
小川村は、長野県の北部、長野市と白馬村のほぼ中間に位置する本当に美しい村である。
村そのものも美しいのだが、村内各所から雄大な北アルプス連峰を眺めることができ、その景観は、「日本の里100選」、「信州の自然百選(景観選)」、「信州サンセットポイント百選」にも選ばれている。
「日本で最も美しい村」連合に加盟しているが、私的にはその代表格として「日本一」に推したいほどである。
というのも、小川村の総面積の約7割は山林で、村人は標高500mから1,000mに居住しているのだが、その人の営みと自然とのバランスがなんとも素晴らしいのだ。






桜の季節の小川村も、素晴らしいの一語だが、秋はもっとすごいという。ぜひまた秋に訪れたい。
星と緑のロマントピア
時間と予算がある観光客には(時間はあるが金はない私は対象外)、標高約1,000mの大洞(おおどう)高原にあるレジャー・カルチャーエリア「星と緑のロマントピア」の宿泊施設「星と緑のロマン館」での滞在がお勧めらしい。

宿泊施設の各部屋からは北アルプスを眺めることができ、60㎝反射望遠鏡をもつ「小川天文台」や「プラネタリウム館」も楽しめるという。


道の駅「おがわ」
道の駅「おがわ」は、上信越自動車道の長野ICから通称「オリンピック道路」と呼ばれる県道31号線を西に22キロ。小川村の中にある。

駐車場は、道沿いに細長い。
空気が綺麗ので、長めに滞在したい気になるが、その場合は端っこ寄りに駐車ポジションを選べば仮眠も気持ちよく取れそうだ。


トイレは、とてもよく清掃していただいており、気持ちよく利用させていただける。もちろん、「一歩前へ」を心がけて!




休憩施設として特別なものはなくても、空気と景色が美しいことが一番。そういう意味で素晴らしい。






こぢんまりした物産館とレストラン

別棟にある農作物直売所はまあまあのスケールだが、物産館とレストラン、特に物産館はこぢんまりしている。ちなみに私は、商品が選びやすいコンパクトな物産館が好きである。
物産館では「信州小川の庄」が開発した「おやき」が人気を集めていた。「信州小川の庄 縄文おやき村」は小川村の古農家を改造した建物を拠点とした施設で、囲炉裏を使って焼きたてのおやきを食べたり、 縄文時代の住居を模した竪穴式住居でおやきづくりの体験できる人気スポットだ。

「野沢菜ちりめん」等の漬物類、「きのこ釜飯」「しょうがご飯」等の混ぜご飯の素、「青唐辛子味噌」「しょうが焼き味噌」等の味噌類は、やはり信州の味。定番商品だ。

また、「りんごジュース」は、ふるさと納税の返礼品にも採用されている人気商品である。
はちみつも美味しそうだ。



「だいず食堂バチョコ」は、大豆にこだわったメニューを楽しめる。
農作物直売所とコンビニ
物産館とレストランが入る建物から少し離れたところに農作物直売所「さんさん市場」がある。



旅行者はスルーしがちな農作物直売所だが、 野菜中心の「ホットサンド」を旅の主食とする私にとって、農作物直売所は大切な施設である。



時間がないがトイレ休憩に立ち寄った人にとって便利なのがコンビニ。
言わずもがなコンビニの良いところは品揃えと価格が頭に入っているので一瞬にして目的が達成できるところ、やはりコンビニエンスである。

