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2026年

ノンフィクション「かもめのDNA」第10話「R80平尾勇司のDNAが、一体どれだけ多くの弟子たちに受け継がれたのか問題について」

1990年台後半の日本は、金融機関の破綻が続く一方で、ネット企業が登場しはじめ、リクルートでも紙からネットへ、ペーパーレスの情報提供への移行がテーマになっていた。 雇用面では非正規雇用者数が徐々に拡大。 従来と異なるキャリア観を持つ人々も増加しつつあった。 一方、労働人口の減少も目前に迫り、主婦等の労働力も求められるようになっていた。 非正規雇用者ニーズへの対応としては、リクルートグループとしては […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第9話「HRの鬼と、ホットペッパーの神とは同一人物。その平尾勇司がリクルートを変えた。」

私は、死ぬまでに一度でいい、関一郎さんと再会したい。 お聞かせいだだきたいことが三つある。 一つは、「かもめのDNA」に深く関わり続けてきたご自身の人生だ。 自らリクルートの急成長の主役であり、理不尽にも背負った巨額の負の遺産を見事にすべて片付けて、そして恩師江添の判決確定までをも見届けた人物として、リクルートを語っていただきたい。 二つ目は、リクルート最大の危機に際して新しい人事コンセプトによっ […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第8話「選択定年制で水を得た魚のごとく大海に泳ぎ出た中澤さかなの人生は、元リク人生設計のお手本かもしれない」

第8話も、第7話の主人公・リクルートに10年いた絹谷公伸に続いて、リクルートに20年いて外に出て通用する強烈な力を身につけたあと、その後同じ20年をさらに素晴らしい人生として生き、リタイアしてから最もやりたかったことを手に入れた、すばらしき元リクの物語だ。 R80、つまり1980年リクルート入社の中澤さかな(本名:等)は、私の新人時代は東京でいい仕事を連発する憧れの存在だった。 私の倍の20年間リ […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第7話「バブルート崩壊。債務減らし人減らしと、次のステージに飛び出した絹谷公伸の、win-win」

1991年の秋に私がリクルートを辞める時には同じフロアで働いていたR83村井満が、急遽全社の人事部門に異動になったのは、1992年のことだった。 求人分野の広告は不掲載という会社も増え、リクルートに教育トレーナーなんてやってもらいたくないという不買運動に近いようなことも起こって、リクルート事件が長期化の様相を呈してきたことはじわじわとビジネスに影響し始めていたが、何よりバブル崩壊による経済の冷え込 […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第6話「リクルートに2兆円近い負債を押し付け、創業来の盟友を自己破産させて逃げたもう一人の江副浩正」

第5話では、私の心の中の何かを半分切った男が、大阪の私のデスクの5m先にいたことを話した。が、東京⇄大阪のピストン兼務が始まってすぐ、かすかに繋がっていた心の中の何かを完全に断ち切った男がもう一人、東京の私のデスクの5m先にいた。 それが当時の企画室長・藤田洋である。多少仕事はできたが、リクルートの女性を手当たり次第に犯した、セクハラ男というか犯罪人である。もういろんなところで書いてきたので、この […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第5話「事件無関係の膨張の果てに手にしたカネという果実、実らなかったヒトという果実」

リクルートという会社にも、きっと「真夏」の季節はあったろう。 で、それはいつだったか?2014年に10月16日に上場し、以降時価総額で日本のトップレベルに位置するようになったことをもって「真夏」とする向きがあるかもしれない。 しかし、それは全然しっくりこない。真夏の光と影、光が強ければ強いほど、影は暗く濃いからだ。 上場が真夏の光だとすれば、当時およびその後のリクルートにはそんなに濃い影は見えない […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第4話「クリエイティブ人材を狩る→味見→捨てる=残虐のDNAの端緒」

この第4話には何が書かれているかを最初に一言で言うと、それは「リクルートのクリエイティブ残酷物語、その序章である」ということになる。 残酷物語が始まったのは、リクルート創業から10年、1970年のことであり、その終焉は1997年。私の一番弟子でありリクルート制作のエースに成長した絹谷公伸の電通への「放出」によって、足掛け27年に及んだ残酷物語のすべては、「リクルートクリエイティブの完全消滅」という […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第3話「株のばらまきは我々R82が入社して2年経った1984年、稲盛和夫の江副いじめによって始まった」

2026年2月14日、世間的にはバレンタインデー。 還暦から古希へと向かうR82の面々が、大阪で初めて開催されたプチ同期会に集まった。 (水の都・大阪開催のプチ同期会の冒頭、大野誠一のスピーチにOh,No!と盛り上がる?の仲間たち)かもめのDNAという漠然としたタイトルで書き始めたこの物語だが、我々R82の感覚ではほぼ「リクルートのDNA=江副浩正のDNA」である。 しかし江副創業社長のもとで仕事 […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第2話「山田滋、馬場マコト、亀倉雄策のトリオで手がけた『情報は人間を熱くする』は、江副浩正の遺言である」

リクルート創業者、すべての元リクにとって恩人である江副さんの命日である今日は、衆議院選挙の投票日だった。 37年ほど前にはリクルートが当時の内閣を吹っ飛ばした、そのことを思い出しつつ午前中に投票を済ませてきて、今から、「かもめのDNA」第2話を投稿するところだ。 今回の衆院選、大阪ではしつこく都構想の是非を問う知事選、市長選もくっついて、私の選挙区では政治と金の問題の渦中の西村バッシングと西村支持 […]

ノンフィクション「かもめのDNA」第1話「クリエイティブの未来、それを語るステージに、リクルートがとっくにいない件」

物語を始める前、まず最初に。 ここに登場する人物の名は全て実名でありしかも敬称略であることを、ご了承いただきたい。 まあノンフィクション「小説」であるから、企業名も登場人物も仮名で進めるのが良いし、そうすればそんなことわりは必要ないのだろうが。ただ、実名であることに意味があることがあまりに多いこの物語は、実名にて書いていくことに決めた次第である。実名を操ることを決めた最大の理由は、この物語の完結は […]

23作目の顔は、どうしても笑わない。笑顔の君が、どうしても描けない。「越生さん、悔しいですよ」って。大好きなお前がそう言ってるんだよ。嗚呼、池辺!

池辺正博くんとの出会いはかれこれ40年前に遡る。当時まだ駆け出しの営業マンだった彼が、制作課長になったばかりの私のデスクにやってきて、こう言った。 「私、池辺正博といいます。実は日立造船さんを担当することになりまして、日本のビッグビジネスにご参画いただけることになったのですが、ご存知のようにもう原稿締め切りは過ぎているのに書いてくれるライターさんが見つからず、掲載をお断りしなければなりません。どう […]

四季彩画処女作(No.021)タイトル「紅葉V.S.富士」。ほぼシルエットでも富士は紅葉ライトアップと互角の美。道の駅「とみざわ」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)

ここ数年の車中泊旅で、私のアトリエには描き遺したい絶景のスケッチや現地の資料写真がかなりたまっている。似顔絵師ともう一つ、「四季彩画」を専門とする画家を志した私だが、処女作は「富士山」と決めていた。なんといっても日本一、世界に誇る富士山だ。毎年のように、春、秋、冬それぞれの富士山を楽しみに来るが、昨年秋にも山梨県を旅していて、この絶景を記録していた。それを2ヶ月以上も試行錯誤してようやく描き上がっ […]

「あけおめ転職」激増ちう。もし天職に就きたくて彷徨っているなら、そんなあなたには「天職への道」に関する私の実体験と研究結果?を知ってほしい。

私がリクルートを辞めてから知り合って今がある、ということは後輩と呼んでいいのかどうか自体が心配なわけだが、まあ今も仲良くしていただいている愛すべき人に、阪本くん(写真左)と角井くん(同右)という人がいる。 彼らが中心になって、昨年の秋、「天職」というものを考えるプロジェクトが立ち上がった。 彼らは「天職ch.」というサイトを立ち上げ、多くの人が自らの天職を見つけ、幸せな人生を送っていくその歩みを支 […]

NHKの総力を結集した紅白歌合戦を楽しみつつ、そのNHKをぶっ潰すと息巻いて極寒の神戸刑務所で紅白歌合戦も観ずに凍えている立花孝志被告を思った。

元兵庫県議に対する名誉毀損で起訴された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志被告が、クリスマスイブに、兵庫県警の留置施設から神戸市北区の神戸拘置所に移送されたと知った。 この拘置所は、かつて収容中の被告が凍死したこともあり、神戸市民は知る人ぞ知る?「冬の厳しい寒さ」で知られる施設である。 それを知ってではもちろんないが、放送開始100年の節目の「紅白歌合戦」へのNHKの思いはどこまでも熱く、力の […]