リクルート「神戸支社」が社会への入り口だった山田滋門下生V.S.田中實門下生V.S.田中勝門下生それぞれのリクルート愛!

山田滋さんが逝ってしまわれてから、早いものでもう4年が経とうとしている今日は、2025年7月14日。 山田さんがリクルートの神戸支社長をされておられた時期に、リクルートに飛び込んできた阪本英嗣くんと金沢 尚子さんが山田滋門下生なら、おそらくリクルート神戸支社が輩出した偉人の一人に数えられる絹谷公伸さんは田中實門下生。そして私は、神戸を営業所から支社へと育てた田中勝門下生である。 このリクルート神戸 […]

大阪の豊能郡能勢町地黄476。いといと、いと愛おしい愛ちゃんの、最高の手料理がいただけるお店「ITO ITO」がある。

私は、ハゲを隠そう何を隠そう、1982年春から1991年秋までの9年半、リクルートという会社でメシを食わせていただいた。 もちろん当時は、「神生六」というペンネームではなく、「越生康之」という本名で勤務していた。 色々あったし、ろくでなしも多かったし、藤田洋を筆頭とするカスのような人間もたくさんいた。 しかしリクルートという会社には、江副浩正社長(当時)を筆頭に、上司・先輩・後輩・ブレーンさんも、 […]

「美味しくない」「量少ない」「観光地価格」「上から目線」等々。ダシのお代わりナシでダメダシの連発、どうする「出石そば」

「出石そば」は、出石焼きの白磁の小皿に盛られたそばを、徳利に入ったつゆと薬味で何枚も食べる、豊岡市出石町の郷土料理である。 挽き立て、打ちたて、ゆでたてにこだわった伝統的な製法のアピールが功を奏して一般的には人気があるようだが、ここのところ低評価もよく耳にするようになった。厳しい声を私に投げかけるのは、首都圏を中心に、東海中部以北のそば通の人たち。 「関西の蕎麦はまずい」「その代表格が出石そば」と […]

「今朝までの数日間、どこで何をしておられましたか?」。私を殺人事件の犯人と疑ってやってきた捜査一課のデカとパンツ一丁で対峙。

旅から一旦家に帰り、私の旅の間施設のショートステイに行っていた両親を迎えるために介護体制をあれこれ整えていると、ピンポ〜ンと誰かが来た。「クソ暑い中、食事洗濯に忙しいのに、誰や?」全身汗まみれ、パンツ一丁のまま、応対に出た。よくもそんな格好で人前に出るな〜と呆れられるかもしれないが、忙しいと格好など構っていられない。ドアを開けると、ガタイがよく眼光鋭い一人の男。面識はない。 「警察の、捜査一課の刑 […]

私の「母校愛」の偏り、友人の母校愛の結末は悲しく、後輩たちの「青春の輝き」はあまりにも美しかった。

母校愛が、群馬県を旅している途中、私の足を兵庫県北部・豊岡に向かわせた。母校「明石高校」硬式野球部の、夏の甲子園大会兵庫県予選の初戦の応援だ。 高校への「母校愛」はそれほど強いわけだが、実は大学への「愛」はからっきしない。 なぜなら、大学運営当局が無能すぎて、「京都市立芸術大学」の代名詞「京都芸大」の名前を、歴史も中身も乏しい拝金主義私学に乗っ取られるというあり得ないことをやっちゃったから。 そし […]

「真田十勇士」「吾妻真田忍者」を目指して?道の駅「あがつま峡」で忍者修行(トイレ○仮眠○休憩△景観◎食事△設備◎立地◎)

漫画少年だった私のヒーローは、5歳から7歳までは「忍者部隊月光」、8歳から9歳までは「仮面の忍者赤影」。どちらも忍者だった。 10歳を過ぎると漫画以外の本も読むようになり(笑)、歴史にも興味を持ち始めると、憧れたのは皆さんご存知「真田十勇士」。 と、これまた忍者だった。 「真田十勇士」の由来は、安土桃山時代の武将・真田幸村に仕えて武勇をあらわした10人の勇士 (猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海入道、三 […]

道の駅「尾瀬かたしな」から「尾瀬ヶ原湿原」「武尊神社」「武尊山」へ(トイレ◎仮眠△休憩◎景観◎食事○設備◎立地○)

「日本百名山」にも数えられる川場村のシンボル武尊山(ほたかやま)。 昔から山岳信仰の霊山として知られ、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の像が山頂付近に奉られている。 地図を見ると、武尊山は道の駅「尾瀬かたしな」の西北にあってすぐ近くに見えたのであまり何も考えずに道の駅に来たのだが、ここが予想以上に楽しい場所だったので時間を費やしてしまい、また、地図を真剣に見ると、武尊山の頂上の向こう側に以前からど […]

華厳の滝に打たれたらたぶん死ぬので中禅寺湖から竜頭滝、戦場ヶ原、湯滝を回って湯の湖ほとりの奥日光湯元温泉に浸かる

日光市は栃木県の西北端、県庁所在地の宇都宮市から西に約30km、日光国立公園の中心として、国内外から多くの観光客を集めている。市域にはもちろん1999年12月に世界遺産に登録された東照宮をはじめとする「日光の社寺」があるが、もう何度も行っているし、混雑しているのはわかっているので、今回はパス。標高約1269mにある中禅寺湖、そこに影を落とす2484mの男体山、日本三名瀑の一つ華厳の滝をはじめとする […]

「軍人将棋」でしか勝てなかった男が、「将棋」の聖地・道の駅「天童温泉」へ(トイレ◎仮眠△休憩◎景観○食事◎設備○立地○)

天童市は、将棋駒の生産量が日本一である。 天童温泉では毎年のように竜王戦などのプロ棋士のタイトル戦が開催され、将棋ファンが訪れる聖地のひとつとなっている。 そのため、将棋駒のモチーフにしたデザインが歩道・足湯・マンホール・橋など市街のあちらこちらに見られるので、将棋駒を探しながらユニークな温泉街散策が楽しめる。 駒工人の技が光る将棋駒がずらっと並ぶ天童市将棋史料館も必見だ。 なんて言ってるけど、私 […]

月山・羽黒山・湯殿山の「出羽三山」をチラ見。迷走する道の駅「月山」へ(トイレ○仮眠◎休憩◎景観◎食事✖️設備△立地○)

出羽三山とは、山形県の中央にそびえる月山(1984m)・羽黒山(414m)・湯殿山(1500m)の総称で、1400年以上前に蜂子皇子によって開かれ、祖先の霊魂、山の神・海の神が鎮まる山として古くから信仰を集めてきた。 西の伊勢神宮に対し、出羽三山に詣でることを「東の奥参り」として人生儀礼の一つとする風習があるほどの、日本屈指の修験道の霊山だ。 「三山」といっても独立した三つの山があるわけでなく、月 […]

R先輩プロデュースの道の駅「うご」で冷がけそば、ジェラート、おかわり自由のコーヒーで腹ごしらえのち「鳥海山」へ!

ユネスコ無形文化遺産「西馬音内の盆踊」の藍染め衣装をイメージしているという外観。そして、オンリーワンにこだわった個性あふれる「食」のラインナップ。 「秋田県の道の駅人気投票」では、ここ道の駅「うご」が1位を続けていると聞いた。推しの理由として圧倒的に多いのが名物の冷がけそばとジェラートなど、食のコンテンツ。 「SNS発信力」「丁寧な対応」などについても非常に評価が高いという。 さすがリクルートの先 […]

父が生涯その背中を追い続けた石川理紀之助翁を訪ねて。道の駅「しょうわ」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事△設備△立地○)

「寝て居て人を起こす事勿れ」 この言葉を聞いたこと、おありだろうか。 私ごとで言うと、父と私と衝突するたび、父が私に説教するたびに耳にタコができるほど聞かされた言葉だが、秋田地方の農業の礎をなした石川理紀之助が残したものである。 意味は、自分は寝たままで人を起こすような横着なことはするな、人を働かせようと思ったら、口先で命令するだけではなく自分が先頭に立って働けということ。 毎朝早くから夜遅くまで […]

エネルギー問題を深く考えながら、おいでやす小田もとい道の駅「おが」へ(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事△設備△立地○)

「悪い政府はいねえが〜!」小泉脳薄い大臣、もとい小泉農水大臣が「備蓄米放出」をしようがしまいが「悪い政府」呼ばわりされ、支持率がナマハゲ状態の石破政権。「備蓄」「放出」と言えば、あれは原油価格が急騰し、ガソリン価格も高騰した2021年の秋のことだった。 価格の高騰を抑えるために、政府が初めて国家備蓄石油の放出に踏み切り、国内消費量2日分程度に相当する約420万バレルの放出が実施されたことを思い出す […]

琵琶湖の次に広かった「八郎潟」を干拓して生まれた「大潟村」へ。道の駅「おおがた」から(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備○立地○)  

北緯40度、東経140度の地点に大きく広がっていた八郎潟は、東西12km・南北27km・周囲82km・総面積2万2,024ha、琵琶湖につぐ日本第2の広さを誇る湖であり、約70種を超える魚介類の宝庫だった。 その「八郎潟」を干拓してできた村が「大潟村」だ。 湖底だった場所が新生の大地に。そこに村がつくられることとなり、村名と入植者が公募された。 採用された村名は「大潟村」。 排水機場を管理する家族 […]

12kmほども続く「千畳敷海岸」を端から端まで。時折停車しつつ道の駅「ふかうら」へ(トイレ△仮眠○休憩○景観○食事○設備△立地○)  

みみず千匹、一騎当千、千の風になって、千載一遇、千差万別、千客万来、千紫万紅etc.「千」は、単に1000という数だけでなく、数が非常に多いことを示す場合に使われるが、大袈裟な誇張となることが多い。「千畳敷海岸」は、1792(寛政4)年の地震によって地盤が隆起してできた岩浜だが、物珍しがった当時の津軽藩の殿様が「千畳の畳」を敷いて宴会を開いたことからこの名が付いたとされている。って、そんなん嘘に決 […]

宿泊しないと「落陽」をみることができない「黄金崎不老ふ死温泉」で仕方なく一泊。2時間の長風呂と号泣で元をとった

「黄金崎不老ふ死温泉」は、青森県の深浦町にある温泉宿。 世界自然遺産である白神山地の麓にあり、十二湖から白神ラインを走り、どんつきを右折して、101号線を日本海を眺めながら走れば、30分程度で着いてしまう。 この黄金崎不老ふ死温泉に「不老ふ死」という名が付けられたのは、「この温泉に入れば不老不死に近づくことができる」と思われたくてつけたに違いないのだが、「この温泉に浸かって養生すると老いることなく […]

「白神山地ビジターセンター」でブナの一生や核心地域を手付かずにする意味をしっかり学んでから、世界最大級のブナの原生林「白神山地」へ

白神山地は、青森県と秋田県にまたがる広大な山地帯で、世界最大級のブナの原生林が分布していることで知られている。1993年に、屋久島とともに日本で初めて世界自然遺産に登録されており、私たちにとって特別に大切な場所となっている。 そういう意味で、白神山地ビジターセンターは、白神山地観光をする前に訪れたい施設。映像体験ホールの巨大スクリーンで白神山地の四季を鑑賞し、展示ホールでブナの一生、白神山地の生態 […]

「雪形の棲む山」「津軽富士」と称される「岩木山」から、道の駅「津軽白神」へ(トイレ◎仮眠△休憩○景観○食事◎設備○立地○)  

津軽平野にそびえる岩木山。青森県の最高峰だ。 標高1,625mの二重式火山・岩木山は、別名「津軽富士」とも称される。 広い津軽平野からまるで湧き出したように美しい円錐形をしており、山頂部は岩木山、鳥海山、厳鬼山(岩鬼山)の3つの峰に分かれている。 巌鬼山方面の麓から見た岩木山は、中央の岩木山がしっかり見え、鳥海山、厳鬼山もその左右にしっかり見えて、まるで「山」の漢字をそのままにした形だ。 冒頭の写 […]

「梅雨景色」明けた道の駅「みんまや龍飛岬」へ。「青函トンネル工事殉職者慰霊碑」、2番から始まる「津軽海峡冬景色」の歌碑前ではいろんな思いが‥‥

竜飛岬(龍飛岬)に着いた私は真っ先に、ずっと十八番にさせていただいている「津軽海峡冬景色」の歌碑へと向かった。 歌謡碑にはスイッチがあって、押すと津軽海峡冬景色が流れるということなので、早速押してみた。 あれ? ♪ごらんあれが 竜飛岬 北のはずれと♪と、2番から始まったではないか。 あらあら、歌謡碑も2番が手前で、1番が奥に押しやられている。 まあここは竜飛岬だからな~と一瞬思ったが、クリエイター […]

昭和の味「うどんの自販機」。いつもの新日本海フェリーで「あきた港」へ。(トイレ○仮眠△休憩○景観○食事◎設備○立地○)  

テレビはすっかり見なくなったが、それでも好きな番組がいくつかある。 一番好きなのがNHK「ドキュメント72時間」。この番組を欠かさず見るようになったのは、秋田港の自販機前での72時間に大変感銘を受けたからだ。 突風が吹き荒れる1月の秋田港。その片隅に古びた1台の自販機がある。お金を入れて待つこと25秒、出てくるのは熱々のうどん・そば。設置はもう半世紀も前。元祖ファストフードとして人気だったが、最近 […]