徳島期待の星と痛飲してから道の駅「ことなみ」で仮眠<26th.R=88(36)@サンライズヒルCC>

呑み過ぎると、人間の顔はこうなってしまいます。
10年前に京都で縁をいただき、5年前も東京でその縁を繋いできた人、松田誉史さんとの再会でした。
彼は東京で、「まぐまぐ」の社長を務め、上場というコミットメントをやり切って、退任されました。
そして、新しいキャリアに選んだのが「徳島県庁」職員です。

とかく遅れをとりがちな自治体のDXですが、彼は故郷である徳島県のあらゆる産業におけるDX推進を託される立場で、4月に入庁されたのでした。

再会の場は「四国三郎」

彼が再会の場にセッティングしてくれた店は「四国三郎」。
名前からは、黒潮の匂い漂い、いかにも頑固そうな親父がやってそうだが。

美しい女将さんが一人でやっておられ、約束の時間より少し早く着いた私は、彼女に2階の個室に案内された。

徳島市内に着いたのは午後3時少し前だった。
約束の時間まで3時間もあったため、
「ちょっと暖機運転でエンジンかけとくか」と、
この店に入店した時には、実は私、すでに梯子酒を済ませていた。
その「暖機運転と称する梯子酒」でどのぐらい飲んでいかと言うと、瓶ビールの中瓶6本であった(笑)

食べたのは、焼きそばミックスとネギ焼きと豆焼き。

梯子酒の合間には、川のほとりで缶ビール2本を飲んだ。

そんな状態で「四国三郎」に入店し、やがてやって来た松田くんと二人の「差し飲み」が始まったのだが、さすが男気抜群の彼は、私のテンションにすぐに追いついてくれた(笑)
まあ、5年ぶりの再会である。
積もる話は山となっていた。

ビールを数本飲んだ後は、焼酎と日本酒。
女将さんが勧めてくれる銘柄を片っ端から飲みまくった。
もちろん、お造り以外の「酒のアテ」は、話が弾んでメニューを見る暇さえない。
女将さんの手料理を、お勧めと言われるものは全て、これも片っ端から(笑)
あまりに美味い料理と酒、そして良き友。
言うことなし、である。
タガはもう完全に外れ、

そして、店を出た時には二人とも。
冒頭の写真のような顔パンパンになっていたのであった。

パットで体を曲げると胃液が逆流

翌日、彼は仕事。
申し訳ないが、多分、1日がとんでもなく長かっただろうと推察する。
かたや私はゴルフである。
完全な睡眠不足と二日酔いだったが、気力を振り絞って起床。
宿泊していた徳島市内のホテルから、なんとか無事に香川県の「サンライズヒルカントリークラブ」にたどり着いたものの。

ゴルフを楽しむどころの体調ではなかった。 

もはや、荒業に耐え続ける修行僧である。
視点は定まらず、咲いている桜はひまわりのように黄ばんで見える。
ショットするたびに、酸っぱいものが口の中に逆流してくる。
パットをしようと前屈みになれば、また酸っぱいものが逆流してきて口の中へ。
しかしゴルファーたるもの、一緒にプレーしている方に迷惑をかけてはならないのだ。
逆流物を再度飲み込みながら、なんとか最後まで頑張ったけれど。

そりゃあ、ショットもパットも、上手くいかないで当たり前だろう。
それでもなんとかトータル88(36パット)でまとめ、ホールアウトするやいなや、まずはトイレに直行したことは言うまでも無い。
その後は、駐車場の車で爆睡したことも(笑)

ゴルフ場の昼食は喉を通らなかったのだが、車での爆睡後には腹が減ってきた。
そこで、ゴルフ場を出てしばらく車を走らせたところにあった「うどん屋」さんで、ワカメうどんをいただいた。
さすがうどん県、本場の讃岐うどんなのである。

うどんの適度なコシは文句なし。
そして、弱りきった胃にやさしく、
麻痺している舌にはちゃんと旨みが感じられる、絶妙の出汁。

かくして、ふた玉。完食させていただいたら、

体調はすっかり回復。
引き続き旅を続ける気力も戻っていたとさ(笑)

うどん県、最強!!