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2025年1月

「湯の川温泉」で全身浴のち、道の駅「湯の川」で仮眠と足湯(トイレ◎仮眠◎休憩◎景観○食事○設備○立地◎) 

「火の山の ふもとの湯こそ 恋しけれ 身をこがしても 妻とならめや」 神代の昔、出雲からやってきた大国の主命と恋に落ちた稲羽の国(八上姫)は、主命にスセリヒメというお妃があることを知らず、国に帰られた主命を慕って旅に出ました。出雲の入り海(宍道湖)を船で進まれた八上姫は、南の山の谷あいに湯気が立ち上がっているのを見つけます。 気になって船を降り、近づいてみますと、そこには岩の間からこんこんと湯が湧 […]

日本の至宝「米子城」を潰したアホを許して米子城跡と道の駅「あらエッサ」へ(トイレ◎仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地○) 

米子城は、戦国時代末期の天正19年(1591)頃、毛利一族の吉川広家が築城を開始するも、慶長5年(1600)の関ケ原の戦い後、広家は国替えを命じられ岩国へ。逆に関ヶ原の戦いで軍功が認められた駿河の国の中村一忠がこの地・米子を治める伯耆国18万石の領主に選ばれて赴任。城慶長7年(1602)、湊山の山頂に五重の天守閣と四重の副天守閣(四重櫓)を持ち「山陰随一の名城」と称された壮麗な米子城を完成させまし […]

道の駅「しおのえ」から「イクサ酷道」を南下して宍喰温泉へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備△立地◎) 

全国にはおよそ「国道」という名称にそぐわないような、細くて狭い、そして荒れた国道が稀に存在します。このような酷い状態の国道は「酷道」と漢字を当てられ、私のようにそれを好んで走る変わり者も一定数いるのですが、四国の内陸部はその“宝庫”です。 四国の酷道として最も有名なのは、徳島県から四国山地を横断し高知県に至る総延長約350kmの国道439号、通称「ヨサク」。路線が恐ろしく長いのに酷道区間多すぎ、2 […]

「大久保諶之丞」がつくりし道を走って、生誕の地「たからだの里さいた」の露天風呂へ(トイレ△仮眠◎休憩◎景観○食事○設備○立地◎) 

「笑わしゃんすな百年先は 財田の川から川舟出して 月の世界へ行き来する」。 これは、大久保諶之丞が雄大な将来を歌った都々逸です。 道の駅を止まり木に、日本全国を旅していますと、私たちはこの国を縦横無尽に走る道路を当たり前のように利用させていただいているのですが、せめてこれらをつくた先人の尽力を知って感謝することを忘れてはならないと思います。 長い間、狭く険しい山道だけしかなく、そのため経済や文化の […]

道の駅「日和佐」にもウミガメの「大浜海岸」にも南海トラフ来るな(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備△立地○) 

2025年、明けまして、日本に大地震が起こりませんように。 日本周辺で発生する地震は「海溝型地震」と「陸域の浅い地震」に大別され、前者は「プレート境界の地震」と「沈み込むプレート内の地震(スラブ内地震)に、後者は「活断層による地震」と「活断層以外の地震」とに分かれ、これら4種類の地震が繰り返し起こってきました。 1年前の元旦に起こった能登半島地震は、内陸の活断層が上下方向に動いた「逆断層型の内陸地 […]