INからスタートして3ホール目、12番ホールのティーグラウンドに立ってこの景色を見た瞬間。
30数年前に一度来て、OBを連発した若き日の記憶が鮮やかに甦りました。
とにかくトリッキーなのです。しかし清水東条湖県立自然公園のなかほどに立地するこのコースは、景観的には申し分ありません。
新緑が美しい今の季節こそ、箱庭のような美しいホールも多いこの山岳コースを楽しむべき。しかし、初見での攻略は困難と考えましたので、2連戦での完全攻略を企てました。
自然の地形を生かしたアンジュレーション、変化に富んだハザード、そしてバンカー、ベントグリーンのコンディション。どれも値段の割には悪くありません。ロングホールはたっぷり距離のあってとてもタフだし、18ホールズそれぞれに豊かな個性があります。
一度来て、特にINの極端なトリッキーさにやられ、2度と来ない人も多いと聞きますが、とても勿体無いと思います。
ホールごとの攻め方がわかれば、特にティーショットの落とし所も毎ホールピンポイントで問われるこのコースは、ラウンドを重ねるごとに楽しむことができます。
5月4日は、77(31パット)。
何せ30数年前に一度来たきり、初見に等しい超トリッキーなコースということで、正直ボールを何個無くすかなと心配だった。
しかし同伴者の中に、このコースばかり回っているらしい「主」のような人がいて、聞きもしないのにいちいち攻略法を教えてくれたので、その人の言うとおりに打ったらOBなしで済んだ。
ちょっと拍子抜け??
アウト39(17パット)、イン38(14パット)。
2バーディをとってトータル77(31パット)は、1ラウンド目は85ぐらいかなと想定していたスコアよりずいぶんよかった。
全ては、お節介な「主」のお陰であった(笑)。
5月5日は、74(27パット)。
攻略法がわかってしまうと、このコースは比較的かんたん。
両日ともスコアがやたらいいのは、パー70のコースということもある。
アウト36(12パット)、イン38(15パット)。3バーディをとってのトータル74(27パット)は、前日から3つ縮めることができ、同じコースを続けて回る目的をちゃんとクリアしたので満足だ。特に前半アウトでは2つのチップインバーディ(パット0)を取れたので、パット数はたったの12。
8フィートの遅いグリーンにしても、よく入った。
5月14日は、78(29パット)、5月15日は、75(24パット)。
この連戦では、バーディが狙えるホールでちゃんととるということができた。
ハーフで一つずつであっても、バーディが一つ取れるかどうかでスコアはガラッと変わる。
ぜんカントリーの場合は、3番と12番。この2つのホールは4ラウンドともバーディが取れた。
これまでの私のゴルフは、バーディーは「たまたま」。出ればラッキーの世界だったが、この4連戦では、取れるホールは狙ってバーディーを取るということを実践できて、ワンランク上に行けたような気がする。
それができたからこそ、パー70のコースであっても、この4連戦すべてを70台でまわることができたのだと思う。
この「狙ってバーディーをとる」という感覚を、他のコースでも続けていこうと思う。
5月20日は、75(28パット)
今日の後半(OUT)は、一つもバーディが取れなかった。
しかし、全てのホールをパーで収めることができた。
つまり、ハーフの9ホールに限って、完全なるパープレーができた。
内容的には、寄せワンと、パーオンでのバーディ逃しが半分半分。
あと、この5連戦すべて70台でまわることができた。
パー70のコースだが、これはきっと大きな自信になる。