群れないと何もできない弱虫のおっさんどもに道を塞がれて。道の駅「南えちぜん山海里」から(トイレ◎仮眠△休憩○景観△食事○設備◎立地○) 

私は、暴走族が大嫌いである。

というか、猛烈な恨みがある。
学生時代、2度にわたって彼らに集団暴行を受けたからだ。
その嫌な思い出が、集団で爆音をたてて走行するバイクの集団を見ると、どうしても蘇ってしまう。
今、目の前にいる20台弱のバイクに乗っているのは、体型から察するにもういい歳こいたオヤジどもだ。
ルールを守って走っているならまだ我慢できるが、走行2車線いっぱいに広がり、時には右折斜線や対向車線にもはみ出しての集団走行。そして、マフラーを改造しているので耳をつんざく爆音を立てて走る。
明らかに、ルール違反、反社会的行為である。

年はとっても、頭も態度も全く良くならないこいつら。

何歳になっても群れなければ何もできない弱虫どもに、もはやつける薬はない。

1度目の恨みは忘れない

大学3回生の梅雨の頃、私は6人ほどの仲間と阪急桂駅の南にある居酒屋で飲んだ後、桂駅前で解散すべく傘をさして北に向かって歩いていた。
すると、後方から爆音を轟かせる改造車が激しくクラクションを鳴らしながら迫ってきた。
我々は横にどいて道を広く開けたが、クラクションは止まない。
私は「うるさい!降りてこい!」と運転席に向かって叫ぶと、車はそのまま走り去った。
「ふん、根性なしが!」
と心の中で叫び、再び6人でゆっくり歩き始めた。
すると、しばらくして、後方から再び爆音が。今度の爆音は、1台ではない、10台ほどの大爆音だ。
「逃げろ!」

私たち6人の、誰だったかが叫びながら走り始めた。
10台ほどの車から、20人ほどが木刀や角材を持って降りてきて、我々の方に走ってきたのだ。その間に、4人は何発か殴られた奴もいたが、なんとか駅に逃げ込んだ。
私はさっき怒鳴ったから標的にされて当然だが、もう一人、逃げ遅れた友人と私の二人が、木刀と角材のめった打ちに合う。
「素手で来い、オラ〜!」
と私は叫びながら頭をやられないように手で庇ったが、その上から容赦ない木刀撃ち。
私は両腕肘下を骨折。逃げ遅れた友人は、角材から飛び出した釘で、ケツにもう一つ二つ、別の穴が空いた。

2度目の恨み、そして天罰

2度目はその1年3ヶ月後、最後の学園祭のたしか最終日だった。
大学の西方にある亀岡市内の暴走族が、学園祭の妨害?に来たのだ。
門の外で、警備の人と揉めている。暴走族大嫌いな私は、よせばいいのにその輪に加わった。
「お前らの来るところと違う。そんな改造バイクでは中に入られへんぞ!帰れ帰れ!」
私がそういうと、数人が私にかかってきた。
凶器は持っていなかったので、素手での揉み合い。今度は大した怪我はしなかったが、それでも何発かのパンチは喰らった。右手は、奴らのヘルメットを殴ったので拳が大きく腫れ上がってしまった。
彼らは札付きのワルだったが、その時は大学当局の判断で事件にはならなかったが、四半世紀が経って、奴らの「後輩」に天罰が降った。
小学生を跳ね、重い刑に処されたのだ。
暴走族は、どこにでもいるし、いなくなることはないのだろう。

私は彼らの姿を見るたびに、あるいは爆音とクラクションを聴かされるたびに、どうしようもない怒りが込み上げてくるのである。今日もまた。

群れなければ何もできない弱虫たち、恐竜並みかそれ以下の脳みその持ち主どもよ。

お前らも人間、しかも社会人なのなら、恥というものを知れよ。

南条SA直結の道の駅「南えちぜん山海里」

北陸自動車道は、福井〜石川〜富山〜新潟の北陸地方4県を最短距離で繋ぐ、非常に便利な道である。

その北陸自動車道の南条SA上り線に直結する道の駅が「南えちぜん山海里」だ。 高速道路から道の駅に直接アクセスできるのは滋賀・大阪方面に向かう上り線のみで、下り線利用の場合は一旦、南条スマートICで降りる必要があり、私は滋賀方面からのアクセスなので国道365号線→県道203号線を使うルートで道の駅に向かった。

ここは直近の統計で県内の観光施設では第2位、 道の駅では断トツ1位の年間120万人超の利用客を誇る、非常に人気がある道の駅である。

上り線なら道の駅と南条SAの施設をどちらも利用できるのが大きな魅力で、 両者を合わせれば物産館が2つあり、食事処もステーキ/そば/海鮮丼/寿司/パスタ/洋食/ラーメン/カフェ/ジェラードなど選び放題で、コンビニもスターバックスもある。そして、南条SA内の施設はその多くが24時間営業である。

上り線の休憩場所としては、昼夜関係なく利便性の高い道の駅になっている。

駐車場、トイレ、休憩環境

駐車場は上り線と下り線それぞれにあるが、私が写真を撮って紹介できるのは下り線利用の際の駐車場のみ。下り線に限って言うと、人気の施設だが広さにさほどの問題はないと思われる。

トイレも、フロアごとに不足なく備わっていて、しかも、綺麗。

混雑している人気施設だが、静かな休憩環境もある。

それは、1階。ここは穴場だ。

名物商品&グルメ

道の駅の施設には農作物直売所を兼ねた物産館と、7つの店舗が入るフードコートがある。

物産館は大規模で、販売されている商品の種類は軽く1000は超えているだろう。 もちろん、福井名物の「羽二重餅」「團助ごま豆腐」は何種類もある。

そして、農産物も相当に充実している。

7施設ひしめくフードコート

フードコート内には「一番星」「極み海鮮丼」「選び寿司」「そば処いまじょう」「FIELD & SOIL」「聚楽」 「Uminami CAFE」の7店舗が入る。

「一番星」はステーキと丼の店で「牛サーロインステーキ定食」「ソースカツ丼」などが人気。

「極み海鮮丼」では店名と同名メニューの「極み海鮮丼」を始めとして「カニ面海鮮丼」「福井サーモン丼」等を提供。

「選び寿司」では握りや海鮮チラシなど。

「そば処いまじょう」では福井名物の「おろしそば」が食べられる。

「FIELD & SOIL」ではパスタ、ピザ、カレーを。

「聚楽」ではソフトクリーム、シェイク、クレープなどが楽しめ、「Uminami CAFE」ではコーヒーなど飲み物のほか「とんかつサンド」などがある。

ファミリーに人気の「さんかいりパーク」

楽しみは物産館、レストランに留まらない。

この道の駅は、キッズルームを併設しているのだ。

親子で楽しむことができることも人気の秘密となっていて、キッズルーム内にはガラス面を利用した景観抜群のミニボルダリングコーナーなどがある。

ミニトランポリンやミニジャングルジムもあって、お子さんの年齢に応じた楽しみ方を提供している。

一番人気は、なんと言っても3階のキッズゾーンから外に飛び出す「ロングすべり台」だ。