本日2024年2月2日。
節分の前日で極寒当たり前、天気予報でもとても寒い一日になるとのこと。わかっていたが、その理由でキャンセルをするのも申し訳なく、予定通り「よみうりゴルフウエストコース」に向かいました。
自然や天候との戦い、それもゴルフです。
その戦いに本日は屈してしまい、イン42(うち18パット)、アウトは47(うち18パット)と崩れました。同伴競技者とのコンセンサスを得てバックティーから回っていたのですが、あまりの風と寒さに後半にはその負担がきてしまいます。
治りきっていない腰痛(脊柱管狭窄症)が出て、このコースの特徴であるアップダウンがよりきつく感じられました。
気温もそうでしたがゴルフの内容もとてもサブいもので、あまり克明に記す気も起きません。なので、本日の気づきとして、私も活用しているサブバッグについて書いてみようと思います。
サブバッグはセルフプレーに不可欠?
最近問題視されるプレーヤーやゴルフ場が増えていると聞いているサブバッグ、私自身は将来、最終的にはバッグに5本しかクラブを入れないで歩くゴルフ(写真)=「5LF」を目指しているため、その方にとって便利なのなら、またその方のプレースタイルであれば、サブバッグ活用もいいんじゃないかと思っている。
もともとセルフプレーの際にメリットが多いとして使用する人が増加したのがサブバッグである。セルフプレーが主流になっている昨今、第二打以降、特にグリーン周りで、数本のクラブを入れて持ち運ぶことができるサブバッグを使用するゴルファーは増えている。とりわけスタンド式のサブバッグは、カートにクラブを取りに戻る手間が省け、地面にクラブを置かなくて済むのでグリップが汚れないなどのメリットがあり、セルフプレーを支える便利アイテムとなっている。
たとえば残り約150ヤード地点にボールがある場合、アベレージゴルファーなら6番アイアンもしくは7番アイアンを持ってボール地点までいくだろう。しっかりグリーンオンすれば問題ないが、ショートしたオーバーしたりバンカーに入ってしまった場合などは、サンドウェッジはじめ寄せのウエッジが必要になるのでカートまで取りに戻らなければならない。しかしサブバッグを持っていれば、手元にあらかじめ使用するであろうクラブがあるので、そのままボールがある地点まで向かうことができるのである。
なぜ禁止の動きが生まれたか?
2017年、群馬県ゴルフ場支配人会が、県ゴルフ協会に加盟する全コースでセルフバッグの取り扱いを統一する決定を下した。以来、サブバッグを禁止する動きが進み、それが全国のゴルフ場に徐々に広がっているという。
例えば関西名門倶楽部の一つである伏尾ゴルフ倶楽部は、群馬県ゴルフ場支配人会の判断とほぼ同時に、いち早く平成30年7月の時点で、「当倶楽部において、サブバック(セルフバック)の使用は 理事会・コース委員会での審議の結果、禁止させて頂く事 に決定致しましたのでご通知申し上げます。皆様の、ご理解とご協力頂きますと共に、ご同伴のビジタ ー様へもご周知頂きます様、お願い申し上げます。」との通達をしておられ、その禁止理由としてはグリーンの保護、キャディ業務への支障、カート積込時の負担、破損事故・所有者不明事態の多発の4点であるとしている。
実際、どんな不都合が生じているのだろうか
その不都合の一つが今日、たまたま一緒にラウンドしたある方のプレーにあった(その方はスタンド式サブバッグを使用していた)。底部と付属の2本足で安定して自立させることができるバッグである。
地面に圧をかけて自立しているので、グリーン上で使用すると芝をいためてしまう危険性があるのだが、その方はグリーンエッジ上にそのバッグを立てた。厳密には2本のうちの片足がグリーンにかかっていた。その足がグリーンにめり込んでいることが、私はとても気になった。
フェアウェイやラフに比べて、グリーン面はもっとも繊細な場所なので、走ったりジャンプしたりといった強い衝撃を与えることはもともと禁止されている。グリーン上にサブバッグを乱暴に立てることも、凹凸ができてしまいラインが変わってしまうことが考えられることから、当然タブーであろう。
また本来、カートのカゴは飲み物やヘッドカバー、小物を入れたポーチなど軽いものを置く場所だが、そこにサブバッグを引っ掛けると強い衝撃が加わり、破損させるような事案も出ているようだ。
ゴルフ場の従業員に聞いてみた
「ネームプレートも付けずにキャディバッグと一緒に預けられ、大量のバッグと一緒に運搬されると、軽くてシンプルな作りのセルフバッグは破損したり、所有者が不明になったりしますよね。人手不足やスタッフの高齢化が進むゴルフ場では、セルフバッグの対応でトラブルが生じると他の業務にも影響が出ます。ですから、うちのゴルフ場では、バッグの積み込み自体をお客様にお願いしています。」
先日プレーした最大手系列のゴルフ場の従業員曰くである。
ゴルフ場の本音は、サブバッグを含め全てを個人で管理してもらうことで現場スタッフの業務を軽減したいのだ。
私の考え
セルフプレーが主流になりつつある現在では、進行を助けるアイテムは必要不可欠なものだろう。今日ご一緒したサブバッグ使用者は、非常にプレーが遅かった。これではサブバッグの、そもそもの存在理由がないに等しい。
もとよりセルフプレーは、ゴルファー側が自らマナー・エチケットをより意識しなければ成り立たない。
サブバッグは「グリーン上には絶対持ち込まない」「カートのカゴに引っ掛けない」。
この2つを守ることができれば、ゴルフ場に迷惑をかけることはないと思う。
やはりゴルファー一人一人がマナー・エチケットを遵守する気持ちが何より必要だと思う。
ちなみにこの写真は、現在の私のサブバッグである。
残り125ヤード以内になるとこのバッグを片手に、ホールアウトまで歩いているのだが、将来は冒頭の5本を入れたサブバッグを片手に18ホールを歩いて回ることを目指している。現在のサブバッグ活用目的は、そのための「練習」でもある。