男の「青いトラクター」に乗った水尻宏明と秋に再会を。道の駅「スペース・アップルよいち」にて(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備◎立地○)

小林旭がヤンマーの「赤いトラクター」なら、

水尻 宏明はISEKIの「青いトラクター」。

どちらも男の中の男、「男のトラクター」である。

余市の近くに来たので、余市で農場をやっているリクルート後輩だった水尻宏明くんに電話した。

何度も電話したが、出ない。夕方になって、電話がかかってきた。
「こしおさん?すいません、今日ずっとトラクターに乗ってまして。トラクターの振動で、いただいていたお電話にずっと気が付かなかったんです。」
「水尻くん、きっとそうだと思っていたよ。トラクターのあの振動、携帯のバイブなんて気が付かないって(笑)。9月がベストシーズンなんでその頃お越しくださいと言ってもらってたけど、たまたま近くまで来たから会いたいと思ってね。」
「今、どちらですか?」
「今日は君に会うのを諦めて、積丹半島の先まで来ちゃったよ。君がおすすめの収穫の9月にまた来るので、その時にはまた連絡するね。」
と言うことで、秋の再会を約束して電話を切った。

水尻宏明のライフワーク

fbでご存知の方も多いと思うが、水尻くんのライフワークテーマは「農家と障害者が共に築く農福連携の在り方」だ。

水尻くんの息子さんに障害があったことで、彼は「将来親がいないくなる日が来た時に自立して働ける場をつくろう」と考え、サラリーマンから転身して障害者と共に農園で互いに必要とし合う関係の構築に日々奔走している。

二年前の収穫時期には、彼の同期の中村昭典くん、五十嵐政信くんとが、9月に水尻くんの農場を訪れている。水尻くんのつくるトマトジュースは絶品。それは有名だ。

いい水、地質、地形、気候に恵まれて、余市は北海道でも有数の葡萄の産地だ。

水尻くんはナイアガラ、キャンベル、バッファロー、デラウエアなど様々な種類の葡萄もつくっていて、中村くん五十嵐くんは収穫に追われる最盛期に手伝っている。

この秋は私も負けずに(笑)そして体が動くうちに(笑)手伝おうと思う。

道の駅「スペース・アップルよいち」

「スペース・アップルよいち」は、国道229号と国道5号の分岐点にほど近い余市川河畔、国道229号沿いにある。

余市宇宙記念館「スペース童夢」や農産品直売所、無料体験コーナーなど、楽しさ満点の道の駅。

近くにはニッカウヰスキーの工場もあるし、この道の駅でしばらく水尻くんからの折り返し電話を待った。

フルーツやワインを使用したこだわりの手作りアイスクリームやアップルパイも!

駐車場。

トイレはちょっと変わった色。

休憩環境はとてもいい。

宇宙記念館では、郷土出身で日本人初の科学者宇宙飛行士・毛利衛さんの業績を紹介。

さらに、CGドーム映像で星空を見ることができる「デジタルプラネタリウム」や3Dシアター「2041年太陽系ミッション」などが楽しめる。

道の駅ショップでは10種類以上の「宇宙食」などが手に入るほか、地元水産加工品、農産品をはじめ「フルーツのまち余市」ならではの旬の味覚がいっぱい。