけでなく多くの人が行ったこともないような高級料理店?であることがすぐわかるような場所。 「(リクルートの)中に残って一番出世したよなぁって同期」と、「外に出て一番活躍してるよなぁって同期」と、自分たちが「ペーペーで働いていた頃に取締役だった方」を囲んで一献した、その会食について、そこに参加した4人のうちの一人、この方は何やら新規事業の […]

アーティスト復帰後、初めて訪れた美術館は「奥出雲鉄の美術館」。道の駅「奥出雲おろちループ」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備◎立地○)

奥出雲といえば、古来からの鉄づくり「たたら製鉄」が有名だが、鉄づくりが行われていた「鉄の町」奥出雲のシンボルとして「奥出雲鉄の彫刻美術館」があると聞いた。43年間もアートを手放しておいて、67歳にしてアーティスト復帰を決めた以上(笑)これまでご無沙汰していた美術館などにも行って、とにかくいろんなアーティストから刺激を受けたいと思い、この「奥出雲鉄の彫刻美術館」を訪ねてみた。 広島県側からだと中国自 […]

いまさら金持ちになりたくてじゃない、人生を決めるために「金持神社」へ。道の駅「にちなん日野川の郷」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地△)

今回の記事は、ほぼ私ごとである。 私のブログは長文だが、読んでいただいた方には参考になることができるだけたくさんあるよう、意識して書いているつもりだ。ただ、この記事に関しては、そうではないかもしれないことを最初にお断りしておく。 さて いきなり私ごとだが、私には「金運」というものがまったくない。家族を路頭に迷わせないだけの稼ぎは得てきたが、それ以上もそれ以下もなく、食えてさえいればあとは適当に遊ん […]

今でいう詐欺師「毛利元就」が尼子氏を騙しに行った、その道中にある道の駅「掛合の里」へ(トイレ◎仮眠◎休憩◎景観○食事○設備△立地○)

「神仏の通ひ路」を、戦国時代の詐欺師「毛利元就」が大手を振って通っていたなんて、神仏への冒涜、道が汚れるっちゅーの! まあ、それほどに、私は「戦国時代の詐欺師」毛利元就が嫌いだ。 戦国時代の城攻めの中で、謀略や策略を用いた「調略」は、戦に勝つための手段のひとつではあった。 「調略」とは策略・謀略を意味するが、元就がもっとも得意とした、いわば当時の「特殊詐欺」は、敵にニセ情報を流したり工作を仕掛けて […]

出雲大社神楽殿の日本一の大しめ縄をつくって奉納している場所へ、道の駅「頓原」から(トイレ○仮眠◎休憩◎景観○食事◎設備○立地○)

出雲市から南へ約30km。広島県高野町に接する奥出雲の高原の町・頓原。 出雲大社の南側で日本海に流れ込む神戸川の支流・頓原川と、いくつもの支流とが一気に合流する場所に頓原町がある。 ここは広島県との県境にあって森林が多く、また、中国山地の多雪地帯の一つである。頓原では、古くから冬の農家の仕事として藁細工が盛んに行われており、昔から受け継がれてきた技術が、出雲大社の神楽殿や拝殿の、巨大なしめ縄作りに […]

「もののけ姫」で理想郷として描かれた「菅谷たたら山内」へ。道の駅「たたらば壱番地」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)

宮崎駿監督の名作『もののけ姫』には、「たたら場」が物語のカギを握る重要な場所として登場する。 たたら場とは、砂鉄から鉄を取りだす作業を行う場所で、いわば昔の製鉄所である。 映画では奥出雲に存在した代表的な「菅谷(すがや)のたたら場」がモデルになったという。 アシタカ:「まるで城だな」 甲六:「エボシ様の大たたらでさぁ。砂鉄を沸かして鉄を作ってるんです」 主人公アシタカは、たたり神の呪いを解こうと旅 […]

2度にわたる「毛利次郎(毛利貞本)の乱」があった八頭町へ、道の駅「はっとう」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事◎設備◎立地△)

「毛利次郎の乱」は、文明11年(1479)と長享元年(1487)7月の2度にわたって、因幡の国人・毛利貞元(次郎)が守護山名氏に対して起こした反乱である。室町時代の守護大名に対する国人(在地領主)の反乱は、主に守護大名の支配力が弱まった地域で発生したが、「毛利次郎の乱」もその一つである。 反乱を起こした毛利貞元は、戦国時代に謀略の限りを尽くして中国地方を平定した毛利元就の父である毛利興元の弟、つま […]

「誰が毛無山やねん?」と、気になっていた毛無山、新庄神社から、道の駅「がいせん桜 新庄宿」へ(トイレ◎仮眠△休憩◎景観◎食事◎設備○立地○)

中国地方の山は、大山だけじゃない。大山隠岐国立公園には、主峰大山に隠れて幾つかの名山がある。 岡山県の県北、岡山県では唯一の村、真庭郡新庄村にあり、鳥取、岡山県境線に大山と対峙して位置する毛無山、その名も「けなしがせん」もその一つ。標高は1,218mある。 毛無し、もとい心なしか、頭頂部を雲で恥ずかしげに隠しているように見えるのも、私の自意識過剰かもしれない。しかし私の頭がこの山の名前そのものなの […]

湯原温泉〜塩釜の冷泉〜蒜山大山スカイライン〜蒜山高原から道の駅「蒜山高原」へ(トイレ○仮眠△休憩◎景観◎食事△設備△立地○)

8月に入った。 とにかく暑い、クソ暑い。旅は岡山に入っているが、涼しいところといえば、蒜山三座(上蒜山・中蒜山・下蒜山)の裾野に広がる高原リゾート、岡山県真庭市の「蒜山高原」(ひるぜんこうげん)ぐらいだろうか。「西の軽井沢」とも言われる蒜山高原は、関西から近い避暑地として知られる。 しかし、本当にそんなに涼しいのだろうか?大阪と蒜山高原の8月の気温の違いを、平年値・1991~2020年の平均値で比 […]

「山中鹿介」の主君尼子氏再興セカンドチャレンジ拠点「桐山城」と道の駅「きなんせ岩美」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観◎食事◎設備◎立地◎)

鳥取県岩美郡岩美町の桐山は、絶景・浦富海岸を望む標高203mの山で、築城年代は定かではないが、因幡誌によると塩冶周防守(塩冶高貞)によって南北朝期以前に「桐山城」が築かれ、天正年間には尼子氏再興を期すため、私が大好きな山中幸盛(やまなか ゆきもり=鹿介)がここに砦を築いたことで知られる。桐山城下の荒砂神社には鹿介が100本の矢を奉納していたことが神社の記録に残っており、荒砂神社は、尼子再興軍の戦勝 […]

大好きな山中鹿介の追っかけ。鞆の浦の墓、討たれた阿井の渡し場、備中松山城、若桜鬼ヶ城へ。道の駅「若桜」から(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

兵庫県、岡山県との県境に近い鳥取県の若桜宿。その南東「鶴尾山(452m)」にある「若桜鬼ヶ城」は、正治2年(1200)に駿河国矢部十郎暉種によって開城された。 矢部氏16代の城主が続き、その後尼子、毛利、織田軍らの戦場となって、最後は木下・山崎氏等の居城となった。一国一城令により廃城となったが、現在も当時の石垣が残って典型的な山城の形態をとどめており、平成20年3月に国史跡に指定されている。 山陰 […]