銃で撃たれた狸が傷を癒した?あわくら温泉の「湯~とぴあ黄金泉」へ。道の駅「あわくらんど」から(トイレ○仮眠◎休憩○景観○食事○設備○立地○)

「湯~とぴあ 黄金泉」は、鳥取県との県境、岡山県西粟倉村に位置する中国地方有数のラジウム含有量を誇る天然温泉。

あわくら温泉「湯~とぴあ黄金泉」は西粟倉村の公共温泉で、日帰り入浴での利用ができる。

近くの道の駅「あわくらんど」で買い物をして割引券がもらえたので利用させてもらったのだが、大人800円の入館料が200円値引きされて600円。ラッキー!
道の駅からいったん国道に出て少しだけ北に上がり、左折して山の奥へと向っていくと左手にある。

西粟倉村は「日本の森百選」に選ばれているエリア。森を流れる塩谷川に面して、自然石を組み合わせて作られた露天風呂はとても開放的だった。

内湯、サウナ、ジェット・バイブロ湯、薬湯など7種類のお風呂を堪能できる入浴施設で、食事処や土産処、大広間・個室休憩室、マッサージ機も充実。

ゆったり1時間半を過ごせて、とても良かった。

あわくら温泉は「たぬき御用達」?

鎌倉時代にこの地の山中に狸が住みついている狸ケ城という洞窟があったそうで。
その狸は、狩人に撃たれた数日後には元気な姿で山に帰って行った。それを見た村人が不思議に思い、狸がいた川辺を探すとなんとそこに湯が湧き出ていて、あわを喰らったとか喰らわなかったとか(笑)。

あわを喰らったから「あわくら」というのは私の当てずっぽうも甚だしい説だが、いずれにしても狸があわくら温泉誕生に関わったのは本当らしい。

今では林業やベンチャー企業の村として有名な西粟倉村だが、昔はあわくら温泉という名泉の方が有名だったからこの街には狸でいっぱいだ。

村の中には野生の狸がいるらしく、今でも彼らが温泉を利用しているのかは定かではない。

しかし町のあちらこちらには狸のオブジェがあって、よく見るとマンホールまで狸なのである。

画像4

狸の傷を癒した中国地方屈指のラジウム泉

あわくら温泉にはラジウムやラドンという成分が多量に含まれていて、ラジウム泉と総称される。

正式には「単純弱放射能泉」と言い、泉質に基づく効能としては痛風高血圧症、動脈硬化症、慢性皮膚病、慢性婦人病、慢性胆嚢炎、胆石症など。簡単にいうと、免疫細胞が活性化するらしく、この泉質だからこそ、傷ついたたぬきが回復したという言い伝えが残ったのだろう。

施設はちょっと古めでレトロ感が漂う。壁面に描かれたたぬきの絵も、完全に昭和のタッチ。

あわくら温泉 湯~とぴあ 黄金泉
あわくら温泉 湯~とぴあ 黄金泉

脱衣所は広くはないが、カゴで利用するボックスタイプの棚と、コインレスで利用できるスチール製の鍵付きロッカーが選べるのが嬉しい。

洗面台には、ドライヤーからヘアブラシ、ヘヤリキッド・トニックなど私には関係のないものばかり(笑)。

浴場へ

男女の浴室は入替制になっていて、訪問時の男湯は「倉の湯」だった。

あわくら温泉 湯~とぴあ 黄金泉

浴場はタイル貼り。窓側正面に広々とした内湯があって、左側にイベント湯、右側にバイブラバス手前側にサウナ、そして水風呂。

ソープ類はリンスインじゃ無い、リンスとシャンプーとが分かれて備えられていた。

温泉は無色透明で、香りと言う香りも無く、湯肌も違和感なし。

あわくら温泉 湯~とぴあ 黄金泉

露天は、まさに森林の中にある露天。

ここにも信楽焼たぬきがいくつかあって、水車が周っていた。

ヒノキの寝湯もあって、温泉に浸かりながら木々の緑をゆっくり眺めることができた。

あわくら温泉 湯~とぴあ 黄金泉

多彩な湯が楽しめる

薬湯は、季節に合わせた果物、薬草、ひのき、ワインなど、バラエティに富んだ様々な薬湯が用意されている。

ゆったり広い白湯あり、ジェットバスあり、バイブロあり。 

サウナもある。

サウナの後は水風呂、というのがお約束だ。
水風呂はつぼ湯なのだが、プラスチック製のたぬき浴槽となっていて可愛い。

ただし、たぬきの水風呂は一人しか入れないので、サウナに他のお客さんがいると忖度が必要だ。

それにしても、たぬきの口から冷水が自動補充されるようになっていて、よくできていると感心した。

湯~とぴあ黄金泉の水風呂

日本屈指のラジウム温泉がある村

道の駅「あわくらんど」は、岡山県北東端、吉野川沿いの僅かな平地部分を除けばほぼ山林が占める人口わずか1300人の西粟倉村にある。

交通の便は意外に良くて、無料高速道路の鳥取自動車道の西粟倉ICからは200mの距離。 本数は少ないものの智頭鉄道という鉄道も通っている。

駐車場は

トイレは

休憩環境としては

自然豊かな西粟倉村。 しかし、意外と 但し、近隣に飲食店、コンビニは殆どなく、 本駅で車中泊を考えている方は夕食の調達に十分注意する必要がある(土日祝は本駅のレストランが20時まで営業)。

岡山と鳥取の特産品が多数

 本駅は物産館、農作物直売所、レストランから成る施設構成。 入り口付近に出店のスペースがあり、観光シーズンには、ちくわ販売店、ハンバーガーショップ等が軒を連ねる。

物産館の紹介だが、田舎の道の駅の割にはその規模はとても大きい。 都市部近郊の道の駅と比べても決して引けを取らないだろう。

岡山県と鳥取県の県境という立地を生かして、商品は両県の特産品を広く販売。 販売方法も「岡山県コーナー」と「鳥取県コーナー」をはっきり区分けしているのも面白い。
 岡山県コーナーの主力商品はもちろん「きびだんご」。 多くの方はおそらく「きびだんご」といえば透明感のある餅生地の中に餡が入っている商品を連想すると思うが、 本駅で販売されている「きびだんご」は総勢14種類。 普通の「きびだんご」はもちろん、「チョコきびだんご」「マスカットきびだんご」等も味わってみたい。 一方、鳥取県コーナーでは「因幡の白うさぎ」「二十世紀梨パイ」など定番の土産品がズラリ。 土産品選びには困らないだろう。
 注目したい商品は西粟倉村の特産品。 生姜煎餅「感動の里あわくら」は生姜と砂糖の味が効いた煎餅。 辛味と甘味が混ざった味だが、辛味が隠し味になって甘味を引き立てている印象。甘党の方に特にお勧めである。 「あわくら温泉饅頭」は正統派の温泉饅頭。こちらも甘党には堪らない商品である。 異彩を放っているのは「森のウナギ」。 きれいな水、間伐材というバイオマスで育ったウナギは栄養が満点。 本駅ではこの美味しいウナギが販売されている。 昭和34年創業の老舗パン工房「清水屋」が提供する「生クリームパン」も人気の商品。 「黒豆蒟蒻」「枝豆蒟蒻」「佃煮」「漬物」など、西粟倉伝統の商品も販売されている。

道の駅レストランではジビエやカレーなど

 続いて道の駅レストランの紹介だが、こちらも田舎の道の駅とは思えないほどの広々スペース。 メニューも定食、カレー、丼物、麺類、一品料理、酒類、喫茶と幅広い。
 中でも注目のメニューはイノシシ肉を使ったジビエ料理。 低脂肪・低カロリーで疲労回復にうってつけと評判である。 イノシシ肉本来の味を満喫する「猪カツ定食(1850円)」、ボリューム満点の「猪カツカレー(1210円)」、 野菜がたっぷり乗った「猪肉の生姜焼き定食(1850円)」を味わうことが出来る。
 丼物ではちょい辛、ホルモン玉子とじの「牛ホルモン丼(720円)」が人気。 自家製デミグラスソースを使用した「ソースカツ丼(720円)」も評判になっている。
 一品料理の「ヤマメの塩焼き(2匹700円)」も味わいたい商品。 麺類では「山菜うどん/そば(560円)」、「牛ホルモン焼うどん(810円)」等を味わうことが出来る。
 「食」に関しては出店の「ちくわの店」「バーガーショップ」にも注目。 「ちくわの店」では名物「鯛ちくわ」が人気。 「バーガーショップ」では西粟倉名物の「ほうれん草」「桃太郎トマト」「米粉」を用いた「あわくらDe愛バーガー」が人気になっている。

道の駅 | あわくらんど | 道の駅看板
道の駅 | あわくらんど | 駅施設遠景
道の駅 | あわくらんど | 物産館入口
道の駅 | あわくらんど | 吉野川
道の駅 | あわくらんど | 農作物直売所
道の駅 | あわくらんど | レストラン
道の駅 | あわくらんど | 猪肉メニュー
道の駅 | あわくらんど | 森のうなぎコーナー
道の駅 | あわくらんど | 風車
道の駅 | あわくらんど | 24時間トイレ
道の駅 | あわくらんど | 鯛ちくわの売店
道の駅 | あわくらんど | 国民宿舎「あわくら荘」