
桃源山松月院は、静岡県伊東市湯川に境内を構えている曹洞宗の寺院である。
道の駅「マリンピア伊東」のすぐ裏(西)、標高700mほどまで駆け上がったところに位置する。
松月院は山の中腹にあるので、伊東市街を一望できるほどの眺望を誇る。珍しい早咲きのヒガンザクラやオオカンザクラ、コヒガンザクラなど10種類以上の桜が庭園に植えられており、通称「桜寺」「花の寺」として有名だ。遅咲きのショウゲツザクラも、花見の時期がとても長いことに一役買っている。
昔から月見と花見の名所として知られ、数多くの文人墨客が訪れており、山本六丁子の句碑「人と生れ日本に生れ月と華」や雨海の筆塚が建立されている。
伊東市が生んだ文学者・医学者である木下杢太郞(もくたろう)の生家、太田家の菩提寺でもあり、杢太郞もよく散策していたと伝えられる。
春は桜、秋は月見の名所として多くの文人や歌人が集まったという、その松月院を訪ねた。
松月院の歴史
松月院の創建は寿永2年(1183)、銀秀によって開かれたのが始まりとされる。
当初は真言宗の寺院で松原村にあったが、慶長12年(1607)宗銀大和尚により曹洞宗に改宗され、当寛文6年(1666)洪水により大破、宝永3年(1706)に亀丹大和尚により現在地に移っている。

参道の右手には芝生のひろい庭園があり、赤い太鼓橋も見える。



合計24店舗、伊豆地方最大の道の駅「マリンピア伊東」
相模湾沿いを走る西湘バイパス終点の石橋ICから国道135号線沿いに南に37キロ、伊豆半島東部のリゾート地として有名な伊東市に道の駅「マリンピア伊東」はある。
道中は左手に海を見ながらのドライブ。やがて、子どもの頃は関西でも流れていた「伊東に行くならハトヤ」のCMで有名なハトヤホテルが現れ、おお、ついにあの伊東に来たな、とワクワクしながら道の駅「伊東マリンタウン」の駐車場に滑り込む。
駐車場も、とにかくでかい。誘導員がしっかりついていてくれていて、混雑時も問題ないようだ。




トイレは、幾つもあって、すぐ見つかる。これは駐車場のトイレだ。


館内にも、各所にトイレがある。




お子さん連れも大丈夫だ。

幸せの黄色いトイレなんてのもある。

この道の駅は、物産館が14店舗、飲食店が10店舗もある道の駅だ。 道の駅は全国に1200以上あるが、これほど多くの店舗が入る道の駅はここぐらいではないか、知らんけど。

兎にも角にも、来場者5000万人達成!!とある。






















温泉、遊覧船もあって、 私は松月院に花見に時間を割いたが、丸一日かかってもここの全てを満喫することは難しそう、そのぐらいでかい道の駅である。





ゆっくり休憩できるスペースもそこかしこにあって、本当に2日間ほどは楽しめてしまいそうだ。


酒飲みの私は干物と花チーズに惹かれた
物産館の商品は語り尽くせない。
酒飲みの私の目についた商品だけ紹介しよう。
まず、魚の干物。さばの干物は地元の方も頻繁に食べている伊東市の郷土料理だが、スーパーで販売されているさばの干物に比べると2倍近くあるようなインパクト。身も詰まっていて、就寝前の晩酌でいただいたが、めちゃくちゃ美味しかった。
チーズ大好きな私は、スライスした「花チーズ」も購入。 味はピザ・プレーン・黒コショウ・オニオン・アーモンド・チェダーの6種類がある。
その他、「桜えびホタテ」「桜えび昆布」等の桜えび加工品、エイひれ、塩辛、いか明太など、左党にはたまらない海産物加工品が溢れていた。
レストランも9店舗!






レストランも9つあるので、値段や好みに合わせた色々な料理を選ぶことができる。
せっかく海の幸の豊富な伊東に来たのなら、海鮮丼や干物を使ったメニューがおすすめ。「まかない丼」なんかもいいかもしれない。これはマグロ、サーモンなどの刺身に卵とネギ油を掛けた丼だ。
とにかくいろんなレストランがあるので、食べたいものが食べられないということはないだろう。
早朝5時から日の出を見ながら温泉を楽しめる
温泉施設も本駅の人気の施設だ。


この温泉は、カルシウム、ナトリウムを含んだ塩化物泉で、神経痛、筋肉痛などに効能があるそうだ。 湯は塩化物泉の割には意外と無味、無色、無臭。あまり温泉ぽくないが、誰でも楽しめる温泉だ。風呂の種類は大浴場、露天風呂、サウナの3種類だ。
最大の特徴は露天風呂から見る風景。太平洋が眼前に迫り、リゾートアイランドとして有名な初島も見ることができる。
注目すべきは早朝、深夜の割安料金。5:00~10:00または18:00~22:00の時間帯はこの割安料金が適用される。朝湯の時間帯は、水平線から顔を出す朝日を見ることができるという。