限られた予算でゴルフを楽しみたい私は、コスパにこだわったコース選択を徹底しています。
ただし、安かろう悪かろうはダメ。
具体的には、アコーディア系列のゴルフ場はほぼ無理です。
PGM系列も大差はないのですが、中には良いコースがあるようです。
というのは、一人予約でたまたまご一緒する同伴者の方々に、いつも「良いゴルフ場」「お気に入りのコース」を教えてもらうことにしていまして、ここ三日月カントリークラブも多くの方々が推薦してくれたゴルフ場の一つです。
高速利用なしで日帰りする限界
せっかく安い料金設定でも、アクセスするのに高速道路を利用してしまえば結局トータルでのコスパが悪くなってしまう。なので、ゴルフ場へのアクセスは余程のことがなければ下道で、と決めている。
兵庫県でも岡山県境に近いこの三日月カントリークラブにも、いつものように高速道路を走らずにやってきた。
下道で2時間。
まあ、車の運転が苦にならない私でも、一応この距離感が日帰りゴルフの限界か、これ以上遠いと宿泊を伴う旅ゴルフの範疇になるだろう(笑)。
バブルの後処理
それにしても遠い。
そろそろ着くかなと思っていたら、突然現れた月光仮面。
どこの誰かは知らないけれど、誰もがみいんな知っている〜♪あの、三日月は…(笑)
どでかい山をあんな形に刈り込むとは、なんと趣味の悪いことか。きっと狂乱バブルの産物に違いないと確信したが、やはりそうだった。
趣味のよくない5階建てのクラブハウスも去ることながら、コース脇に目をやれば、開発の際に削り取った岩がごろごろ。
この処分の仕方、ちょっとひどくない?
評判どおりの、いいコース。
しかし、コース内はすばらしかった。
何せ、昼食付きで税込たったの4,500円である。この安さを考えると、文句のつけようがないクオリティの高いコースだ。
コース紹介には、「高低差が少なく、自然が美しい丘陵コース。フラットな地形と、クリークと池のウォーターエリアにマウンドのうねりが美しく調和し、クリークと池のウォーターエリアとマウンドのうねりの美しいコンビネーション。さらにバンカーやグラスバンカーの多彩な配置が、戦略的で挑戦意欲をかき立てるアメリカンスタイルの18ホール。」とあったが、その通りのいいコースだった。
インからスタートして、午前中はまだ気温がさほど低くなく、快適にプレーできた。
パーとボギーが交互に出る展開だったが、一つダボを叩いたその直後にバーディー。パーオンは少なかったがパターが決まって(14パット)、インのスコアは41でまとまった。
昼食後、アウトの1番ホールに立つと天候は一変。
天気予報通り、冷たい北風が吹きつけ、気温は一気に下がった。
吹き付ける寒風に影響を受けたのはパターである。じっと構える体は凍え手も痺れて、距離感が狂い始める。
結局アウトは20パット。寄せワンは一つも取れず、3パットも2回やってしまった。それでもアウトのスコアも42とそんなに崩れなかったのは、ショットが良かったからである。9ホール中5ホールパーオン。本当は30台を出さなくてはならないところだった。
冬なのでさほど美しいとは感じなかったが、確かに高低差はなくともフェアウエイのうねりはすごかった。そして、なんといってもグリーンのアンジュレーションがきつく、パターでラインを読むのも非常に難しく、挑戦意欲が掻き立てられるおもしろいコースだと感じた。
最も良いと思ったのは、スルーザグリーン全体の整備がとても行き届いている点だ。
今後もお世話になるホームコースに決定。末長くよろしくお願いします!