四季彩画処女作(No.021)タイトル「紅葉V.S.富士」。ほぼシルエットでも富士は紅葉ライトアップと互角の美。道の駅「とみざわ」から(トイレ○仮眠○休憩○景観○食事○設備○立地○)

ここ数年の車中泊旅で、私のアトリエには描き遺したい絶景のスケッチや現地の資料写真がかなりたまっている。
似顔絵師ともう一つ、「四季彩画」を専門とする画家を志した私だが、処女作は「富士山」と決めていた。なんといっても日本一、世界に誇る富士山だ。毎年のように、春、秋、冬それぞれの富士山を楽しみに来るが、昨年秋にも山梨県を旅していて、この絶景を記録していた。それを2ヶ月以上も試行錯誤してようやく描き上がったのが、この作品だ。

タイトルは月並みだが「紅葉V.S.富士」。

もちろん紅葉の鮮やかさにも感動したが、借景でありながらしかもすっかり暗くなってなお、圧倒的存在感を示す富士とが拮抗した美しさが描けたらと、両者拮抗した構図および色彩配置となった。

モデルと関係者だけに喜んでいただく「笑顔絵」と違って、「四季彩画」の方は、絵描きにとってはポピュラーすぎる描画対象ではあるが、部屋に飾っていただくニーズは比較的高く、その分、万人ウケするだろう。

今後、笑顔絵と並行して描いていく四季彩画は、値段を付けさせていただいて、FBページ(https://www.facebook.com/profile.php?id=100092483397842)でご覧いただけるようにしたり個展も開いていくつもりだが、気に入った絵が見つかったらぜひ問い合わせていただきたい。

1点ものなので先着順、売り切れ御免ということで(笑)

私の絵に最適な「紙」と「サイズ」を発見

四季彩画処女作に2ヶ月間試行錯誤を要したと書いたが、それは私の駆使しうる技法と、それを最大限に活かせる紙質のマッチングを模索していたのだ。結果、水彩の最高級紙「アルシュ」に決めたのだが、そのサイズも250mm✖️350mmのほぼB4サイズに定めた。

この大きさが、アルシュ紙の持つ凹凸の密度と私の技法がピッタリ合うことが期待できるサイズであるとわかった。

紙のサイズについて、もう少し詳しく。

サイズ決定の第一の根拠は、私の技法との相性である。

特に風景画において私は、人物画ではあまり使わない「点描」を随所に試みる。

新緑や紅葉の葉、桜の花、雪、滝…。
この「点描」という技法を大きすぎる紙でやると、時間がかかりすぎるし、効果も凄まじい労力の割にたいして現れないのである。

根拠の2つ目は、「笑顔絵」をほぼA3の大きさで始めたのだが、20点ほど描いて、紙の適正なサイズに気がついた。笑顔絵は、画面いっぱいにその人の「顔つき」を描くわけだが、実物大の2倍以上に拡大して描くことになる。

しかし人の顔って、どんなに近づいても実物大以上に大きく見ることはないわけで(笑)。

20点ほど描いて、ここまで拡大して描く「意味」というものをあまり感じなくなったのだ。実際に額装すると、お部屋に飾っていただくにはちょっと大きすぎるかもという実感もあって。

そしてもう根拠の3つ目、これはかなり深刻なことだったが(笑)。
それは、「絵の具類」の異様な「減り」である。

諸物価高騰の折、画材も値上がりが顕著で、大きな画面で絵の具類を使いまくると、費用がかかりすぎるのだ。特にエアブラシで使う染料やカラーインクは、マスキングの部分で無駄になる量も洒落にならない。

まあ、こうした試行錯誤、比較検討を重ねて行き着いた結論が、アルシュ250mm✖️350mmなのである。もちろん、より大きなサイズで描く意味を感じるようなものは、例外として取り組もうとは思っている。

巨大なたけのこが道の駅の目印

中部横断自動車道の富沢ICから国道52号線を南に1km、 山梨県南西端の旧富沢町(現南部町)に「道の駅 とみざわ」はある。 南部町の町役場のすぐ横にある、ということは、町内では比較的人通りや交通量の多い場所にあるのだが、 それでも道の駅周辺は住宅5割、田畑5割といった長閑な田舎町だ。

上の絵が生まれた場所は、この道の駅からひたすら東へと車を走らせていて、見つけた場所だったと記憶している。いちいち記録していればいいのだが、偶然、突然のように現れた絶景に、思わず急ブレーキを踏んでしまい危うく事故りそうになったほどの、とんでもない絶景というものは、予期せず目の前に現れるものである。

道の駅にいる時点ですでに日が沈みかけ次第に薄暗くなっていったから、この道の駅からそんなには離れてはいない場所であったろう。

富士山ではないが、道すがらの夕焼けも、とても美しかった。(夕焼けだけに「やけに」綺麗)。

道の駅ので圧倒的な存在感で目印となっているのは、巨大なたけのこのモニュメント。 直径は4m、高さはなんと13.5mもあるらしい。

ちなみにこのモニュメントの中には公衆電話が置かれていた。
このモニュメントが示す通り本駅は筍(たけのこ)をテーマにした道の駅。 筍の旬の季節(3月~5月)の間は、筍を満喫することができるという。

道の駅「とみざわ」の名物はたけのこ

この道の駅は、3月~5月は、たけのこ一色になるそうだ。

駅の施設としては、農作物直売所を兼ねた物産館とレストラン。 規模はそんなに小さくないが、利用客数はかなり少ない。 もちろん今回私が訪れたのは、筍の旬の時期とは真逆の秋。 店内で筍関連の商品を探しても、筍の缶詰と、竹の子まんじゅうぐらいだった。

4月に桜と富士山、そして筍を目的に再訪したいとも思うが、4月なら毎年農作物直売コーナーで筍を大々的に販売するだけでなく、屋内のスペースだけでは足りないので屋外にもテントを張ってテント内でも筍を販売するそうだ。

たけのこ以外の商品では、有名な南部茶、町内の老舗菓子舗が提供する「岩田屋の饅頭」、「あんドーナッツ」や「カレーパン」も人気商品らしい。

漬物コーナーもある。「丸ごと椎茸」「葉付き一本漬け大根」「焼きしょうが」等の漬物類はとても美味しそうだ。

総菜コーナーでは、南部町名物の「山川寿司」が目立っていた。

農作物直売コーナーでは一般的な野菜・果物に加えて、 「淡竹」「ヤングコーン」「荏胡麻」「パクチー」などちょっと珍しいものも販売されている。

レストランでは鮎や筍を使った料理

物産館では旬の時期を外すと一気に筍が減るようだが、レストランでは年を通して筍料理を味わうことができる。

中でも人気は「富沢バーガー」と「富沢味噌タンメン」。

バーガーはバンズの間に大きなたけのこ煮と柔らかいハンバーグが入っており、タンメンは山梨特産の「あけぼの大豆」を使った味噌味で、大きなたけのこの水煮がたっぷりと入っている。
また、鮎を使った「鮎の塩焼き茶漬け」「鮎の塩焼き御膳」、山梨名物「ほうとう」をざるうどんのように冷たくして味わう郷土料理「南部おざら」もレストランの人気メニューとなっている。