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2025年10月

道南の活火山、津軽海峡を望む「恵山」は遠目にはとても穏やか。道の駅「なとわ・恵山」から(トイレ△仮眠△休憩○景観◎食事○設備○立地◎)  

恵山(617.6m)は、気象庁による常時観測対象の活火山である。 函館市街地から東へ約40㎞、渡島半島の東南端の太平洋に突き出た位置に、津軽海峡をその眼下に置いて聳え立つ。 二重式火山の火口原「恵山溶岩ドーム」西麓の爆裂火口では現在も盛んに噴気活動が続いているが、標高330mまでの賽の河原駐車場までは車で進入することが可能で、賽の河原と呼ばれる火口原や恵山展望台、岬展望台まで散策はできる。 賽の河 […]

「ディマシオ美術館」から、新婚カップルの記念撮影に遭遇した「かなやま湖」へ。道の駅「樹海ロード日高」から(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備○立地◎)  

北海道旅の途中、京都の友人・丸山典久くんから電話があった。 「今、北海道にいるんでしょ?もし日高の方を通ることがあったら、ディマシオ美術館に寄ってみてはいかがですか?」と。 もちろん他に要件はあって電話をくれたのだが、彼が勧めてくれるのならと、道の駅「樹海ロード日高」から「かなやま湖」に向かう途中、その「ディマシオ美術館」に立ち寄った。 ちなみに冒頭写真は、かなやま湖畔で結婚記念写真を撮影中のカッ […]

「ヨークシャーファーム」→「狩勝ポッポの道」→「新得そば」からの「狩勝峠」越え。道の駅「しほろ温泉」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○)  

北海道空知郡南富良野町と、上川郡新得町の境界にある峠が「狩勝峠」である。 実は、この狩勝峠は、「道央」と「道東」の境界。 峠の西側が石狩川水系、東側が十勝川水系で、この峠が日本海側と太平洋側の中央分水嶺にもなっている。峠の名前「狩勝」だが、「「狩」は石狩川水系の「狩」で、「勝」は十勝川水系の「勝」だとおそらく誰もが思うだろう。ところが実は南富良野側に「狩勝」という地名があって、それが峠名の由来なの […]

「チョウザメ」をやたらアピールしている「びふか温泉へ。道の駅「びふか」から(トイレ△仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)  

「チョウザメ料理が食べられる!!」 この謳い文句に惹かれて訪れる人がどれほどいるのだろうか(笑) びふか温泉の所在地は、中川郡美深町字紋穂内139番地。 旭川からは車で約1時間半ちょっと、美深町は人口4,000人ほどの小さな町だ。 温泉は、国道40号線沿いの「道の駅 びふか」に隣接。 駅舎の背後は川のようになっていて橋が架かっている。 この水路は昔の天塩川。今は川ではなく三日月湖になっていて、この […]

噴火レベルが2に上がった雌阿寒岳の登山口へ。道の駅「足寄」では「長い夜」を(トイレ○仮眠○休憩○景観△食事○設備◎立地◎)  

なんかモクモクしてる。 噴煙だ! 雌阿寒岳登山口には警察や気象庁の人がいて、「雌阿寒岳山頂には行くな、六合目で規制がかかってそこからは行けないぞ」と。 今回北海道入りした直後の9月15日に噴火レベルが7年ぶりに引き上げられた活火山「雌阿寒岳」に、六合目からポンマチネシリ火口までの範囲に立ち入り規制がかかっている。 雌阿寒岳は、阿寒摩周国立公園にある8つの火山で構成される成層火山群の総称で、標高1, […]

お先真っ暗?1000年先は生態系が破壊されているだろう「十勝千年の森」へ。道の駅「しむかっぷ」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)  

「十勝千年の森」は、東に帯広があって西には占冠村がある、ちょうどその間の、清水町にある。 紙を大量に消費する十勝毎日新聞社が、その贖罪のつもりなのだろうか、植林で二酸化炭素を自然に還元しようと「1000年後の未来へ自然が残るように」という願いが込めて森づくりを始めたことが、この「十勝千年の森」の始まりである。 私もすっかり騙された?が、多くの人に「1000年間手付かずで続いてきた森」という誤解を招 […]

ピップエレキバンの「比布駅」から「剣淵温泉」へ。そして道の駅「絵本の里けんぶち」で仮眠(トイレ○仮眠◎休憩◎景観○食事○設備○立地○)   

北海道第二の都市、旭川市から国道40号線をのどかな田園風景を延々北上していくと、比布(ぴっぷ)町があり、さらに北上していくと、剣淵(けんぶち)町がある。 私は、北海道の中でもこのあたりの田園風景がとても好きで、北海道に来るとやはりこの辺りには来てしまう。 さて まずは比布町へ。 かつて「ピップエレキバン」のCMが撮影された比布駅のある“比布町(ぴっぷちょう)”は、旭川市の北に隣接する人口3,500 […]