道の駅「とうじょう」から20分のぜんCCで見つけたツアーBボール獲得のための3連戦 <44th.81(28)→45th.79(32)→46th.79(32)>

ゴルファーにとって、ボールそのものと、ボールを打つクラブはとても大切なものですよね。
私は、自分に合うクラブを求めて、いろいろ試行錯誤を繰り返してきました。
ところが、ボールについてはずっと無頓着。

極端に言えば、弘法ボールを選ばず、というか、どんなボールでも技術が向上したら同じだろうぐらいに考えていました(笑)。
クラブにはお金を注ぎ込んでも勿体無いとは思わないのに、ボールにお金を使うことはとてももったいない感じがして、これまでずっとロストボールもしくは安売りしているボールばかりでプレーしてきたのです。

しかし今年になって、ようやく「同じボール」に慣れた方がいいんじゃないかという思いにようやく至り、ニューボールを購入しました。
そのボールは、HONMAの「D1」。

性能についてろくに調べもせず、ニューボールとしては最も安価であることからこのボールを選定したのです。

ブリジストン「TOUR B XS」との出会い

5月初旬のぜんカントリーでこのホールをプレー中、この「HONMA D1」をティーショットで林の中に打ち込んでしまった。

結局、「HONMA D1」は見つからずロストボールとなったが、「TOUR B XS」というブリヂストンのボールが林の草むらの中に落ちていたのでそれを拾い、ロストボールを宣言した後、その「TOUR BX」をドロップし、6番アイアンで第4打を打った。これが、「TOUR B XS」というボールとの出会いである。
打った瞬間、あまりの打感の違いと結果に、私は衝撃を受けた。

「HONMA D1」の、「硬い手応え」「低い弾道」「グリーンで止まらない」ショットに慣れていた私は、「TOUR BX」の、「アイアンフェースに吸い付いたかのようなコンタクト」「ほとんど抵抗を感じないほどの心地よい振り抜き」「猛烈なスピンで圧倒的に高く舞い上った弾道」「グリーンに真上から落ちるようにワンバウンドしてピンそばにぴたりと止まった」一打に驚いた。
私は思わず呟いた。
「なんだ、このボールは?」
結局その日は、拾った一個の「TOUR B XS」でその後会心のショットとパットを続け、久しぶりの70台が出たのだった。

「HONMA D1」と「TOUR B XS」では、ショットやアプローチでのスピン量や打感だけでなく、パッティングでもまるで違う感触が得られた。
まず、パッティングの音が格段に静かなこと」に驚いた。さらには「ボールの重さがパターを通じて伝わってくるようなコンタクトの感触」が素晴らしく、もっと言うなら「パターという道具を感じず、右手の指先でボールを持って転がすような感覚」なのだ。
そして、その感触でのコントロールは、距離感とあまりにも見事に一致するのである。
結局、林の中で拾ったたった一個の「TOUR BX」は、その後の4ラウンドも付き合ってくれ、西脇カントリーのクリークにはめて無くしてしまうまで傷だらけになってもしつこく活躍してくれた。

最新ボールを一通り研究

こうしてゴルフボールにまるで無頓着だった私は、ボール選びの大切さを思い知ったわけだが、たまたま拾った「TOUR B XS」が、私にベストなものなのかどうか、一応調べることにした。
本屋で、最新のゴルフボールを特集した雑誌を3冊ほど買い込んで調べたところ、「TOUR B XS」は、私のヘッドスピード、目指すゴルフの方向性からベストな選択であると言うことが確認できた。

ドライバーの平均ヘッドスピードは40m/秒、さほど飛ばないので、とにかく2打目以降のコントロールショットで勝負するゴルフスタイルである。ボールがフェースに乗る時間が長く、操作性が高い点において私にとっては最高のボールである。

「ドライバーショットが捕まりすぎて左に出ることがあるのですが」と馴染みのゴルフショップの店員さんに相談したら、「マン振りしなくても飛びますよ。それでもボールが捕まりすぎて気持ちが悪い日は、同シリーズで少し硬めで飛距離の出るTOUR B Xを使えばどうですか?」と言うアドバイスも得た。

「TOUR BX」1ダース付きの格安プランで3ダース仕入れ(笑)

バリューゴルフがアコーディア系列のゴルフ場とコラボして「TOUR B X」もしくは「TOUR B XS」が1ダース付きの格安プランを出していることを教えてもらった私は、そのプランに早速飛びついた(笑)。
ダース6,000円以下で売っているのを見たことがないので、ボール込みで7,000円そこそこのプランは言うことなし。5月下旬、迷うことなく「やしろ東条GC」のそのプランに3日連続でエントリーして、3ダースの仕入れを行った。


81(28パット)→45th.79(32パット)→46th.79(32パット)と言う3日間だったが、この3ラウンドで、使ったボールはこれまでと同じ「HONMA D1」。
このボールがなくなってしまうまでは、勿体無いから使い切るのだ〜(笑)