湯原温泉〜塩釜の冷泉〜蒜山大山スカイライン〜蒜山高原から道の駅「蒜山高原」へ(トイレ○仮眠△休憩◎景観◎食事△設備△立地○)

8月に入った。

とにかく暑い、クソ暑い
旅は岡山に入っているが、涼しいところといえば、蒜山三座(上蒜山・中蒜山・下蒜山)の裾野に広がる高原リゾート、岡山県真庭市の「蒜山高原」(ひるぜんこうげん)ぐらいだろうか。
「西の軽井沢」とも言われる蒜山高原は、関西から近い避暑地として知られる。

しかし、本当にそんなに涼しいのだろうか?
大阪と蒜山高原の8月の気温の違いを、平年値・1991~2020年の平均値で比較すると、最低気温で6度、日中の最高気温と平均気温がそれぞれ4.7度、蒜山高原の方が大阪よりも低い。
この差を、大きいと見るか、その程度かと思うかは、人によるだろう。

ちなみに今日の蒜山高原地方、朝晩は20度程度まで気温が下がるので涼しいが、昼間はやはり30度は超えるという予報だ。

しかも今日は、湿度が98%もあって、ムシムシしてる。

それでも、たかが5度、されど5度。5度違えばずいぶん違うものだ。

せっかく岡山にいるのだからと、蒜山高原、大山方面へと車を走らせた。

湯原温泉で休憩、足湯でほっこり

米子道の湯原I.C.で降りて、奥津温泉・湯郷温泉とともに岡山三名湯として有名な湯原温泉の、「ゆばら湯っ足り広場」という無料足湯施設がある休憩スポットへ。

ちょっとだけの休憩なので温泉には入らず、いかにも温泉郷という景色を楽しみながら無料の足湯でしばしほっこり。
ここはなかなかいい場所だ。

曇り空だが、屋根もあるので雨が降ってきても大丈夫。

てか、ここのところあまりにも雨が降らないので、農家が心配だ。

もちろん我々も節水しなければ。

塩釜の冷泉

 途中にある『蒜山展望台』から、蒜山と大山方面を眺める。この高い湿度、大山には雲がかかってしまい、景観的には大したことない。

蒜山には涼しい思いをしに行くので、少し雲が多めだが、かんかん照りよりはいい。ただ、湿度は高いなあ。全然爽やかではない。

涼しい思いをしたいので、次の目的地は、『塩釜の冷泉』だ。

『塩釜の冷泉』に着いた。

冷泉というだけあって、冷たい。

年中11℃ほどの水が湧いている。ここはいいわ!

水汲み場もあって、水がとても美味しい。
酒は別にして(笑)、あらゆるジュース類とかコーヒーとかお茶とかより、世の中のあらゆるソフトドリンクよりも「水」が一番うまいと、私は思う(笑)。

蒜山大山スカイラインを走って

次に向かうのは『蒜山大山スカイライン』だ。

蒜山高原から大山方面に北上、途中にある『鬼女台展望台』に寄ってみた。

標高は869m、この展望台は標高があるだけにとても涼しい。
さっきの冷泉に続いて、来てよかったと思えた。

ただ、ここから『大山』方面を眺めるのだが、やはり雲で頂上付近がまったく隠れ、景観の方はさっぱりである(笑)

蒜山高原方面の景観も今ひとつ。

鍵掛峠展望台

『大山』がかなり近い。山頂付近には雲がかかってることに変わりないので、近づいたというだけだが(笑)

観光名所を冠した名前の道の駅

米子自動車道の蒜山ICを降りた後、蒜山観光のモデルコースになっている県道422号線沿いを東に進む。

乗馬体験可能な「蒜山ホースパーク」、 ソフトクリームで有名な「蒜山ジャージーランド」を過ぎた後に道の駅「蒜山高原」が見えてくる。

駅周辺は観光名所が沢山あり多くの観光客を集めるが、 この道の駅は「ホテル蒜山ヒルズ」の施設を間借りしたような道の駅で、ホテル利用者以外の客数は少ないようだ。

駐車場にも、もっとたくさんの車があるかなと思っていたが、この程度。

トイレはとてもコンパクト。

休憩環境としては、周囲を含めて、そりゃあ最高じゃないかな。

先に大山方面をまわって道の駅「蒜山高原」に着いたのは夕方だったので、物産館は閉まっていて店員もいない状態。

物産館の特産品は「ミルクカスタードサブレ」だそう。レストランではジンギスカン、蒜山そば、ソフトクリームが人気らしい。

夕方には天気が回復し、湿度が80%以下に下がって、気温も27度。

風が吹くと少し涼しい感じがする。
来てよかった。
前は寒くならないうちの秋にきたが、もちろんその時の方がよりよかったけれど(笑)