「島崎藤村」や「永六輔」の素晴らしい詩を生んだ「小諸なる古城のほとり」へ。道の駅「みまき」から(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地○)
「小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ…」 日本語とは、かくも美しいものかと感嘆させられた島崎藤村の「千曲川旅情のうた」の冒頭だ。中学校の修学旅行で最初に接してから半世紀以上、ずっと頭にあって、時折誦じてもいた。藤村は、小諸城址・懐古園をよく訪れていた。 『千曲川のスケッチ』には、小諸義塾の同僚たちと連れ立ってここに弓を引きに行ったことを書いている。当時園内には十五間ほどの矢場があって、藤村は弓 […]