西脇CCをホームコースに選んだ理由の一つが、「攻略が容易ではない」つまり「難しい」ということでした。そして実際、これまでは70台どころか85以下でまわることさえできませんでした。
このところ他の比較的簡単なコースでは70台の後半で回れるようになってはきていても、西脇CCだけは毎回私の挑戦をはねつけてきたのでした。
分厚かった西脇CCの「80の壁」。それを、ついに2024年6月20日、初めて突破することができました。
同伴の方と合わせて白ティー(フロント)からのラウンドでしたが、それでも、このコースとちゃんと渡り合うための道筋と感覚、その糸口ぐらいは掴めたような気がします。
良いスコアの要因1 同伴者に恵まれたこと
良いスコアを出すためには、「技術=スキル」が大前提となることはいうまでもない。
しかし、その「技術=スキル」をいつも100%発揮するのが難しいのがゴルフである。
今日、私が、今持っている「技術=スキル」をしっかり発揮できて、目標とするスコアを出せたのはなぜだろう。
一つは間違いなく、同伴競技者に恵まれたことである。
三木市でカフェを営んでおられるIさんとのツーサム。彼は私より4つ年下であるが、私と非常によく似たゴルフをされる方だった。「このところ仕事が忙しく久しぶりのラウンド」ということで、本来の実力は出なかったようだが、かつては競技ゴルフでブイブイいわしていたということ。
同じレベルの方とツーサムで回ると、相手のショット、パット、そしてそのルーチンまで全てをじっくり観察することができる。、しかもゴルフのスタイルが自分と同じとなると、即、その全てが自分にフィードバックされる。
その方の良いプレーは全て真似るべき教師になり、ミスは全て避けるべき反面教師なのだ。
このような恵まれた機会はそうないのだろうが、今日は初めて、同伴競技者から「もらえるプラス」を強く感じた。
良いスコアの要因2 リズムよく回れたこと
2つ目の要因は、ホールごとに待たされることなく、リズムよく回れたことである。
プレーフィーの安いゴルフ場は特に、過剰な組数を詰め込むことによってしばしば「渋滞」が起こる。
「待ちチョロ」という言葉があるが、長く待たされた挙句、その時間が余計な力みにつながって、チョロを打ってしまうことだ。
この日はもともと空いている上に、前の組がスタートしてから次の組までががらんと空いてしまったということで、「よければ今から回ってください」と、急遽入れていただいた。前の組に追いついたのは最終ホールで、まったく待つことなく前半のプレーを最高のリズムで終えることができ、西脇CCの西コースで初めて39をマークできた。
後半は待つホールが2つほどあったが、それも短時間。より難しい東コースを攻略したいという緊張感もあって、リズムを崩すことなく回れた結果、なんとかハーフ40にまとめることができた。
スイングのリズムもそうだが、ゴルフは18ホールを通じてのリズムというものも大切だと感じた。
良いスコアの要因3 体調と天候に恵まれたこと
3つ目の要素を探してみたが、やはり天候ということになるだろう。
この日は梅雨入り前の曇り空だったが、湿度が低く、風がショットに影響しない程度にあって、その風がとても心地よかった。言ってみれば、これ以上ないコンディションだったのだ。
雨が苦手な私だが、猛暑も手強い。
風はスコアメイクの強敵だし、冬には雪だって降る。
まあ、この日のような絶好のコンディションは、そうそうないのだろうと思った次第(笑)。
ただ、天候云々の前に、自分の体調がベストであること。
いろいろと、ベストスコアの条件を考えてきたが、同伴者にしても、待ち時間にしても、天候にしても、自分でコントロールできるものではない。
しかし「体調」だけは自分がコントロールできること。
だからこそ、いつも良い状態に保っていたいものである。
そして、雨の嫌いな私は梅雨入りに合わせてラウンドを封印。
梅雨が明けても真夏のゴルフもあまり体には良くないと思うので、秋までラウンドのペースを落とすことにする。