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第三話「60年安保」

たとえば京都発、ベイルート着。〜学生たちそれぞれの片道切符〜 第三話「60年安保」

60年安保の英雄、唐牛健太郎 60年安保は、俺が生まれる7年も前、犬にしてみれば下手すれば一生分も前のことだ。 主人、奥平剛士にとっては中学生の頃に起こったことだし、彼がその後70年安保闘争に熱心だったかと言えばそうではないが、彼が入学し、そして死ぬまで在籍した京大にはその影響が色濃いので、少し触れておきたい。 60年安保闘争とは、戦争の記憶がまだ生々しかった時代、学生をはじめとする若者に大人も加 […]