大地震時の避難経路を確認しつつ、赤羽漁港のある道の駅「あかばねロコステーション」へ(トイレ○仮眠△休憩△景観○食事○設備△立地△) 

赤羽根漁港は、渥美半島中央部の太平洋に面した田原海岸の中にある。 この地の沖合は昔から良好な漁場であるが、太平洋の荒波をまともに受ける厳しい自然条件にあることから漁船の遭難事故が相次ぎ、避難港建設の要望が高まったため、昭和27年11月11日に県内唯一の第4種漁港に指定された。 それ以降、赤羽根漁港は、「漁港整備長期計画」による工事が何度も行われてきたが、現在急ピッチで行われているのは整備のための工 […]

大久保彦左衛門が生まれ育った場所にできた藤川宿、現在の道の駅「藤川の宿」へ(トイレ△仮眠△休憩△景観△食事○設備△立地◎) 

東海道「藤川宿」は、慶長 6年(1601)、東海道五十三次品川から数えて 37 番目の宿場町として誕生した。 この地で生まれた大久保忠教、通称・彦左衛門は徳川3代に仕えた「天下のご意見番」として、講談などにしばしば登場する人物であるが、80歳まで生きた彼は、自らの故郷に藤川宿ができ、繁栄する様をしっかり見届けている。しかしまた、戦乱期と江戸時代の天下泰平にわたって生きたゆえ、彼の人生は、目まぐるし […]

なんと16種類もの湯が楽しめる天然温泉が評判の、道の駅「どんぐりの里いなぶ」へ(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備◎立地△)

愛知県を旅しているが、温泉は旅の楽しみの一つ、日々欠かせない。この県の温泉をあまり知らないので、「併設している天然温泉が人気の愛知県にある道の駅」をググったところ、道の駅「どんぐりの里いなぶ」に隣接する天然温泉「どんぐりの湯」がヒットして、ここの評価がとても高かったので行ってみた。 場所は、愛知県北東部の旧稲武(いなぶ)町(現豊田市)。 愛知県は名古屋市など有名な都市があるからだろう都会というイメ […]

道の駅「豊根グリーンポート宮嶋(とよねグリーンポートみやじま)」で目の当たりにした「豊根村政の無能」(トイレ△仮眠△休憩○景観△食事△設備△立地△)

道の駅は、車中泊の旅を続ける「渡り鳥」にとって「止まり木」である。 羽を休めるための場所として、本当に貴重なものだ。 だから、頑張って営業されている道の駅の運営スタッフを見るにつけ、いつも感謝の気持ちをお伝えしつつ、旅を続けさせていただいている。 しかし、たまに。 この道の駅ってどうなんだろう?と思うことも正直ある。 需要と供給のバランスがすっかり崩れ、長年赤字が続いている施設。 従業員が活力もホ […]

「超」をつけたいほどの穴場、「天然温泉ひまわりの湯」が併設されている道の駅「信州平谷」へ(トイレ△仮眠△休憩○景観○食事○設備◎立地○)

道の駅に「併設」というと、温泉でも何やら格下感を勝手に感じてしまうが、道の駅「信州平谷」の日帰り入浴施設「ひまわりの湯」は、まさに本格派。 旅の楽しみの一つとして温泉めぐりもしている私だが、全国の有名な重曹泉と比較しても全く遜色ない天然温泉だ。 トロトロのお湯は肌をツルツルにする効果があるというナトリウム炭酸水素塩温泉(重曹泉)で、湯量も豊富。この泉質は神経痛、筋肉痛、疲労回復、健康増進などに効用 […]

奇岩断崖の名勝「天龍峡」から、桜を楽しみながら道の駅「信濃路下條」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事○設備○立地○)

名勝「天龍峡」。天竜川の浸食によって造りだされた、南北約2kmにわたる峡谷の美しい景観だ。 とにかく奇岩断崖がすごいが、アカマツやカエデ、サクラなど峡谷を彩る木々、天竜川の流れと川下り舟などが、まさに水墨画のような峡谷美を織りなす。 ここに来て桜を楽しみ始めた早々に、思ったことがある。それは、天龍峡という場所は冠雪が始まる初冬に訪れると、きっと今の桜の季節、あるいは紅葉の季節にも勝る究極の絶景を楽 […]

国内線5本うち神戸方面に2本の直通季節便が出ている「松本空港」から、道の駅「今井 恵みの里」へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観◎食事○設備○立地○)

松本空港(信州まつもと空港)は60年も前、1965年7月16日に開港した、長野県が保有・管理する歴史ある地方空港で、日本の空港では最も標高の高い場所(標高657.5m)にあって、「着陸が日本一難しい」ともいわれる。  空港の話などは、極度の高所恐怖症による大の飛行機嫌いの私には無縁なはずだが、私とて現代人の端くれ。 海外に行く時、そしてビジネスでどうしても乗らねばならぬ時は、決死の思いで飛行機に乗 […]

「サイモンとガーファンクル」と「いしだあゆみ」のイメージは「ハーブ」。道の駅「池田」へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事△設備○立地○)

私にとって初めてのギター「YAMAHA」の16,000円也のフォークギターを買ったのは中学2年生の冬だったか。 サイモンとガーファンクルが歌う「スカボローフェア」を何度も聞き、原風景(写真)を妄想しながら、一生懸命「アルペジオ奏法」の習得に取り組んだ日々を思い出す。スカボローフェアは、中世から歌い継がれてきた民謡で、たくさんのバージョンがあるらしい。 サイモンとガーファンクルが歌ったスカボロフェア […]

道の駅「さかきた」から、秘境「差切峡」そして名勝「山清路」へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観△食事○設備△立地○)

松本盆地を南から北に向かって流れる長野県の「犀川(さいがわ)」は、日本一の長さを誇る大河・信濃川の支流である。小さなダムが連続しているためゆったりとして、流れが殆どないようにさえ見える。この水量豊富な川は、昔からニジマス、ブラウントラウト、ヤマメ、イワナなど多くのトラウトたちを育んできた。しかし、その犀川支流の麻績川(おみがわ)は、犀川とは全く異なった表情である。 奇岩と、それを 刻んだ清水の競演 […]

「生坂ダム殺人事件」と「松本サリン事件」に共通する長野県警の闇の源泉が、道の駅「いくさかの郷」から見えた(トイレ○仮眠✖️休憩○景観△食事○設備△立地△)

生坂(いくさか)ダムは、犀川水系5ダムの最上流域、長野県東筑摩郡生坂村にある重力式コンクリートダムである。 45年前の1980年(昭和55年)3月29日、このダムの湖底から、ビニール製のロープで体を縛られた男性の遺体が発見された。 遺体は長野県麻績(おみ)村に住む会社員、小山福来(よしき=当時21歳)のものと判明。彼は数日前に友人の女性と出かけてから女性を残して行方不明になっており、母親から捜索願 […]

幻のそば産地「左右高原」を訪ね、憧れの「そば信」で「3タテ」を喰らい、道の駅「長野市大岡特産センター」へ(トイレ○仮眠◎休憩○景観△食事○設備△立地○)

今年(2025)のプロ野球セ・リーグのペナントレースは、阪神と巨人が強い。かつて東京ドームでコテンパンにやられていた阪神だが、今年は東京ドームでのカード初戦からなんと巨人を「3タテ」。さらに東京ドームで2勝して5タテとしたが、惜しくも「3タテ」の2セットとはいかなかった。私は大の阪神ファンであるが、大のそば好きでもある。 1988年創業以来『挽きたて』『打ちたて』『茹でたて』の「3タテ」を貫く「そ […]

昭和生まれの「ジンギスカン街道」を走って、道の駅「信州新町」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事◎設備△立地○)

上信越自動車道の長野ICから県道35号線、国道19号線を使って西に18km。 前半の9キロは長野市中心街の都会、トンネルを抜けた後の後半9キロは大自然の中のドライブでメリハリ抜群だ。 そして、走っている国道19号が信州新町地域に入るとそこはもう「ジンギスカン街道」である。というのも、この「ジンギスカン街道」には、地元で育てたサフォーク種のジンギスカンを食べられる専門飲食店が「街道沿い」に6店舗も並 […]

道の駅「 おがわ」を拠点に、日本一美しい村の一つ「小川村」の春を堪能(トイレ◎仮眠◎休憩○景観◎食事△設備○立地○) 

小川村は、長野県の北部、長野市と白馬村のほぼ中間に位置する本当に美しい村である。村そのものも美しいのだが、村内各所から雄大な北アルプス連峰を眺めることができ、その景観は、「日本の里100選」、「信州の自然百選(景観選)」、「信州サンセットポイント百選」にも選ばれている。 「日本で最も美しい村」連合に加盟しているが、私的にはその代表格として「日本一」に推したいほどである。 というのも、小川村の総面積 […]

「自在神社」の桜、「虫倉山」の大パノラマから、イカしたロゴデザインの道の駅「 中条」へ(トイレ◎仮眠○休憩◎景観◎食事◎設備△立地◎)

長野県上田市から千曲市に北上する国道18号線を走っていると、国道18号線を長野に向かって走っていると左側にピラミッドのような形をした山が見えてくる。 それが岩井堂山。地元では麓に自在神社があることで、「自在山」と呼ばれている山である。 町をはさんで流れる千曲川の左岸・村上地区は村上氏発祥の地だが、ここからも自在山はよく見える。 この山は、戦国時代以前には狼煙台として山頂部が使われていた歴史があり、 […]

「まつり街道」こと遠州街道を南下して、道の駅「信州新野千石平」へ(トイレ○仮眠○休憩△景観△食事○設備△立地○) 

2022年11月、阿南町の「和合の念仏踊り」と「新野の盆踊り」が、「風流踊(ふうりゅうおどり)」として「跡部の踊り念仏(佐久市)」とともにユネスコ無形文化遺産に登録された。 新野を縦断する道路は、「遠州街道」と呼ばれていた古来ある道だが、「まつり街道」とも呼ばれるこの街道は、上方文化を反映した独自の祭りが発達した。 祭り文化・伝統芸能の吹き溜まりともいわれるこの新野地区には今でも連綿と続けられてい […]

道の駅「北信州やまのうち」を拠点に、志賀高原での長期滞在候補地「湯田中・渋温泉」「角間温泉」で宿探し(トイレ○仮眠✖️休憩△景観○食事△設備○立地◎) 

15年ぶりにスキー再開を決めてから、以前とは違う楽しみ方として、温泉を楽しみながら長期滞在してスキーを楽しめる場所を探している。 「ゲレンデ以外にオフピステでの山スキーができる」「ゲレンデのそばに露天風呂付きの安い宿があって長く滞在できる」「とにかく空いている」という3条件を全て満たす場所を探しているのだが、なかなか見つからない。昔は今ほど人混みを嫌わなかったので志賀高原には通いまくったが、人気の […]

千本桜の寺「谷厳寺」から「真宝寺」を巡って平和を祈り、道の駅「ふるさと豊田」へ(トイレ○仮眠○休憩◎景観○食事○設備○立地◎) 

信州は中野市にある標高1351mの高社山の麓に、曹洞宗の寺「谷厳寺(こくごんじ)」がある。 谷厳寺は千本桜の寺として有名だ。ソメイヨシノ、コヒガン、しだれ桜など、1000本以上の桜が咲き乱れ、まさに壮観というしかない。 ここを訪れるべき理由もう一つあった。 ここには「憲法9条の碑」が建っているのだ。谷厳寺は戦時中、足立区寺地国民学校の児童43名の疎開を受け入れていた。 食べ物は極端に不足していて、 […]

「上杉謙信」の居城として知られる「春日山城址」本丸跡から見える日本海に下って、道の駅「うみてらす名立」へ(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○) 

春日山城は、別名「鉢ヶ峰城」とも呼ばれ、戦国時代の名将の中で私が最も好きな上杉謙信の居城として知られる。国の指定史跡であり、日本百名城にも数えられている。 城地としての広さは、東西・南北ともに2キロメートルほどもあって、この規模の雄大さと複雑な自然の地形を巧みに利用した堅固な城塞は、難攻不落の天下の名城、全国屈指の名城といわれる所以である。 現在も、空堀や土塁、大井戸など山城の特徴が残っているが、 […]

いちびりまくっていた加賀百万石の「堤関所」と、近くの道の駅「越後 市振の関」(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○) 

「加賀百万石」という言葉は、誰もが聞いたことがあるだろう。 江戸時代においては、藩の大きさは米の収穫高つまり石高(こくだか)で表されていた。 とびきり大きな藩であった加賀藩は、慶長19年(1614)、国境の守りを固めるために領境の数か所に関所を設けたが、境関所もその一つである。 越後に通じる親不知の難所を控え、交通の要所を押さえるように国境に設置されたものだったが、歴史的には南北朝時代の抗争で新田 […]

私などはターゲットではない「宇奈月温泉郷」より、桜とビールの道の駅「うなづき」で遊ぶ(トイレ○仮眠△休憩◎景観○食事◎設備◎立地○) 

今や宇奈月温泉郷としてすっかり有名になったが、この地はかつて桃の樹林が広がる無人の台地ゆえ「桃原」と呼ばれていた。 その後、黒部川上流の黒薙温泉から引湯が成功。 1923年の開湯以来、多くの文人墨客が愛する温泉郷の歴史を歩んできた。 宇奈月温泉のお湯は、源泉温度は90度以上と高く、黒部川の清流を思わせる無色透明の湯は日本有数の透明度ともいわれ、肌にやさしい弱アルカリ性単純泉で「美肌の湯」との評判も […]