
北海道後志地方の倶知安町で、中国人の成金が「別荘」を建てるために、なんと無許可で我々の大切な羊蹄山の麓の3.9ヘクタールもの森林を伐採してしまったことをご存知だろうか。


羊蹄山のふもとの倶知安町巽(たつみ)地区で、この中国人が発注した日本の事業者は金に目が眩み、中国人成金に言われるままの巨大な住宅2棟を建てるために、2023年夏から森林法に基づく必要な届け出を道や町にしないまま、森林伐採を行ってきた。
倶知安町は、木を切り始める時に必要な伐採届けの提出がなかったのでこれまで複数回にわたり事業者に提出するよう指示。しかし、町は今なお受理できていない。
道も事業者に対して去年11月から今年1月までの間に、林地の開発に必要な図面を7回にわたり提出を求めていたという。そして道はいまだにこの中国人成金に接触すらできていない。
町も道も、この違法行為をやめさせる事なくなんと2年間放置。ようやく道が2025年6月4日に立ち入り調査を行って、約3.9ヘクタールの森林が、開発許可を受けないまま伐採されてしまっていたことを、北海道を旅する私も知ることとなった。
もちろん、ほぼないが怒髪は天をつき、この中国人成金には激怒した。
しかし、それより何より、この国の地方行政の脆弱が心配になった。
というのも、さらに情けないことに、この場所で住宅の建築を担当していた別の札幌の事業者が建築基準法に基づき事前に必要な確認申請をしないまま、住宅を建てていたことも併せて判明した。
はあ?この国は法治国家と違うんか?
このクソ中国人成金の金に目が眩んで片棒担ぐ日本の建築業者、違法行為を取り締まれない行政、警察、司法。
いったいどないなっとんねん?
現場に向かって車をぶっ飛ばした。

やったもの勝ちを許す北海道道政
立ち入り調査の翌日の6月5日、道は中止勧告と復旧工事計画書の提出を事業者に指示したところ、9日になって事業者から「6月中に2.7ヘクタール木を植え直す作業を終える」という内容の復旧計画書が提出された。その計画書には、残り1.2ヘクタールをどうするのかは「検討中」としているとのこと。
すっかり舐められたものである。違法行為による開発など、完全な原状回復と賠償は当然ではないか。
これほど舐められても、鈴木直道知事は6月13日の会見で、小学生でも言える、当たり前すぎることだけしか喋れない。
「悪質性があると思う。手続きがなされてないのは遺憾。無秩序に開発が行われないよう、森林伐採や土地開発に関わるルールの徹底をしていく」
お前はアホか?鈴木。
眠たいことを言いやがって、知事のくせに中国人の無法行為をほったらかしにしやがって。
お前が無能で生ぬるいから、道庁も無能、倶知安町政も無能ということになるんや。
北海道はやったもん勝ちを許すのか?完全な法律違反なんやから、即刻逮捕や、起訴や。
そして直ちに民事裁判を起こして、この中国人成金と、片棒を担いだ鉄筋、もとい、廃金建築業者に損害賠償させろ、ぼけ。
4つもの法律違反をカネ欲しさに放置?
今回問題となっている工事は、木の伐採行為は「森林法」、建物の建築については「建築基準法」、そして土地の形状上変更は「都市計画法」と「景観法」、この4つの法律に明らかに違反している。
例えば「森林法違反」についてだが、路のすぐ横に広がっていた森の多くの木が許可なしに伐採され、電柱まで立てられている。 すでに約3.9haが伐採されてしまっているが、1ha以上の森林の伐採には、事前に行政の許可を得る必要があるのにだ。
許可を得ずに伐採したことについて、なんと実行犯の建設会社は「下請けさんが誤って木を切ってしまった」とトカゲの尻尾きりに終始しているという。
もうこの業者は建築をする資格などないし、それどころかまさに「売国奴」である。
また、都市計画法でも1㏊を超える開発は知事の許可を得る必要があるが、これも申請されていないため、「都市計画法違反」となる。
さらに「景観法」に基づいて、倶知安町が定めた条例では3000㎡を超える森林伐採は町への届け出が必要だが、いまだ提出されていない。 建物の構造・安全性、耐火性などを定める法律「建築基準法」で規定されている、建築前に行う「建築確認申請」もなされていない。
建設主である中国人成金に土地を売った不動産会社は、「どうしてこんなことになったのか」と建築会社に責任をなすりつけてあとはノーコメントだという。
みんな、カネさえ手に入って人のせいにできれば、なんでもやる。それでも人間なのか?
海外サイトの不動産売買
6月16日に行われた倶知安町議会では、今回問題となった土地に近い場所で進行している別の開発計画も議題にあがったそうだ。
今建築をしていると思われる場所が、「ファイブスターホテル」などと書かれていて、どうも外国人向けとみられる「ニセコ区域の開発計画」が進んでいるのだと。 計画書には、現在問題となっている地域付近に、新たにリゾート施設を建設することが記されていて、 さらに、付近の開発計画は他にもあるというのだ。すでに羊蹄山のふもとに造られた一戸建ての宿泊施設40棟は、中国語で書かれたサイトで販売されている。
こうした倶知安町内の森林で計画されている数々の大規模な開発が、誰がどのような目的で行っているのか、北海道や自治体は把握すらできていないようで、頼りないにも程がある。
問題の土地のすぐ近くの土地をすでに購入したという外国籍の男性はこう言って笑ったという。
「 ニセコはこれから投資する価値があると思っていたので、購入した。 そもそもめちゃくちゃ安い値段で買ったので、逆に今回の報道で話題になっているので、値段は上がるんじゃないかな」。
ふざけるな、カネの亡者どもが!万死!!
道の駅「名水の郷きょうごく」
先日、釧路湿原を旅しているとき、天然記念物のオジロワシに散弾銃をぶちかましたアホのニュースに情けない思いをしたばかり。
もちろん心無い人間はどこにでもいるにしても、にわかには信じがたい「北海道民の民度」「行政の弱腰」に激怒しながら、私は「現場」に向かったその途中、ハンドルを持つ手がブルブルと震えるほどの怒りを鎮めるために、羊蹄山からの湧水で有名な道の駅「名水の郷きょうごく」に寄った。


この道の駅は、京極町と倶知安町を結ぶ道道京極倶知安線に位置し、道の駅一帯のふきだし公園には環境庁の名水百選に選ばれた「羊蹄のふきだし湧水」があって、羊蹄山の恵みである名水を求めるて多くの観光客が訪れる道の駅である。

公園内には名水プラザ、三角ステージ、トイレ棟、販売施設、遊具などの施設や芝生広場などがあり、隣接して、京極温泉、パークゴルフ場、キャンプ場なども整備されている。
駐車場には何台ものバス、そこそこの数の乗用車がすでにいたが、広くて余裕があり、また非常に仮眠もしやすそうだった。怒りで寝れるはずもないがw



トイレは駐車場横にも、施設内にもあるが、公園内にもある。





休憩環境としてはもう最高だ。








レストラン
厳選した厚切りジンギスカンや、名水を使ったラーメン、蕎麦、うどんに真狩ハーブ豚のカツ定食、たっぷりのチーズとサクサクのパイ生地が絶品のオリジナルピザなど、ここでしか食べられないメニューが多数。



売店


羊蹄山の湧水を使用したナチュラルミネラルウォーターや名水珈琲は購入マストの商品。
売店1番人気の名水珈琲ゼリーに羊蹄山麓野菜、京極酒などの特産品の他、近郊の土産品も販売している。



ジビエコーナー
全国的にも珍しい、蝦夷ひぐまや蝦夷しかの加工食品が売られている。クセや臭みの少ない良質なソーセージやベーコン、ジャーキーを買い求めることができる。
京極温泉
道の駅からすぐ近くの場所に、気軽に立ち寄れる日帰り温泉施設がある。
露天風呂からは羊蹄山の美しい山容が見える。泉質はナトリウム塩化物・硫酸塩泉。ならずものたちの羊蹄山環境破壊の現場に急いでなければ、入りたかったが。
羊蹄のふきだし湧水





羊蹄山に降った雨や雪が、50年以上の長い年月をかけてろ過され、ミネラルを含んだ超軟水として湧いている。この道の駅のハイライトだ。
水温は年を通して変わらず約6.5℃で、いつでも冷たく美味しい水がいただける。また、京極の湧き水は国内最大級で、湧水量は1日約8万トン。
これは約30万人の生活水に匹敵するすごい量だ。







さて。
名水をいただき心を落ち着けて到着した、違法伐採と中国人成金の別荘建設現場は本当にひどいものだった。
その惨状は「名所絶景」との出会い、感動を綴っているこのブログにはどうにも書く気にならない。
私は、中国人成金もそうだが、何より「売国奴」の建築会社を許さない。
また別の機会で追求していくことにする。