淡路島出身の愉快な仲間たちが集う「どんたーずコンペ」。
実に第169回を数える歴史あるコンペが、本日2024年3月17日、アークよかわゴルフ倶楽部にて開催されました。
いつもゴルフ場到着は1時間前と決めている私ですが、今日はなんと10時のスタート時間を2時間も間違えてしまい、2時間以上の暇つぶしを余儀なくされました。
まず、すぐそばにある道の駅「とうじょう」で休憩。そこからあっという間に到着するのでそれでも1時間早く到着。会場が「アークよかわ」ということで、「アートよかわ」と題して趣味の自撮り写真を何枚か撮影(笑)したりして、無駄に時間を潰しました。
優勝にふさわしいスコアではないものの
私はこのコンペに参加してまだ3回目である。
なかなか優勝に手が届かない人もいる中、たった3回目で優勝するなど、もってのほかであっった(笑)。しかし、熟練プロレスラーのように空気を読みきることができず(笑)、顰蹙ものの初優勝をしてしまった。
アウト43(パット数17)、イン45(パット数16)のグロス88(33パット)は、コンペの優勝者にしては恥ずかしいというか、物足りないスコアだろう。ハンデが16.8もついたからネット71.2とかろうじてのアンダーパーだったが、こうした結果になったのは天候(土砂降り)の影響で、みんなスコアを大きく崩したことによる。
ただ、まだ空から雨が落ち始めていない早朝、ゴルフ場到着までの道のりのどこかでカラスだろうかトンビだろうか、私の車は写真のように「糞の空爆」を何発も受けていた。
少なくともウンだけは、たっぷりついていたようである。
土砂降りの中でのゴルフ
スタートしてすぐ、天気予報よりもずいぶん早く雨は降り始めた。
次第に雨は本降りとなり、午後からは土砂降りとなった。
プロならいざ知らず、土砂降りの中ゴルフをするのが好きな人などいないだろう。
かく言う私も、雨中のゴルフは大の苦手である。
多くの人がオーバーラッピンググリップでゴルフをしているようだが、私のグリップは「インターロッキング」と言って、右手の小指と左手の人差し指を絡ませて握るグリップだ。
このグリップは両手の一体感が高まり、それによってグリップを力まずにゆるゆるで握ることが可能になり、それがこのところの好スコアに結びついてきた。
ところが雨で左手にはめたグローブが濡れてくると、その人差し指と中指とに絡ませる右手の小指が滑り始める。いつものように脱力してゆるゆるにグリップを握ると、滑ってすっぽ抜け、クラブがどこかに飛んでいく危険を感じるのだ。
すると、どうしても握る手に力が入る。少しでも力むことによって、たちまちいつもとは違うスイングに。そして、スコアも崩れてしまうと言うことになる。
だから、わざざわ雨の日にゴルフをすることはないのだが、コンペとか、友人との約束でのゴルフはやはりキャンセルすることが憚られ、この日のように土砂降りの中のプレーもやむなしと言うことになる。
いつもはアイフォンをポケットに入れていて、気が向けばホールの写真も撮って投稿にも添付しているが、この日はそんなことをしたらアイフォンが水で壊れてしまう。
「落ち着き」の会場は「いちじろう」
優勝したことがわかり、「落ち着き」を欠席するわけにはいかなくなった。
「落ち着き」と言うのは、淡路島の方言なのだろうか。「打ち上げの会」とか「宴会」のことを「落ち着き」と言うようだ。
急遽、淡路島の定宿「清雅荘」に電話をし、空室があるかどうかを確認。宿泊することにして、本日の「落ち着き会場」である「いちじろう」へと車を走らせた。
「いちじろう」は、私が淡路島の住人だった頃(小学3年生の1学期まで)、家の斜め向かいにあった料理旅館で、夜はいつも三味線の音が聞こえてきた。
阪神淡路大震災で宿泊業からは撤退したのだろうか、今は「居酒屋」として存在していて、なかなか美味しい料理がリーズナブルな価格でいただける。
陽気な仲間たちとの、「まったく落ち着きのない落ち着き」はあっという間に時間が過ぎ、私は定宿の「清雅荘」へと向かったのであった。