
春日部市といえば、「クレヨンしんちゃん」の作者・臼井義人氏が育った街、しんちゃんファミリーが住む?街として有名だ。
そして道の駅「庄和」がある春日部市庄和町は、「大凧の里」である。
毎年5月3日と5月5日に開催され、10万人もの観光客を集める人気イベント「大凧あげ祭り」で盛り上がる。
縦15m、横11m。
畳に換算すると約100畳という巨大な凧を町民約100名がかりで揚げるのだが、大空に舞い上がった時にはまさにアゲアゲが最高潮、大歓声が上がるという。
この「大凧」だが、道の駅の入り口に実際にあげる大凧より少し小ぶりではあるが、十分でかいものを飾ってある。
また、クレヨンしんちゃんについては、道の駅の物産館の一角に「しんちゃんコーナー」が設けられ、 キャラクター絵はがき、ハンカチ、ポケットタオル、マグカップ、子供用のはしなどが販売されている。

大凧あげ祭りが有名な庄和町の道の駅
東北自動車道の岩槻ICから国道16号線を通って東に13km、 あるいは常磐自動車道の柏ICから国道16号線を通て北西に19km。 または東京外環自動車道の草加ICから国道4号線を北に18km。さらには圏央道の五霞ICから国道4号線を南に11km。
どの方向からでもアクセス可能な道の駅「庄和」は、埼玉県東部の旧庄和町(現春日部市)の交通の要所にあって、大凧あげ祭りの5月以外も、かなり多くの利用客で賑わう道の駅である。
駐車場には、雨の平日にしてかなりの車が。とにかく大きな駐車場だが、土日祭日の混雑はさぞやすごいだろう。



トイレは、施設規模に応じてかなり大きい。




休憩環境としては、施設内外ともまずまず。休憩はしやすいと思う。






特産品の第一は黒豆
道の駅には、物産館、農作物直売所、フードコーナー、グルメ横丁と呼ばれる出店がある。
庄和町の名物として名前が上がるのは、まず「黒豆」だ。

旬の秋以外は、「黒豆まんじゅう」「黒豆蕎麦」「カリポリ庄和黒」「黒豆うどん」「黒豆きな粉」「黒豆きな粉ようかん」「黒豆サブレ」「黒豆茶」「庄黒朗ロール」等の加工品ということになるが。
春なので旬の黒豆はないが、大黒柱の黒豆がなくても、農産物直売所つまりは埼玉の農家さんのパワーはすごい。




















農産物以外、物産館で販売されている商品は、もちろん庄和町ならではの商品もあるが他市、または他県産のものが大半だ。「観光客に地産品を提供する」というより、「地元客に他県産の商品を提供する」ことにより力を入れているような気がした。







飲食施設も多彩
道の駅には、大きなフードコーナー、そしてグルメ横丁と呼ばれる出店もあって、多彩な店舗のたくさんのメニューから好きなものを選ぶことができる。
フードコーナー内には、中華料理「春日部飯店」、ラーメン店「麺創屋」、「十割そば 庄庵」の3店舗。


グルメ横丁には、春日部名物の春日部巻きと揚げ餃子の店、 焼きそばの店、焼き饅頭の店、クレープの店、串焼きの店がある。いったん全部見て回ってから「その舌」になったものを選ばないと、後悔先に立たずである。