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名所絶景、いい湯、いい食、いい人、道の駅から。

国宝「松江城」へは、宍道湖畔の道の駅「秋鹿なぎさ公園」からが一粒で2度美味しい(トイレ○仮眠○休憩◎景観◎食事○設備○立地○)

昔から人間は争いごとが大好きで、日本だけでなく世界中で、人の財産だけでなく命が奪われるという歴史が繰り返されてきました、いや、今も繰り返されています。そこでこの国においては、大事な財を守るため、敵から身を守るための建造物や土木施設ができるようになりました。それが城のはじまりです。 つまりお城は防衛施設であり軍事基地です。お城と聞いて石垣や天守を想像するかもしれませんが、これらは中世から近世城郭の歴 […]

道の駅「匹見峡」は、表と裏と前の「匹見」と「奥匹見」との分かれ道(トイレ○仮眠◎休憩○景観◎食事△設備○立地◎)

日本の各地で「過疎」が進行していますが、日本で最初に「過疎」が始まったのはいつ頃で、それはどこからだったかをご存知でしょうか? 日本で「過疎」という言葉が生まれたのは昭和38年で、島根県の山間部「匹見町」から始まったと言われています。「匹見町」は、現在は益田市と合併していますが、それまでは山間でのわさび栽培や林業、木工などを生業とする数多くの小集落が分散して存在する小さな町でした。 そんな「匹見町 […]

百名山「大山」の南側を東から西、道の駅「奥大山」へ。現れたのは冠雪大山の壮観(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地○) 

大山は、1936年(昭和11年)に日本で3番目に指定された国立公園です。この後、1963年(昭和38年)には蒜山地域、隠岐島、島根半島、三瓶山地域が追加指定され、現在の「大山隠岐国立公園」となっています。 大山は、中国地方では数少ない火山の一つです。西側から見ると富士山のようにも見えるのですが、富士山のでき方とは根本的に違います。古い火山に、新しい別の火山がかぶさるようにできた火山で、これを「複成 […]

道の駅「みやま公園」経由で「王子が岳」からの瀬戸内絶景へ(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事◎設備○立地○)

玉野市は、岡山県の南端に位置し、瀬戸内海の美しい自然に恵まれた風光明美で温暖な気候の港町です。市の海岸部中央にある宇野港は、かつては瀬戸大橋の開通まで四国の高松を結ぶ「宇高連絡船」の発着地でもあり、東京までを結ぶブルートレイン瀬戸の発着点でもありましたが、現在も四国の高松や瀬戸内海の島々(直島・豊島・小豆島)への航路がある「瀬戸内のターミナル」としての役割は変わりません。 玉野市は、瀬戸内海に面す […]

道の駅「一本松展望園」から、日の出&小豆島を背景にした多島美を!(トイレ○仮眠◎休憩○景観◎食事○設備○立地◎) 

備前市蕃山ICから岡山市君津ICまで瀬戸内海沿いを繋ぐ全長32kmの岡山ブルーライン。 私はまだ世が明ける前に東方面からこの道の入り口である備前市の蕃山ICに入り、瀬戸内市にある道の駅「一本松展望園」を目指していたところ、すぐに現れたのが写真の景色です。 この景色が見えたのは片上地区。備前市側から岡山ブルーラインを走行していくと、片上大橋があり、ここを渡ると瀬戸内市です。その片上大橋を渡ろうとして […]

マーケティング不在、責任不在の道の駅「山陽道やかげ宿」に物申す!!(トイレ✖️仮眠✖️休憩△景観△食事✖️設備△立地△) 

物産品の販売はなく、飲食店もない。 駐車場はあるが、すぐ出ていってくださいねと言わんばかりのレイアウト。トイレは綺麗だし用を足しながら目の前のアートを観れるが、館内にあるので24時間は使えないと。 そんな新しい?画期的な?道の駅が、江戸時代に宿場町として栄えた矢掛町(岡山県)にできました。重要文化財の本陣と脇本陣が建つ矢掛商店街と並行する国道486号沿いに県と町が整備したもので、「山陽道やかげ宿」 […]

「神戸おとぎの国」からの〜「鷲羽山ハイランド」。20年ぶりに私的遊園聖地の「はしご戸締まり」!!

「人がいなくなった、人が少なくなっていった場所を悼むような職業があったらどうなんだろうとずっと考えていました。舞台挨拶で全国各地をまわったり、自分の田舎に帰ったりすると、かつては賑やかだった街が、過疎化が進み静かになっているのを目の当たりにします。土地を拓くときや家を建てるときには繫栄の願いを込めて地鎮祭など祈りの儀式を行いますが、終わるときはただ寂しく廃れていく。ならば、そんな街や土地を鎮めるた […]

差別の歴史が刻まれた「虫明」へ、「黒井山グリーンパーク」から(トイレ○仮眠○休憩△景観○食事✖️設備✖️立地○) 

岡山県瀬戸内市は全国で唯一、市内の邑久町虫明の長島に位置する2つの国立ハンセン病療養所を擁する基礎自治体です。長島愛生園は1930年(昭和5年)に日本初の国立ハンセン病療養所として、邑久光明園は、大阪市の第3区連合府県立外島保養院を1938年(昭和13年)に虫明の地に再興する形で開設され、今日に至ります。場所が虫明の長島であったのは、写真のように、離島という環境が隔離にもっとも適していると考えられ […]

「鞆の浦」へ。最寄りの道の駅は「アリストぬまくま」(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事◎設備◎立地○) 

我妹子が見し鞆の浦のむろの木は常世にあれど見し人ぞなき 鞆の浦の磯のむろの木見むごとに相見し妹は忘らえめやも 海人小舟帆かも張れると見るまでに鞆の浦廻に波立てり見ゆ ま辛くてまたかへり見む大夫の手に巻き持てる鞆の浦廻を 万葉集には、なんと鞆の浦(とものうら)を詠んだ歌が4首も詠まれています。いずれも旅の途中で詠まれた歌ですが、すでに730年の万葉集に詠まれていることからもこの港町の長い歴史が伺えま […]

てんびんの詩の「五個荘」へ。最寄りの道の駅「あいとうマーガレットステーション」から!(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事◎設備◎立地○) 

滋賀県といえば、琵琶湖。そして、河川や山など豊かな自然を想起する人が多いでしょう。しかし、滋賀県は古くから商人が活躍してきた土地でもあり、滋賀県生まれの商人は「近江商人」と呼ばれ、今も商いの世界で「特別視」される存在です。 令和の時代も営々と続く大企業が生まれたことも「特別視」される理由の一つでしょうし、「平和堂」のしぶとい経営も「特別視」に値します。近江商人が活躍した理由として、「他の土地と行き […]

大好きな「彦根城」へ。最寄りの道の駅「せせらぎの里こうら」から!(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事◎設備○立地○) 

「彦根城」は、国宝に指定された5城のひとつです。1622年(元和8年)に建てられたこの城は、天守閣から琵琶湖を一望でき、城の造形美と高い軍事的機能を併せ持つ名城として名高いのですが、徳川将軍家の威武を示すために豪奢な造りになったとされ、1604年(慶長9年)に着工してから完成までにおよそ20年もの歳月が費やされています。 戦国時代まで近江国(現在の滋賀県)の主要拠点は佐和山城でした。佐和山城は豊臣 […]

道の駅「奥永源寺渓流の里」から「永源寺」、そして「湖東三山」へ!(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備△立地△) 

名神高速道路の八日市ICから国道421号線を通って東に17km、 或いは東海環状自動車道の大安ICから国道421号線を通って西に19km、 滋賀県南東部の旧永源寺町(現東近江市)に道の駅「奥永源寺渓流の里」があります。 本駅までの道中は、どちらのインターからアクセスしても最初の数キロは民家があり、田畑も広がる景色です。ところが、やがて田畑などは一切無くなって、ひたすら山林の中のドライブになります。 […]

お遍路さんの最後の休憩所?道の駅「ながお」のある「前山の里」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観△食事△設備△立地○) 

国の中心地から遠く離れた四国は、古来より様々な修行の場であり続けてきました。讃岐に生を受けた弘法大師・空海もたびたび四国の地で修行され、八十八ヶ所の寺院などを選んで四国八十八ヶ所霊場を開創されました。「遍路」とは、1200年前に空海が修行したその88の霊場を巡礼することで、お遍路する人のことを「お遍路さん」と呼びます。写真は、四国遍路八十八ケ所の最後の札所となる大窪寺に向かう道に設けられているお遍 […]

道の駅「空の夢もみの木パーク」にて。二宮忠八の空への想いに感動!(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備△立地○) 

飛行機の祖、二宮忠八の記念館を併設 高松自動車道の善通寺ICから国道319号線(途中から国道32号線併用区間)を南に12キロ、 香川県西部のまんのう町に本駅「空の夢もみの木パーク」はある。 この国道32号線は、もみの木の群生から「もみの木峠」と名付けられたその峠沿いにある道の駅なので、「空の夢もみの木パーク」と名付けられたそうです。 でも、なぜロマンチックな「空の夢」という言葉が「もみの木」にくっ […]

道の駅「熊野・板谷九兵衛の里」から「丸山千枚田」「赤木城跡」「布引の滝」へ!(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備△立地○) 

お彼岸といえばお墓参りですね。その「お墓参りをすると御利益あり」と伝えられているのが、熊野市紀和町の板屋九郎兵衛の墓と、その妻・お菊の墓です。写真は本物のお墓ではなく「レプリカ?」ですが、本物の九郎兵衛の墓に触ると願いが叶い、これまた本物のお菊の墓に参るとあらゆる勝負ごとに御利益があるとして、根強い信仰を集めています。 伝説によると、道の駅の名前の由来ともなった板屋(玉置)九郎兵衛(くろべえ)さん […]

道の駅「おくとろ」にて、「瀞狭」も「奥瀞」も堪能!(トイレ○仮眠○休憩○景観◎食事○設備○立地◎) 

熊野尾鷲道路(紀勢自動車道)の熊野大泊ICから国道309号線を北に17km、 途中から国道169号線に入ってさらに西へ15km走って、ようやく和歌山県南東部の北山村の道の駅「おくとろ」に到着します。 前半の国道309号線は走りやすい道路ですが、国道169号線に入ると車のすれ違いが困難な1.5車線の狭い道が続きます。 道の駅「おくとろ」があるこの北山村は、日本で唯一の「飛び地」にある村です。飛び地と […]

道の駅「くつき新本陣」のランチバイキングがあまりにすごい!(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事◎設備△立地△)

京都市下京区から福井県若狭町までを結ぶ国道367号線の、ちょうど中間点付近、滋賀県湖西の山中に、道の駅 「くつき新本陣」があります。 正確には、滋賀県北西部の旧朽木村(現高島市朽木)。 近隣に高速道路は走っていません。しかし高規格道路の琵琶湖西縦貫道路の鴨ランプからは県道23号線を通って北西に17kmの距離なので、特段アクセスが不便という場所ではありません。 とはいえ、相当の田舎です。農作物直売所 […]

道の駅「マキノ追坂峠」からメタセコイア並木へ!(トイレ△仮眠△休憩○景観◎食事○設備△立地○)

追坂峠は北陸自動車道の木之本インターから16km走った標高163mの所にあります。途中、琵琶湖からの高低差がまだ80m程度のところで遮るものがなくなり、わずかの間ではありますが奥琵琶湖を見下ろすことができます。 その倍の高さまで登ると道の駅「マキノ追坂峠」があるのですが、この滋賀県高島市の国道161号が超える追坂峠の高台にある道の駅の展望デッキにはぜひ上がりましょう。 ここからは、木々が生い茂る山 […]

カシオワールドオープン観戦は、アンパンマンの道の駅「美良布」からGo!(トイレ○仮眠○休憩◎景観△食事○設備△立地△)

ゴルフのカシオ・ワールドオープン(11月21日〜24日・高知県Kochi黒潮CC=7,350ヤード、パー72)は、43歳の岩田寛選手が通算7勝目を挙げて幕を閉じました。 昔一度回ったことがあったが散々だった思い出がある高知県Kochi黒潮CCでの、男子ゴルフツアー最終戦前の佳境の戦い。私が観戦したのは予選ラウンドの2日目、決勝に進めなければ賞金シードから陥落してしまう選手たちの、生き残りをかけた争 […]

道の駅「スプリングスひよし」は、車中泊じゃもったいない!?(トイレ△仮眠△休憩✖️景観○食事○設備○立地△)

京都府道19号園部平屋線沿いに、日吉ダム建設に伴い1998年にオープンした天然温泉施設「スプリングスひよし」。キャンプ場にバーベキュー広場などを備えた巨大な複合施設で、13年後の2011年10月に道の駅として登録されました。 「スプリングスひよし」は、典型的なデスティネーション型の道の駅。 つまり、どこか別の場所に向かう際の立ち寄り場所、休憩場所、パーキングエリアとしての役割ではなく、ここを最終目 […]